外 川 正 明(とがわまさあき)
京都市生まれ。78年,京都教育大学教育学科卒業後,京都市立小学校教員に。
「竹田の子守唄」の発祥の地,京都市伏見区の改進地区を校区に含む小学校で同和教育に取り組む。
93年,京都教育大学大学院修了。96年,京都市総合教育センター研究課勤務。
05年、京都市教育委員会より連携強化の一環として京都教育大学での勤務を経て,11年より,鳥取環境大学に勤める
。現在、鳥取環境大学教授,世界人権問題研究センター嘱託研究員,京都部落問題研究資料センター運営委員,NPO人権ネットワーク・ウェーブ21副理事長,ふしみ人権の集い実行委員会事務局 など
【主な著書】
『部落史に学ぶ−新たな見方・考え方にたった学習の展開−』解放出版社2001
『教育不平等−同和教育から問う「教育改革」−』解放出版社2002
『部落史に学ぶ2−歴史と出会い未来を語る多様な学習プラン−』解放出版社2006
『元気のもとはつながる仲間―解放教育の再生をめざして―』解放出版社2009 他
共著 指定都市教育研究所連盟編『子どもがとらえた教育環境−人・空間・時間・情報から何を学んでいるか−』東洋館出版 2000
共著 指定都市教育研究所連盟編『教育改革の中の子どもたち−生活・人間関係・自己像・学校の視点から−』東洋館出版 2003
共著 『平成12年度京都市同和地区住民生活実態把握事業実施報告書』京都市文化市民局 2007
共著 『被差別部落の大学卒業者の進路と結婚』京都部落問題研究資料センター2008
【主な論文】
「被差別部落の子どもの学力形成と家庭の教育力」『部落解放研究第95・96号1994,「豊かで多様な部落史像を」第420号1997,「『教育不平等』その後」第511号2003,
「部落の現状が問いかけるもの」第532号2004いずれも『部落解放』(解放出版社),「『授業改革』その検証軸をどこに」第356号1997,「これからの学力保障を考える」第369号1998,
「部落史が私たちに問いかけるもの」第382号1999,「学力保障としての部落史学習」第399号2001,「人権総合学習で確かな学力の保障を」第415号2002,
「ひろがりとつながりは,うねりとなりえたのか−同和教育運動にとってのこの10年−」いずれも『解放教育』(明治図書),
共著「小学校における同和問題指導についての考察(1)(2)」『教育実践研究年報』第13号1997,第14号1998(京都教育大学),「部落史学習がめざすもの」『部落史をどのように教えるか』1998(京都部落史研究所),
「同和地区児童生徒の学力と家庭の教育力の向上をめざして」1997「同和教育におけるこれからの学力保障の諸問題」1998「人権教育の今後の展開に向けて」1999「部落史の新たな見方・考え方にたった学習の展開」2000『研究紀要』(京都市総合教育センター),
共著「被差別部落の大学生に見られた進学達成要因」『研究紀要』第4号1999(世界人権問題研究センター),「小・中学校での特別活動が形成したもの」『紀要』第24号(関西教育学会)2000 他