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2008年05月26日

第234回 三浦和義さんの早期解放に向けて

 人権と報道・連絡会の第234回定例会が5月12日、水道橋の東京学院で開かれ、約30人が参加した。テーマは「三浦和義さんの早期解放に向けて」。2月22日、米警察がサイパンで三浦和義さんの身柄を拘束、以来すでに3か月近くも不当拘束が続いている。例会2日前にロス郡地裁で開かれた「逮捕状無効請求」をめぐる審理で、裁判所は「現時点で三浦さんをロスに移送する必要はない」としたが、逮捕状の有効性に関しては判断を保留、次回6月16日(日本時間17日)に再度審理されることになった。
 例会では、「三浦和義氏の逮捕に怒る市民の会」呼びかけ人の山際永三・人報連事務局長が、ロス・サイパンの裁判状況などを説明。
 今回の身柄拘束で争点となりそうなアメリカの共謀罪と「一時不再理」について、山下幸夫弁護士から報告を受けた。「怒る市民の会」は5月10日に「三浦和義氏の即時釈放を求める共同声明」を発表、その後も「呼びかけ人」を募り、早期解放に向けて支援活動を続けている。

投稿者 jimporen : 2008年05月26日 23:34