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2005年02月14日

第201回 NHK番組改ざん問題検証

 人権と報道・連絡会の第201回定例会が2月14日夜、総評会館で開かれ、約50人が参加した。この日テーマは「女性国際戦犯法廷」をめぐるNHK番組改ざん問題。1月12日付『朝日新聞』が報じた番組への政治家の介入問題は、NHKや安倍晋三、中川昭一氏らの「開き直り」と、それを後押しする右派メディアによって「NHK対朝日の泥仕合」にねじ曲げられようとしている。まさに重大問題だ。
 例会では、「女性国際戦犯法廷」主催団体の一つ・VAWW-NETジャパンの西野瑠美子さんから、番組改ざんの経緯、安倍氏らの「法廷」に対する事実歪曲発言の問題点などについて詳細な報告を受けた。また、この問題をきっかけに政治権力に弱いNHKの体質を改めさせようと発足した「NHK受信料支払い停止運動の会」の醍醐聰さんおよび視聴者・OBの立場から問題の真相究明とNHKの改革を求めている「放送を語る会」の小滝一志さんが、それぞれの取り組みについて発言。人報連世話人の浅野健一さんが「言論弾圧」との闘いの課題を中心に問題提起した。

投稿者 jimporen : 2005年02月14日 00:00