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2003年05月19日

第184回 「恵庭事件」判決と報道検証

 人権と報道・連絡会の第184回定例会が5月19日夜、中央大学駿河台記念館で開かれ、約40人が参加した。テーマは、恵庭事件1審判決と報道。2000年3月、北海道恵庭市で起きた女性会社員殺害事件で札幌地裁は3月26日、Oさんに懲役16年(求刑同18年)の判決を言い渡した。警察の見込み捜査と犯人視報道の中、Oさんが一貫して無実を訴えてきたこの裁判は、検察が全く物証を示せず、弁護側が無実証拠を数多く示し、終盤には報道も無罪方向に傾いた。
 しかし、札幌地裁は弁護側主張の大半を「犯行の可能性はある」として退け、有罪判決を出した。例会には事件直後からOさんを支えてきた「支援する会」の3人から、裁判の経過、判決の問題点、メディアの対応や今後の支援活動方針などについて詳しく報告していただいた。

投稿者 jimporen : 2003年05月19日 00:00