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2003年02月17日

第181回 メディア内部の言論の自由は?

 人権と報道・連絡会の第181回定例会が2月17日夜、中央大学駿河台記念館で開かれ、約40人が参加した。テーマは「日朝交渉報道と新聞記者の言論の自由」。
 人報連世話人の山口は昨年9月以来、週刊金曜日・人権とメディア欄などで読売新聞記者であることを明記して、「日本の侵略・植民地支配の過去を抹殺し、排外主義・国家主義を煽る拉致一色報道」を批判し続けてきた。これに対して、読売新聞社は2月1日付で山口を「編集記者職」から「営業渉外職」に異動させた。背景には、メディア統制を進めている外部勢力からの圧力があった。例会では、山口がその経過を報告し、記者がメディア批判をする意味、メディアの情報公開の必要性などについて報告。参加者の間で新聞記者の言論の自由、日本のメディア状況などについて話し合った。

【参考文献】 週刊金曜日 第444号(2003年01月24日) 51ページ 『人権とメディア(193)・外部の圧力で「記者職」剥奪』(山口正紀)
【関連ページ】 浅野健一ゼミ「山口正紀・読売新聞記者に支援ネットづくり始まる」(2003年2月24日)

投稿者 jimporen : 2003年02月17日 00:00