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1996年02月19日

第111回 「死刑と報道」この5年間を検証

 人権と報道・連絡会の第111回定例会が2月19日夜、お茶の水スクエアで開かれ、約20人が参加した。例会ではまず、山際事務局長が6月の「第12回人権と報道を考えるシンポジウム」の企画案を説明。続いて、「ピース缶爆弾」冤罪事件で国家賠償裁判を闘っている井上清志さんが、昨年秋の国賠一審判決後に「週刊新潮」が行った悪質な中傷記事と抗議行動について報告した。最後に、世話人の山口が「死刑とメディア――'90~'95年」と題し、この6年間の死刑と報道をめぐる状況変化、特に93年3月の執行再開以降の死刑に関するメディアの積極的な報道姿勢と、その後のオウム報道などによる姿勢の後退を中心に、次のように報告した。

投稿者 jimporen : 1996年02月19日 00:00