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「三浦和義氏の逮捕に怒る市民の会」 結成のお知らせと協力のお願い

「三浦和義氏の逮捕に怒る市民の会」
結成のお知らせと協力のお願い

アメリカにより逮捕された三浦和義氏につき、日本政府(法務省・検察庁・警察庁を含む)は、ロサンゼルス捜査当局にいかなる協力もすべきでなく、三浦氏の即時釈放・帰国を実現するために、最大限の努力をしてほしい

 本年2月22日、三浦和義さんはサイパンの空港でアメリカにより逮捕されました。私たちは、あらゆる角度からみて、はなはだしい人権侵害であり、不当なことだと受け止めています。
 その逮捕理由とされている事件について三浦さんは、すでに日本での裁判を終えて、最高裁で無罪判決が確定しています。同じ行為について刑事責任を二度問われることがあってはなりません。「市民的及び政治的権利に関する国際規約」、「日本国憲法」からみても、一事不再理は当然のことです。
 私たちは、3月20日に「三浦和義氏の逮捕に怒る緊急集会」を開きました。緊急の呼びかけだったにもかかわらず、多くの方々に参加していただき、翌日のマスメディアでも報道されました。
 おりから、その3月20日には、ロサンゼルス郡検察当局者が来日し、日本の捜査関係者との非公式会合が開かれたと報道されています。国と国との正式外交ルートを経ることなく、両国の捜査関係者が、日本で無罪確定した二十数年前の事件につき、打ち合わせをするなどということが許されていること自体、私たち市民にとって到底理解しがたいことです。
 日本政府(法務省・検察庁・警察庁を含む)は、アメリカに協力して資料を提供するなどのことをすべきではなく、三浦さんの即時釈放と帰国を実現するために最大限の努力をすべきです。
 私たちは、以上の趣旨により「三浦和義氏の逮捕に怒る市民の会」を結成し、当面の活動として、一人一人の市民が自分の意見を添えて、日本政府当局に郵送する「葉書運動」を開始します。皆様のご協力をお願いします。

2008年3月31日

 

三浦和義氏の逮捕に怒る市民の会
事務局:山際永三、山口正紀、石見博昭、今井恭平、客野美喜子
連絡先:〒168-8691東京都杉並南郵便局私書箱23号(人報連)
電話:090-6175-3405

《印刷したハガキをご希望の方は事務局までご請求ください。無料で送ります。》

 

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最終更新:2008年3月31日 人権と報道・連絡会