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書名:  こんな僕でも生きてていいの
著者: 河村 啓三
価格(税抜): 1,900 シリーズ:  発行: 2006年4月 ISBN: 4-7554-0163-1

死刑廃止のための大道寺幸子基金第1回死刑囚表現展受賞作。
大阪・西成に生まれ、非行少年から夜の世界へ現金強奪、誘拐、殺人、遺体の湮滅
と、破滅へ向かってひた走った半生を冷静に描写した新しい死刑文学の登場。作者は
確定死刑囚。


目次
はじめに 5
1 西成で生まれ…… 8
2 不良中高生の群れの中で 23
3 夜の世界へ 39
4 サラ金業界で働く 96
5 五億円強奪という誘惑 127
6 尾行 165
7 誘拐 192
8 監禁 229
9 殺害 254
10 死体の処理 271
11 死体の移動 286
12 逃走 303
13 逮捕 324

大道寺幸子基金について 340
 第1回死刑廃止のための大道寺幸子基金受賞作品
 大道寺幸子基金とは
 選考経過について
 河村作品への講評
 受賞の言葉