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書名:  廃墟の可能性
現代文学の誕生 著者: 栗原 幸夫
価格(税抜): 2,200 シリーズ: 文学史を読みかえる1  発行: 1997年3月 ISBN: 4-7554-0063-5

文学史を読みかえる・第1巻


始まりの問題―文学史における近代と現代・栗原幸夫
それは多義的な始まりだった―福田正夫の大震災とその後史・池田浩士
村山知義の「マヴォ」前夜・林淑美
前衛芸術のネットワーク・和田博文」
新感覚派という〈現象〉・中川成美
メディア・ミックスのなかの通俗小説―新聞小説「真珠婦人」と「痴人の愛」の周辺・中西昭雄
「大正」時代の「姦通」事件を読む・江刺昭子
〈悪女〉の季節・長谷川啓
滅亡する帝都・竹松良明
消えた「虹」―佐藤春夫の関東大震災・木村一信
座談会・「読みかえる」とはどういうことか?・柏木博・栗原幸夫・加納実紀代・木村一信・川村湊・池田浩士
新しさと楽しさと、そのゆくえ・下平尾直
亜蝉坊の廃墟・大熊亘
「カリガリ博士」の受容の問題性・東条政利
『大菩薩峠』評価の諸問題・野崎六助

池内文平、下村作次郎、川村湊