不戦へのネットワーク


63号編集後記

☆北海道の越田清和さんが、2月5日に亡くなられました。「ほっかいどうピースネット」の中心的メンバーとして、2008年にはG8サミットの時には「G8サミット市民フォーラム北海道」の事務局長として名古屋でも講演をしていただきました。NGOとしても活躍され、その人柄から多くの人たちから信頼をされていた方でした
56歳というまだこれからという時に、ご本人の無念さはいかほどかと心が痛みます。昨年8月には「反派兵運動」を全国的につなげて下さった北九州の村田さんが、昨年10月には運動の大先輩(とわたしが勝手に思っていますが)の大阪の和田喜太郎さんが亡くなられました。大切な方々が相次いで亡くなられ、心から無念に思います。ご冥福を祈ります。
☆巻頭の八木さんの文章にあるように、安倍政権の暴走が始まっています。「尖閣」の問題をめぐって、人々のナショナリズムを煽り、「国家安全保障基本法」なるもので、明文改憲を待たずに集団的自衛権の行使ができるように画策しています。(自民党の法案を一読下さい)また、先の首相直訴行動であったように「在特会」が本当に酷い誹謗中傷や妨害を行っています。大阪では刑事弾圧事件も起こっています。(名古屋でも妨害活動は始まってます)経済が停滞する中、人々の将来への不安を梃子にこういった輩が跋扈する先を考えるとそら恐ろしくなります。7月の選挙は日本の将来を決定づける大事なものとなる、と思います。
何ができるか・・・・。
☆自衛隊イラク派兵差し止め裁判の高裁勝利判決から4月17日で5年になります。弁護団と元原告有志で4月20日に集会を持ちます。テーマは「改憲」です。会場は伏見の青年会館です。詳細は只今詰めています。日程をあけておいて下さい。☆2月というのに寒い日が続いています。相変わらず活動も仕事も忙しく余裕のない日々ですが、インフルエンザも流行っているとか、風邪などひかれませんように。(山本)


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