有事法制反対ピースアクション

小牧基地の隊員の皆さん!家族のみなさん!私たちはイラク派遣を心配しています

私たちは、イラク戦争に反対し、有事法制などの戦争準備に反対してきました。自衛隊の海外派遣もやめてほしいです。危険な任務を自衛隊に強いるような「国際貢献」は必要ありません。
私たちはみなさんの無事を願っています。

イラクではまだ戦闘が続いています。

 小泉首相は、C130輸送機をイラクに派遣することをブッシュ大統領に約束しました。7月上旬にはイタリアからヨルダンへ食糧などを輸送すると報道されています。「イラク新法」ができたらイラクへの物資輸送を開始することも予定されています。

 イラクでは米英軍への攻撃が頻繁に起きています。イラク全域で戦闘が行われています。特に輸送部隊がねらわれています。60人以上の米兵が死亡しています。
 絶対に安全という保証はありません。武装を強化しても安全ではありません。
 私たちは、みなさんにこんな危険な任務を強要しないでほしいと願っています。

イラク戦争はブッシュとブレアの嘘による戦争です

 ブッシュ大統領は、イラクは大量破壊兵器を隠している、世界平和への脅威だとイラク戦争を開始しました。世界中のく2や民衆の反対の声を押し切ったのです。

しかし、大量破壊兵器も生物、化学兵器もまったく発見されません。

 アメリカやイギリスでは議会やマスコミがブッシュとブレアの嘘を追求しています。
 民間人には犠牲は出さないと言うことも嘘でした。AP通信は3000人以上の民間人が犠牲になったと調査報告しています。米軍のクラスター爆弾の不発弾や劣化ウラン弾での放射能汚染など、今後何十年もイラクの人たち(特に子供たち)犠牲が拡大していきます。
 大量破壊兵器を使ったのは米英軍です。
 イラク戦争はいっぺんの正当性も、正義制もない戦争です。ブッシュ石油がほしいから戦争したのです。
 小泉首相は真っ先にアメリカを支持しました。国会では堂々と大量破壊兵器はイラクにあるといまも言い張っています。ブッシュやブレア以上の嘘つきです。
 こんな戦争の後始末を自衛隊がする必要はありません。

ブッシュ大統領のいいなりの小泉首相

 小泉首相はブッシュ大統領の言われるままです。アフガン戦争のときは、ショー・ザ・フラッグといわれ、今回はブーツ・オン・ザ・グラウンドと言われて自衛隊を派遣します。次の要求は「血を流せ」となるしかありません。
 アフガン戦争のとき小泉首相は「多少の犠牲はやむを得ない」といいました。自衛隊員が死んでもかまわないというのです。
 忠犬ポチとして、自衛隊員の生命などブッシュ大統領へのご機嫌取りの道具でしかないのです。

イラク派遣は拒否できます。率直な声を聞かせて下さい

 私たちは、みなさんがイラクの人々に銃口を向けることのないように願っています。みなさんの中から尊い犠牲が出ないことも願っています。
 人は殺しても、殺されてもいけないのです。
 自衛隊員だからと言って、戦争しなければならないということはありません。自衛隊法でも防衛出動以外は強制的な命令はできません。
 憲法9条に基づく、平和外交こそが皆さんとご家族の安全を守ることになります。
 ぜひ率直な御意見をお聞かせください。

(有事法制反対ピースアクション)


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