これは古いお知らせです。


お知らせ

主体的コミュニケーション・プロジェクト
Subjective-Communication Project 8
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主体的コミュニケーションプロジェクト第8回(2002年度最終回)のお知らせ
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■■■インターネット時代の人権問題を考えるために■■■

 “IT時代”と呼ばれるいま、インターネットを利用した市民活動が増えてきて います。一方で、インターネットを媒介した人権問題も増えてきています。 例えば、掲示板で差別落書きが行われたり、匿名電子メールでの嫌がらせなどが あります。

インターネットは仮想空間とも呼ばれています。しかし仮想空間といっても、 現実の社会にある問題を内包します。今回のスコップでは、インターネットを日 常生活の中に位置づけて、わたしにとってのインターネットとはなにか、そこで 起きている人権問題とはなにか、ということを考え直します。

 ……初めての方も大歓迎です。皆さんのご参加をお待ちしています。

  • ♪日時:2002年12月14日(土)13時00分〜17時30分
    • ※開場は12時30分です。13時00分ちょうどにプログラムを開始します。間に合うよう、お越しください。
  • ♪参加費:1000円(学生500円) (資料+貸し室料です)
  • ♪場所:箕面市西南図書館大会議室 (箕面市半町4-6-39)
    • 阪急宝塚線石橋駅から阪急バス「JR阪急茨木駅行き」半町下車徒歩1分
    • 阪急箕面線桜井駅から徒歩7分

    主催
    大阪大学部落解放研究会
    ストップ・セクハラ・阪大ネットワーク
[こんな方を対象としています]
☆HPや電子掲示板、Eメールなど、IT時代のツールによる  新しい人権侵害の問題について問題意識をお持ちの方へ
☆人権問題を共に考え、チームで解決する方法を探りたい方へ
☆信頼関係を土台に民主的な場で学ぶ楽しさを体験したい方へ
☆グループ・ファシリテーターとしてのスキルを身につけたい方へ

◆主体的コミュニケーション・プロジェクトって、何?

『主体的コミュニケーション・プロジェクト (Subjective―Communication Project)』は、自分自身のエンパワメント だけでなく、他者へ、組織へ、ひいては社会への投げかけを可能にする 力を自他のかかわりの中に発見する「主体的なコミュニケ−ション能力」 を 高めるトレー ニングの場です。傾聴訓練・グループ実習など、体験学 習の手法を用いて1年間のプログラムを提供しています。実際に体験学習 の研修プログラム作りの実際を知りたい・学びたいという方には、 スタッフ・ミーティング参加の機会が開かれていますので、ぜひご参加 ください。

◆体験学習って何だろうか? (……というあなたのために)

 勉強でも何でも、言われただけ・教えられただけではできま せんよね。実際にやってみて初めて納得できるという経験は皆が 持っているものです。体験学習では、ある設定された条件下での 体験(ワークショップ)を通じた参加者自身の気づきを学びの核心 に位置付けて、人との関係性を豊かなものにしていくための方法 (スキル)を体得していくことを目指します。その成果は対人関係 から組織開発にまで応用できます。アメリカで提唱されて世界に広 まり、日本では教育の現場で近年着目されています。

<終了したプログラムと今後の予定>

第1回 「人と主体的に関わる」
・出会いの試みとアイス・ブレーキング
第2回 「カウンセリング的対話の初歩」
・聴く、話す、観察する
第3回 「呼吸・知覚・からだのメッセージ」
・〜アタマをやすめ、からだをゆるめる〜
第4回 「差別するとき人は何を考えるのか」
・―自分と語り、社会を見つめる―
第5回 「問題解決のスキルを学ぼう」
・人を生かす組織づくりのために
第6回 人を生かす組織作りのために(2)
・「コンセンサスをどう創る?」        
第7回 ≪体験学習≫人権啓発ワークショップはつくれるか?
第8回 「インターネット時代の人権問題を考えるために」

初めてでも遠慮なくご参加ください


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