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●東京新聞(朝刊)毎週日曜日、「こちら特報部」の「本音のコラム」に連載開始。 イラク攻撃に同調しないフランスに対してアメリカ国民の中に"フランス嫌い"が急増しているという。「フレンチ・フライ」や「フレンチ・トースト」などの呼び名をメニューから消し去るくらいなら笑って済ませるけれど「フレンチ・キッス」禁止令に至ってはもはやジョークとは言い難い。フランスから寄贈された「自由の女神像を取り壊せ!」という声がお膝元のニューヨークであがっていることに意を強くしたホワイトハウスは女神像改修工事に踏み切るとか。デザインは広く世界中から募るのだがすでに送られてきた作品の中で最も有力候補は笑顔のブッシュ大統領が右手でミサイルを掲げ左手に"WANTED"の文字の入ったフセイン大統領の捜索ポスターを持っているもの。意匠の柄は迷彩パターンだ。「ブッシュ女神像」が果たしてニューヨークの観光の目玉になるかどうかは未知数だが多額の改修費の大部分を日本が受け持つことだけは確かだ。我々の血税をこんなところに使うのはもってのほかだが、なんとすでに「ブッシュ女神像と松井選手のヤンキースの試合を見るツアー」が旅行代理店によって企画され、参加申し込みが殺到している。イラク攻撃をアメリカに踏み止まらせるためには、どうやらブッシュ大統領にノーベル平和賞を与えるしかなさそうだ。東京新聞3月2日(日) |
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2003.3.13