秘書の小部屋 2004.9

2004年9月30日(木)台風一過のピカ晴れ

裁判が一段落して、編集長も少しは落ち着くかと思ったら、とある最新情報をアラブ筋(?)から入手したとかで、電話を握りしめてあちこち新聞社などに連絡しております。こういう時の編集長って、ホント生き生きして嬉しそうです。

こういう人って、平穏無事な生活なんぞ生涯無縁なのでしょうな。有無を言わさず徴兵される時期に生まれていたなら、さぞや第一線で活躍したことでありましょうぞ。だから、元サなのに現ウと間違えられるんだ・・・

平々凡々が大好きな秘書は、あいかわらず鳩との攻防戦に明け暮れています。聞けば本日、かのNHK「ご近所の底力」で鳩退治に成功した話をやるようです。この番組はちらっと見たことがありますが、秘書みたいなはぐれ者には、ありがたいような迷惑なようなご町内仲良し番組です。毒はなさそうなので、今夜はテレビの前に鎮座して拝見させて頂きます。

実は秘書はNHKの番組が割りと好きな方です。何故って「ご近所の底力」は取り敢えず置いておくとして、NHKスペシャルとかプロジェクトXとか何とかスペシャルとか、実に上品にお語り頂きまして、おかげで高尚そうな知識を授かった気分になれまして、しばらくの間は人間が上等になった積もりでいられまして、つい身の程を忘れまして、民放なんて下品なものを見ては人間が堕落しますことよ、とほざいたりしております。(二日ほどゆるゆると経過いたしますと、やっぱ、民放は悪趣味でいいわい、と平常に戻ります。)

明日から10月です。同居人が遊び過ぎて、月初のカードの引き落としが数十万円来ることが判明いたしまして、秘書は少々パニクっております。何にそんなに金を使った!と怒鳴りつつ明細を見てみれば、う、これは一緒に飲みに行った時のだ、これは洋服を買ってもらった時のだ、あのチケット代だ・・・ という訳で秘書のなけなしの貯金から貸します。貸すとはいうけれど、永久貸与になるのかも。近頃、秘書は物心両面から崩壊しつつあるような気がします。

そんな秘書の横で、電話握りしめた編集長が、某外務省に電話して、まともに話を聞こうとしないやつらだ!、頼りにならないのばっかりだ!、と切れておりました。

時に新内閣発足。秘書はぜんぜん興味が持てませんが、週刊誌によると

“小泉内閣の命取りは「変態補佐官」と「BSE幹事長」”

だそうです。いよいよ日本沈没ですか。

2004年9月29日(水)曇り。九州地方は台風

我が社の編集長はしょうもないアホたれですが、つける薬がありませんもので、秘書の精神衛生上、放っておくことにします。

今日は早朝から裁判に出かけていきました。ついこの間は地元議会に陳情を提出してきました。このお方には自説を声高々と主張する習性があります。実にすっからかんと明瞭な論理で脇目も振らずに突っ走ります。秘書思うに、物言わずじっと腹に溜め込む人種のじとじとした精神風土にこのオジさんが触れることは永遠にありませんな。街頭演説が復活するのはいつの日になるでしょう。

もしも街角でハンドマイクを握りしめた編集長に出くわしたなら、秘書はこそこそと逃げ隠れします。凡人秘書は、レイプだの婦女暴行だの強姦だの往来のど真ん中で叫ばれて、ついでに「そこを行くのは我が社の秘書ではないか」などと呼ばわれたのでは人生が再起不能になります。

さて、秘書が内職の納品に行くのにいつも通る裏通りに、キウイの大木が絡みついた二階建てのお家があります。夏が過ぎてふっと気がつくと、あらら実がびっしりとついています。緑茶色の俵おにぎり型に剛毛が生えてぶらぶら下がった様は、見上げればまるでタヌキのキ・・・

ととと口が滑るところでした。とにかく、いつ見ても収穫する様子なく、風に吹かれてぶらぶらしています。

秘書はアレが欲しいです。勘違いしないで下さいまし。タヌキじゃなくてキウイが欲しいんです。子供の頃、田舎の秘書んちの庭には、柿、イチジク、桃、グミなどが生えていまして、おやつには事欠きませんでした。殺虫剤なんぞ使わない時代でしたから、枝からもいで即お口へ。幸せだったなあ。

そんな原体験がありますもので、大きくなったら大きい家を買って実の成る木を一杯庭に植えたかったのに、気がつけば夢は破れて庭のない賃貸住宅暮らし。住宅街を歩いていると、柿やイチジクやミカンや枇杷などを熟れて落ちるにまかせているお宅のなんと多いこと。もったいないよお。

しかし、他人を極端に警戒せざるを得ない昨今の世情では、ドアをどんどんと叩いて庭のアレを呉れとはとても言い出せません。ああ、お腹に入れてしまえば納まるものを、ゴミとして金を払って処理するこの矛盾(10月からゴミが有料になるのです。今日あたりは駆け込みでゴミが山のように出されています。秘書も一杯出しました)。

ゴミを考え直せ、と言わんばかりに、昨日地元のゴミ処理場が爆発しました。テレビをつけていたら、地元のクリーンセンターのひしゃげた設備が出て来たのにはびっくりしました。編集長の天敵の地元市長さん、ゴミ問題を論ずるのに丁度よい材料ができましたね。

2004年9月28日(火)薄曇り、暑いんだか寒いんだか

暇になると、ろくでもないことばっかり考えるのは人間の性(さが)です。秘書の個人的資質ではありません。

いい加減ベランダ鳩に出ていってもらいたい秘書は、夜が明けて鳩様が御一家揃って餌探しにいった隙に、プランタや鉢や床一面に鼠よけミントスプレーをたっぷり撒きました。人間でも閉口する匂いです。ざまみろ。

夕方帰宅して見れば、してやったり、1羽もいません。むふふ。

と、いかないのが世の常。頭上で、バサバサバサ。えっ?と見上げれば、給湯器の上の天井との隙間の狭い空間に鳩がひしめき合っています。おのれっ。ほうきを振り回して追い払い、入れないようにスチール棚を分解した残骸の棚板をおいてガード。ふっふっふ。これであきらめるだろ。

と、そこで話は終わらない、と。

夜中、何やら妙な声がする、とベランダに出てみれば、ぎやああ、物干竿の上に一家が勢揃いしています。真夜中のこと故、ほうきを振り回しても鳥目には恐くも何ともないようで、びくともしませぬ。

翌朝したこと。粉石鹸の匂いが嫌いらしいので、袋に入れて竿に吊るしました。その日の真夜中、気づくと、粉石鹸をよけて広範囲にとまっています。しかもなんでだか、数が増えている。次の朝、目覚めてみればベランダはフンチの絨毯爆撃を受けておりました。むかっ。

夕方、早めにお家に帰った秘書が目にしたのは、向いの電線に群がる鳩、鳩、鳩。あれが全部、秘書んちを目指してやってくるう~、といささかパニック気味になりまして、飛んでくる鳩を片っ端から追い返していたのですが、ちょっと引っ込むとすぐ飛んでくる。

翌日、秘書が考え抜いてしたこと。物干竿を全部撤去しました。洗濯物なら、室内に干せばいいんだい。じっと様子を見ていた鳩どもは、パタパタと余所へ飛んでいきました。案外、物わかりのいい連中です。

と、安心しきっていたら、夜中にピイピイと聞き覚えのある声がするではありませぬか。ベランダ生まれの2羽がこっそり戻ってプランタの隙間に入り込んでいました。なんちゅう奴らでしょ。どれ、と頭を押さえると、さあ、困った。鳥目になってるせいか、リアクションが、なついている猫とおんなじだよ。そりゃ、ヒナ時代にさんざんいじくりまわしたけれど、お願いだから野生にもどっておくれ。

おりしも昨夕はテレビニュースで、住宅街のど真ん中、迷惑な鳩屋敷、というのをやっておりました。秘書は、有名になることに憧れはありません。無名の凡人で一生を静かに終えたいんです。テレビ局に取材されとうありません。

同居人と話し合った結果、今度の週末まで出て行かないでいるのなら、夜中に捕獲して捨てに行こうということにしました。場所は近くの某公園。鳩が一杯いるところです。混ぜてもらってたくましく生きろよ・・・ 身勝手な人間の鳩物語はこうして終わります。今、秘書は心の底から誠心誠意誓います。

“二度と鳩のヒナをおもちゃにして遊びません”

2004年9月27日(月)雨、10月並みに寒い

本日も脳味噌が雪花菜(おから)になっております故・・・

2004年9月19日(日)~26日(日)晴れたり曇ったり降ったり暑かったりいろいろと・・

人生、日が暮れて、疑似冬眠状態でした・・・ 

2004年9月18日(土)晴れたかな

昨日お家に帰ってベランダを見て、思わずぶっと吹き出しました。出て行った筈の子鳩も含めて2羽が並んでくつろいでおりました。とことん秘書を嘗めておりますな。

今朝は今朝で、バタバタだのポポッポーだの一家総出で騒いでおりました。こらっと怒鳴るとお父さんとお母さんと上の子は飛んで逃げていき、下の子はあたふたしておりました。

溜め息つきつつ室内に引っ込んでおりましたら、ペコンパコンと派手な音がしました。なんじゃい、と出てみれば、お父さん鳩がチリ鳥になってます。違う、塵取りの平らな面に乗っかって検分している様子。どうやら次の子育てをするのに、プランターをふさがれてしまったもので、塵取りの上でやろう、という積もりらしいです。

冗談じゃありません。仏の顔は三度でも、秘書の面は二回までです。塵取りは裏返して高い所に乗せちゃいました。こうなれば、みそっかす鳩を力づくで追い出して、出入りしている柵の下をふさぎます。待てえ、じゃない、出て行けえ、とほうきを持って追い回しましたところ、ぱたぱたと飛びます。おお、やればできるじゃないか。しかし、すぐまた縁のところに戻ってきました。

(中略)

ふと気づくと向いの電線の上に鳩が4羽おりました。あの模様は、おお、ウチの鳩だ・・・(この台詞、御近所に聞かれなかったでしょうね)。さらに気づくと、すぐそばにもう1羽。おお、あの模様は、自立に時間のかかった第1子鳩・・・ あの電線からでは秘書んちの様子が丸見えです。ちょこっと油断すると、また卵を産みにやってきそうです。

今日、秘書は内職に励んでおります。WordとAcrobatが固まりまくっております。3連休とは無縁になりそうです。こんな人生もうイヤだ・・・ 

2004年9月17日(金)晴れ?

我が家のベランダから鳩が出て行きました。朝の5時から、ばたばたうるさいと思って見たら、手すりにすっくと立つ凛々しい若鳩の姿。

前回と同じく、はよ行け、と簾を揺らして催促すると、ぱたぱたぱた、と団扇で滑空する鳥人コンテスト失格者のような音を残して飛び立っていきました。もう1羽はクーラーの室外機の上で順番待ちをしております。よかった。これで平穏な生活に戻れる。

安堵しつつ朝御飯の支度をして、洗濯をして、さあこれから気兼ねなくベランダに干せる。らんらんらん、とカゴを抱えて出てみれば、おや、順番待ちをしていた筈のもう1羽が室外機とは反対の端に残っておりまする。

お前は出て行かんのかい、と話しかけてしまう秘書。

うん、そうだよ、と言いたげな鳩。だって、まだ飛べないもん、とまんまるな目で秘書を見上げます。

よくよく見れば、こいつはまだ頭に産毛がチラホラしています。体も少し小さい。同じ親から同じ時に生まれても同じにはなれないのですね。何がいけなかったのでしょう。媚びの売り方とか胡麻の摺り方とかとかで餌に差がついたのでしょうか。

早く出て行ってほしい秘書は、鳩をむんずと掴んで頭のてっぺんの産毛を毟ります。きゃあ、いやあ、なにすんの、とばかりに鳩はピイピイ鳴きますわな。泣くのかな。鳴き声のうるささに思わず手を放してしまいます。

子供がぴいぴい泣いていると、「子供を泣かすんじゃないっ」と怒鳴るおっさんがいます。子供を思って親を叱っているように見えて、単にうるさいから怒っているだけのおっさんです。

親にしてみれば、泣かしたくて泣かしているのではありません。泣いてほしくないのに、泣くんだよ、このがきゃあ、黙らせる方法があったら教えてもらいたいもんだよ、が本心。だから、「ほら、オジさんに怒られるから」という宥め方をするのです。それを、今時の親はなってない子供もしつけられんのか、と偉そうに一席ぶつものではありません。

子供は可愛いもの、と思うのは大きな間違いです。たいていの場合が、手間がかかってうるさくて、それでも人類が繁栄しているのは、自分の子ならなんとかその厄介さに耐えられ、たまに錯覚を起こして天使のように見えることもあるからです。他人の子供なんて、正直言って、悪魔や怪物に見えませぬか。経験がないというあなたは、1)無類のお人好し2)鈍感3)聖人君子4)神仏の類い。おそらく1か2でしょう。

博愛精神溢れる方以外は他人の子供を預かっちゃ行けません。善人面に善人なし。当事者になってしまったら、手を尽くして一番害のなさそうな預け先を探すべきです。まして帰らざる河に叩き込んじゃいけません。

子育てはハイリスクにしてリトルリターンです。

2004年9月16日(木)

頭痛いです。パソコンが固まりまくって、内職が片付きません。OFFICE XPに重大な欠陥があるから、修正プログラムをインストールせよ、と通知がきまして、仰せの通りにしたのですが、まさかそのせいじゃないでしょうね。

Wordに貼り込んだエクセルグラフの一部が印刷で出て来ませぬ。PDFに変換して、どうじゃっ!、という手を使ったことがありますので、今回もやってみましたら、10ページしかないデータの1ページを印刷したきり、凝固してしまいます。ったく、どうすればいいんじゃいっ、と秘書は身悶えしております。今夜は長くなりそう・・・

2004年9月15日(水)晴れ、涼しい

秋風が身に沁みる。魚を焼く煙が目に沁みる。

「真相の深層」3号でオウムサリン事件を取り上げたもので、社内は異臭に敏感になっております。そこへ、樹脂が焼けて有毒ガスが出たような煙が、どこからともなく侵入して来たものですから、「すわっ、陰謀だ、窓を開けろ、いや閉めろ、換気扇を回せ、室外へ退去せよ」と、大騒ぎになりました。

毒ガスも心配ですが、火事が起きてるのだとしたら、それも恐い。原因を探してあたふたした結果、階下の事務所で、お昼ご飯のおかずに魚を焼いたことが判明して、一安心。

凄まじい匂いでした。くさや、だろうって? 違う違う。くさやは「ンコ」の匂いです。これは「酸化した油の燃える匂い」。そんなものをおかずにご飯を食べて大丈夫なのかと、ひと事ながら心配になります。

今、とっても忙しいです。秘書の内職の例のあの原稿が遅れに遅れていた「報告集」。見切り発車だっ、と担当者が絶叫して出発進行してしまった筈なのに、トリの原稿が今頃入りました。しかも、監修の先生が今出張中で目を通してなくて、だけど通さないとまずくって、でも先生帰ってくるまで待ってたら間に合わないから先に組版やってしまって、赤字を入れて貰って直せばいい、って算段です。もろ、しわ寄せ食いそう。

データがあるから、いいだろう、たって、データがデカすぎて、分割して組版してるけれど、Wordが今日1日だけで何回強制終了しただろう。何回レポートをマイクロソフトに送っただろう。修復したファイルが山のように出来てしまって、うわあ、どれが一番いいんだろう。うわあ、迷路だよ。秘書はWord地獄に落ちただよ。明日納品するんだけど、まだ校正にも入れないよお。

こういう時に編集長が、「真相の深層」3号のゲラが3部欲しい、とか言い出すんだよお。

2004年9月14日(火)晴れ

珍しくマメになって、扇風機を分解して掃除してしまい込めば、早速昨夜は久々の熱帯夜。暑苦しくって、玄関からベランダまで開け放った一直線上でお腹丸出しで寝てしまいました。どうせ秘書の人生こんなモノ、じゃないぞ。今から一山当てるんだい一花咲かせるんだい一泡吹くんだい・・・(蟹じゃないぞ泡を吹いてどうする)

朝の5時からベランダでチビ鳩がピイピイ鳴きます。ほんとにもう、うるさいったらありゃしない。放り出してやろうと、後ろからむんずと捕まえると、これがまた、どうせ何も出来ないだろうと高をくくった澄ました顔して動じませぬ。

ムカッとして、ベランダの柵越しに投げようと腕を回して気がつきます。鳩頭のてっぺんに産毛がそよそよしております。まともに飛べないハンチク鳩を放り出すのはいくら秘書でも気分が悪い。

下に降ろせば、こいつら何食わぬ顔して足下をちょろちょろ。鳩よ、人間を嘗めるでない。世の中、秘書のようなお人好しばかりでないぞよ。天寿を全うしたかったら、人間に掴まれた時点で反撃しなさい。

近頃変なメールが舞い込みます。格安ソフトのご案内というのは、明らかな違法ソフト販売。OFFICE XPが1万円だって。だけどユーザー登録できないんだって。OFFICE XPはユーザー登録しないと50回起動で使えなくなるんだけどね。こんなもの1万円でも高すぎるよ。引っかかる人いるのかしらん。

こんなのもあり。

「ケーブルテレビに加入しなくても無料で全チャンネル見れる」

「無料チャンネルはもちろんWOWOW・スターチャンネル・グリーンチャンネル・アダルト等の有料チャンネルもケーブルテレビ会社と契約せずに無料で視聴できる魔法のようなチューナーをご存知ですか?
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だってさ。
「全チャンネル見れる」って「ら」抜きだよお。日本語がなってないよ。
「魔法のようなチューナーをご存知ですか?」とおっしゃいますけれどね、形容詞が間違ってるざんす。「魔法」じゃなくて「違法」そのものです。

そいでもってさ、売ってるのは
「メール専門広告代理店 ジャパネットたかだか」だってさ。

「ジャパネットたかた」の社長さん、あの甲高い声で一喝すべきです。

2004年9月13日(月)晴れ

休刊日はニュースが多い。例えば、町内会のお祭りで、団子がそっくり消え失せました。世話役のオバちゃんが若い衆(わかいし、と読みます)を捕まえて、「ちょっとちょっと、ミステリー、お団子が一個もないのよ」と嬉々として喋っております。さて、犯人は?と聞き耳を立てる秘書。開け放った秘書んちのベランダには階下の話し声が筒抜けです。これは一大事・・・ 違う、と。団子なんぞどうでもよろし。

北朝鮮で大爆発があった模様です。昨日くたびれて早々と寝て今朝は寝過ごしてあたふたした秘書はテレビを見ておりません。そこへ休刊なもので、一大事があったらしいと、極めてあやふやな状況把握をしております。こういう薄ぼんやりが、緊急時には真っ先に最悪事態に巻き込まれると思いつつ、鷹を括って、違う、高を括って耳掃除しつつ匙を舐めております。?違うな? 匙を投げるんだっけ? 槍だったっけ? ミサイルでもいいかしらん?

今朝は編集長、懲りもせず「小泉裁判3連発」その1「イラク派兵違憲確認・損害賠償請求事件 第2回口頭弁論、9/13(月)午前10時、東京地裁712号法廷」に行っております。午後3時を過ぎた時点で「出た切り」になっております。きっと「交流」に精を出しているのでしょう。とことん元気なオヤジです。

お会いになった皆様へお願いします。「お若いですね」などと、おだてないでください。すぐその気になって、調子に乗ってまた何かやらかします故。

今月はあと2回も裁判が残っております。秘書は生涯に1度だって裁判なんかしたくありません。普通の人間て、そんなものです。ということは、編集長は「普通じゃない」んだ。今頃気づく秘書が馬鹿だ・・・

2004年9月12日(日)晴れ

お家がとっても汚いことに気づきました。起きて朝御飯も食べないで、掃除に励む秘書。いつの間にやらモノをごっそり溜め込んでいました。秘書は収集癖はない積もりでしたけれど、考えれば全ての動物が何かを溜め込む性質があるのかも。犬は家族の履物をせっせと小屋に運んでいきますし、カラスは光り物が好きらしいですし、リスはドングリを洞に隠しますし、ホステスさんは毛皮のコート一杯持ってますし誰それさんは指10本しかないのに指輪はごっちゃりこ・・・

2004年9月11日(土)晴れ

朝から笛太鼓が響き渡って賑やかな本日は、911の3周年記念祝賀大祭です・・・な、訳ありません。もっとも世界のどこかでは、密室に閉じこもって蝋燭つけてシャンパン抜いてやるのかも。おつまみはプレッツェル。喉に詰まらせないように気をつけ下さいまし。

さて、ローカルなところで、本日は秋祭りでございます。あちこちに地元町内会のテントを張った休憩所ができまして、それぞれの神輿が鎮座してござって、詰めてる父さんジイさん朝からおおっぴらに酒くらってます。秋祭りは大人のためにあるざんす。子供はダシです。駄菓子の詰め合わせで釣って神輿担がせて、後は御苦労さんの大宴会、一挙に時代が100年がとこ遡る気がします。

と言っても秘書なんぞは見ているだけ。だって、余所者ですもの。あれは地元の人のお祭り。いじけてないで参加すればいい、とおっしゃいますけどね、生まれる前の事まで筒抜けのご町内の皆様の輪に入るのはラクダがリンボーダンスするようなもんです。ご近所の井戸端会議にちょこっと顔を突っ込むたびに嫌という程感じます。

中途でひっこしてきた身には御近所は知らない人ばかり謎だらけです。だけど、向こうは我が家の家族構成どころか収入まで知っている。興信所と結託しているのかしらん。

秘書んちのベランダ鳩の存在も知れ渡っておりまして、きっと「とんでもない住民リスト」に秘書の名前が朱書きされているのでしょう。もう大きくなったのですから早く出ていってほしいものですのに、居座っております。

こいつらは目が合ったくらいじゃ逃げやしません。ほうきを振り回すとちょろちょろしますが、あくまでも「避けている」だけ。捕まえようとすると、胸をぷーっと膨らませます。猫とおんなじで、体を大きく見せようとしているのですが、鳩の分際でいくら膨らんだって、恐くありません。膨らむと恐いのは消費者金融だけ。

むんずと捕まえましてお家の中へ連れ込み、頭をぽこっとやってお湯に漬けて羽根を毟って・・・違う、と。

胸に抱えて記念撮影です。デジカメにむかってニッと笑います。鳩ポッポは目玉をまん丸くしていました。こいつら世に出て秘書以外の人間に出会った時、どんな反応をするのでしょう。

ささやかな自然破壊をいたしている気がします。

2004年9月10日(金)晴れ

夏の続きのような中途半端な暑さが鬱陶しくって、衣替えはまだです。

洒落者は冬の終わりは伊達の薄着、夏の終わりは伊達の厚着ですが、酒漬秘書は近頃実用一筋街道を突っ走っておりまして、寒ければ着込む、暑ければ脱ぐという自然法則にもかなった生活をしておりまして、エアコンつけて枯れ葉色のセーター着込むような趣味はございません。昨日も風呂上がりにすっぽんぽんでビールなんぞを頂いておりました。

あーっ、幸せっ!! 

とか言っている場合ではございません。目の前の小さな幸せに目が眩むものだから、秘書は大きな幸せを逃すのです。

ビールの代わりに、ねじり鉢巻でお勉強して資格を取っていい会社に就職して残業に精出して出世して役員になって重役出勤して実務は人に任せて、そうすれば適当なこと言って早くお家に帰ってお風呂に入って誰にも気兼ねせずにビールが飲める・・・よく聞く話だな。

さて、同居人が近頃働き過ぎで、すり切れて来ました。半病人みたいな顔色しているので、これを試してみい、と健康イボイボサンダルを履かせてみました。そんなダサいもの絶対イヤだと口走っておった同居人ですが、珍しく素直に履きまして、すっくと立ち上がりまして、おおコヤツはスタスタと歩きよる、と思った途端、2週間振りの便通のような呻きをあげました。

痛くって歩けないよっ

とエラい剣幕で怒っていますが、秘書に当たるのは見当違いってもんです。あんたの足の裏が悪い。足の裏が悪いってことは体のどっかが悪いってことだ。あんたの体だからあんたが悪いんだ。と言いつつ、はてな?はてな?はてな?

8時間労働制は、どういう理由で生まれたんでしたっけ? 金がモノを言う時、働く者がモノを言えなくなるのが、新しい社会のあり方でしたっけ。学校ではちいとも習ってきませんでした。学校での職業教育おおいに結構です。仕事をするということは会社に滅私奉公することではない、と、よおく叩き込んでくださいまし。

秘書と同居人と、二人揃ってプータローになる日は近い。

ところで、明日は911の3周年です。あの衝撃、未だ衰えず。3年間を振り返ると、人類は際限なく転げ落ちているようです。歴史が判断する、とかおっしゃる方もいらっしゃいますが、現代の人が「魔女狩り」が荒れ狂った中世「暗黒」時代を見て抱くのと同じ感慨を、後世の人間はこの21世紀初頭に抱くのでしょう。

そんな恐ろしい時代に怯えて身を竦ませて楽しいことなんかこれっぽっちもなかったような悲しみを覚えるでしょう。

ところが、どっこい、我が身に災難が振りかかるまでは、何があっても対岸の火事です、人間てものは(秘書がそうだ)。始末が悪いったらありゃしない。

2004年9月9日(木)晴れてるらし(密室に閉じこもりっぱなし故不明・・・)

人生を大いにしくじってしまった気がしますが、今更反省してもねえ・・・ 後悔先に立たずとはこの事です。あれもやれば良かったこれもやれば良かったと思いつつ余計な事も一杯やったなとか・・・ なにをメソメソしとるんでしょ。さっ、気を取り直して金持ジイさんを引っ掛けなくては。

この前、「成金ジイさんを引っ掛ける」と口走りましたが、訂正。成を取って持を加えます。成金は嫌です。

テレビを見てましたら、金持ちセレブマダムの豪邸拝見というのをやっておりました。セレブとかマダムとか最近多いです。ピンからキリまであるらしくて、この間見たのは、金が唸っているクチでした。人様の趣味はどうでもいいと思いつつ、カメラが邸宅内に入って、秘書思わず、うわっ。見事に金だらけのキンキラキン。わたくし金が好きです、ってお上品なコメントが入りましたが、秘書も金は好きですが、限度というものがございますでしょうが。

嫌です、こんなお家に住むの。

昔、虫歯の治療には、金を被せるのがカッコ良かったらしいですが、秘書は前歯金歯が光る方々にお会いすると、獅子舞のお獅子を連想して(保険がきく安い詰め物にしとくぞ)と誓ったものでした。

貧乏人には、金はないけれどプライドってものがあります。状況によっては始末が悪いしろものです。

金持ジイさんを引っ掛けたとして、うまく料理できるでしょうか。良心などというもっと始末の悪いものがチラホラする気もして、だから多分きっと間違いなく一生秘書は貧乏なんでしょう。

 黄昏れて 貧乏楽し 秋風や      真家ノ押見

ところで秘書んちのベランダ鳩がだいぶ大きくなりました。そろそろ、若鳩葡萄添えプロヴァンス風なんかに変身させても良いかと・・・

2004年9月8日(水)台風一過ピカ晴れ

内職と「真相の深層」組版の2本立ては辛いです。内職の方も原稿が遅れに遅れて担当者が焦りまくっているのがヒシヒシ伝わってきますし、「真相の深層」だって、今回は早めに発行するとか言われちゃって、だけど3日の段階で秘書の手元に何にもないのに、6日印刷所に入れるからね、と言われたって・・・ 

4日にようやくテキストだけ届きました。電子データのファイルだけってのは、内容を把握している人には秩序だった情報なんでしょうけれど、初めてお目もじする人間にとっては全体像の見えない手探り闇のジャングル。頭を抱えている暇はありませんので、煮えたぎる頭に落とし蓋をして取り敢えずベタでプリントアウトします。これでかなりマシになりましたが、(相変わらず)訳がわかんねえよ~

憎まれ愚痴社の周辺で妙な音がするようでしたら、それは秘書のうめき声だと思って下さい。まったくもうブチブチブチ・・・

で、今日現在、まだ先は長い。3号で潰れるのがカストリ雑誌なら、2号で潰れるのは“棚落ちぼた餅雑誌”?それとも“蛙の面子雑誌”?それとも“巷の中小企業雑誌” ああ~っ秘書の目も潰れる~

ついでですが、内職の方の原稿を遅らせているのは大学や大学院の研究室の偉い先生方です。担当者は胃に穴が開きそうになってます。あんまり遅らせると、どんなに優秀な研究をしていても、この次から助成金が貰えなくなりますぞ。(作っているのは助成研究調査報告集です)。この世の中は結構な部分が個人レベルの感情で動かされているのですぞ。未だに情実人事みたいなものが幅を効かせておりますのだぞ。機会均等なんて大嘘でございますぞよ(と秘書またしても無関係に沸騰)。

秘書が些細な個人レベルで煮えたぎっている最中に、北オセチア共和国で学校占拠事件の悲劇がありました。テロだ自爆だ陰謀だ無謀だと様々な声が聞こえてきます。どれが本当のところかは、遠くの島国からテレビ画面を通じて眺めて日本人でよかったと安堵している平和ぼけの身にはわかりません。

ただひとつ分かるのは、理由がなんであれ、多数の子供が犠牲になったことです。どの時代どの社会でも子供は人類共通の希望であり未来です。希望と未来を根こそぎされた人間には絶望が残され、それはまた形を変えた憎悪にもつながりかねません。解決の方法を人類は持っているのでしょうか。

考え始めると、秘書の脳味噌では限界を超えて演算が間に合いません。頭のいい人、モノの分かっている人、代わりに考えて、どうしたらいいか教えてちょうだい、と人様に判断を委ね続けた結果もまた碌なものではありません。

2004年9月7日(火)台風18号通過中につき風雨強し

マジ、忙しいっす。

2004年9月6日(月)晴れ

忙しいです。頭に火がつきやすくなっています。それもこれも・・・

2004年9月5日(日)雨?

昨日ブチギレた余波でふて寝をしているざんす。

2004年9月4日(土)雨?

忙しい上にブチギレてるざんす・・・

2004年9月3日(金)晴れ、風は秋、心地良いです

浅間山が噴火しました。

9月1日の午前中、パソコン相手にぶちくさ言っていた時に瞬間ぐらっと来て、すわ大惨事とばかりに慌てまくりましたが、世間一般では気づきもされない微震のようだったらしく、誰も話題にしてくれませんでした。

その夜、ちんたらテレビを眺めていたら、浅間山噴火のテロップが流れまして、秘書は思わず、いよいよ来たかっ、と齧りかけのアイスを落としました。幸い週刊誌の上でしたので良かった良かっ・・・くない。同居人の部屋から黙って持ち出した週刊誌だった。

それはさておき、浅間山と言えば軽井沢ですね。大変です。秘書もお金を貯めたら、軽井沢に隠居しようと思っていたのに、老後計画台無しの危機です。静かに余生を過ごしたいのに連日ボカーンドカーンとやられたのでは貯まりません、違う、貯まらないのはお金、秘書は堪りません。騒がしいのは社内噴火だけでたくさんです。

ドッカーンッ(言わなきゃ良かった。編集長がまた吹き上げている)

↑ 突然ですがこれは何でしょう。えーとですね、秘書はですね、ホームページを作るに当たって、タグのお勉強をしたことがありません。すでに出来上がっていた編集長お手製の(ぐっしゃぐしゃな)ページを、見よう見まねで手入れするところから始めました。今、つくづく思うのは、「何事も出だしが肝心、師匠が肝心」

そんなんですから、JAVAなんて言うものも、ちいとも知りゃしません。よそ様のページに行くと、色々便利なものがついておりますが、はて、あれは何でしょう、javascript でしょう。

とりあえず目にとまった「戻ります」を、丸写ししてみました。使えるかどうかは、サイトに放り込んでからのお楽しみ。使えるものなら、この際、人様のフンドシでも構いません。経費節減して、来たるべき軽井沢ライフに備えなくっちゃ・・・ 

浅間山の早い鎮静を祈ります。テレビで仕入れた情報によると、浅間山は有数の活火山で、天明3年(1783年)の大噴火では、粉塵が世界中を駆け巡って影響を与え、フランス革命の遠因にもなったらしいです(ホントにそう言ってました)。

ところで、根拠の無い夢物語をあたかも実現可能な現実の如く語るのを、世間常識では見栄とか白昼夢とか妄言とか誇大妄想とか言うらしいですが、秘書は本当に軽井沢に移住するのです。してどうやって資金を稼ぐ? ちまちま内職したってお金は貯まりませぬ。己を磨いて爪を磨いて踵を磨いて(いい女は踵がきれいだ)、鼻の下を伸ばした成金ジイさんを引っ掛けます。ふっふっふっ・・・

ついでに、いい女はアキレス腱が鋭角的です。ほれぼれするほどまっすぐな線がすっと伸びています。ちょいと観察してごらんなさい。観察する際は学問的な探究心を重んじて冷静に行動願います。邪心が混じると、良くてアキレス腱フェチ、悪くすると痴漢扱いされますぞ。手鏡なんぞは間違っても持たないように。

2004年9月2日(木)雲って昨日よりは涼しげ・・・

ベランダから鳩一家が消え失せていました。はて? ご近所の方に捕獲されちゃったんでしょうか。それならそれで仕方あるまい、とあくまで冷静な秘書。人間、落ち着いているのが生き残るんだい・・・

と自分で自分を褒めようとしたら、プランターの陰でなにやらごそごそしております。即ち、2羽とも隙間に落ちていたのでした。ここのところ頻繁に落ちますが、2羽一緒とは。拾い上げようとして、しばし思索に耽る秘書。

どうせまた落ちる。なら拾っても無駄だ。もう大きくなったし、昨日親鳩が秘書の部屋を覗き込んでいたけど、あれはまた次の卵を産むつもりだからだ。そうはさせるものか。

と、巣代わりのプランターに植木鉢を乗っけて、上がり込めないようにしちゃいます。鳩頭より秘書の頭の方が知恵が上等だい。どうだあ、まいったかあ、地上げだ、立ち退きだ・・・ 

そうだ、恩返しだけはして貰わなくっちゃ、と現実に戻る秘書。18金だのダイヤだのをくわえてこいと言ってもモノが何かを知らなければ、くわえてきようがありませんので、現物を見せてヒナに教育をします。

貧乏秘書がそんなものを持っているのか、とは失礼な。その昔、18金の指輪を貰いました。勿論男からです。左手の薬指に嵌めてくれちゃったりして、あらんなんのつもりかしらん。いい線行きそうだったのに、ある日2時間待たされてすっぽかされて煮えたぎっちゃいました。野郎は、秘書か麻雀かという時に麻雀を取ったのでした。2時間待つ秘書もどうかしてましたな。次の日に笑ってごまかそうたって、そうはいきません。盛大に別れましたが、指輪はがっちり確保しときました。

ダイヤの方は、極道OLをやっていた時、退職金代わりに貰いました。時価30万円という触れ込みだったのですが、当時の社長は模造宝石の販売も手がけるイカサマ親父でした。信用してよろしいものでしょうか。鑑定して貰えば済む話でしょうが、偽物だったら鑑定料がもったいなくて悔しい・・・ 今時流行らない立て爪です。作り替えればいいったって、偽物だったらアホらしいし・・・ そんなモノをヒナに見せてどうするんでしょうな。

ただ見せてつつかれて飲み込まれてしまったらコトなので、指に嵌めてみせます。どれ・・・ ぐっ、指に嵌まらない。小指でどうだあ。おお、きついぞお。ヒナども、よく見ておけよ。(指が腫れ上がる前に抜かなくっちゃ・・・)

2004年9月1日(水)晴れ、夏舞い戻り

小中高校生ならうなされる本日新学期始業式。悪夢がよみがえります。秘書は小さい頃早く大人になりたかったでした。理由は言うまでもなく、「学校に行かなくて済むから」

中身はともかく歳だけは大人になって十数年。ボカッ(鯖を読むなの鉄拳あり)。おおイテテ。訂正、大人になって数十年、大人と子供とどっちが楽だろう。

昔は大人になればこの世は極楽みたいな気がしていました。父さんはのんきで、サラリーマンは気楽で、主婦は3食昼寝付きで、ジイさんは盆栽に水をやって、バアさんはひなたぼっこで、隣のオジさんは床屋さんで天下国家を論じて、オバちゃんは「おひとつ」といいながら蒸かし芋をどっちゃりくれて・・・

今、父さん会社が倒産で失業手当が切れてサラリーマンはリストラにびくついて過労死寸前で主婦は安い時給パートで正社員並みに働かされてジイさんは徘徊するというのでベッドにくくりつけられてバアさんは保育園に入れない孫の面倒見でくたびれ果ててぎっくり腰で隣のオジさんは株でしくじって夜逃げしたそうでオバさん不倫に走って相手の奥さんにばれて慰謝料請求されて新卒は女子も男子もいい勤め口がなくて公務員がダントツ人気で金持ちはどんどん金持ちになって六本木辺りの賃貸マンション家賃が220万円で秘書の年収より多いぞ・・・

と、脳味噌が迷路に入っていきます。今時の大人は大変だ。今時の子供は・・・こっちも大変だ。

昔の子供は学校に行ってれば済んだけど、今の子供は塾にお稽古だケイタイだメールだチャットだ、と広範なおつきあいが要求されるぞ。付き合わなきゃ「オタク」扱い、下手に付き合えば「ウザイ」。秘書にはつとまらない・・・ 

と、こうして人間は「大人になれない大人」つまり一頃流行った「アダルトチルドレン」に己を分類して安心するのです(ホントかい?)。

「アダルトチルドレン」とカタカナ表記すると格好がつくような気がしますが、日本語でいいますと「父っちゃん坊や」「永遠の処女」(かなり違うな)。いずれにせよ、捨てる物は捨てて早く大人になるべきです。日本を背負って立たなくてはなりませぬ。