秘書の小部屋
2006.8

  尻尾振りわんこ 

でぶでも健康な方が
よろしいかと…

2006年8月25日(金)降っても暑いっ

毎日Appleのサイトを覗いては、うちのeMacはいつ帰ってくるんだろ、とやきもきしていますが、相変わらずなんの進展もありません。

秘書が憂鬱なのは、ホームページ改築用のデータが持ってかれたままだからです。おバカ秘書は、一度修理が終わって戻ってきた時に、データのバックアップをパーティションを切った別ディスクに保存したのでした。これでシステムの再インストールが必要になっても平気・・・。

なのに、本体そのものがまた起動しなくなるなんて。代替機があるだけマシ、と言っても、相性というものがあるです。人間同士の相性だって、いろいろと小難しいのですから、パソコンに老いて親?、おいておや?、おいてをや、だっけ?

秘書にはもう一つ憂鬱がありました。内職のお客さんが送って下さる諸々のデータがMacソフトで圧縮されていることです。内職はWinパソコンでやってるとです。メールを開けて拡張子.sitを見いだしてeMacへ持ってきて解凍し、またWinへ持ってきて、するとMacのファイル構造は二重でデータとリソースフォークと同名ファイルがあるもんで、Winパソコンは「すでに存在するけど上書きするんか?」と聞きまして、その時操作を間違えると、開けないファイルが出来上がる・・・

憂鬱はもう一つありましたな。某編集長も未だに拡張子の無いファイルを平気で送りつけてきます。画像ファイルなんかは一発で開く方が珍しかったりして。

○○暑い時にはこんな些細なことが苛つきの原因となります。拡張子.sitに関しては、Win用のStuffIt Expanderを探しだして一件落着。編集長の再教育はあきらめるいしかありません。

ところで、秘書が牛乳で下ごしらえしたスカートの煮物を作ったのは7月のことでした。植物色素で染色するつもりがちっとも染まらなくて、ぐつぐつと佃煮状態にするもむなしく、あげく、食べこぼしやらのシミが濃く浮き上がったのでした。シミなら洗濯すれば落ちる、との期待に反し、干しあげて取り込んでみれば汚れ雑巾のごとし。

(捨てるか)

という考えが脳内でフォークダンスを始めました。オクラホマミキサーとかいう、こっぱずかしい西洋盆踊りです(こっぱずかしいのは秘書の抹殺した筈のアホたれ高校生時代が甦えるからです)。大急ぎで電蓄のコードを引っこ抜いてちょん。あわれレコードは針でガガガギギギ・・・

(捨ててはいかん)

と秘書の貧乏性がむくむくと沸き上がります。洗って落ちないシミなら漂白すべし、さすれば白き生地甦り、その身に纏えば柔らかに七難覆い隠し、隠せば即ち下心持て視る者を騙し、その過剰な期待を弄んで値千金の錯誤へと導き、汝を栄光の座へと導くであろう、と漂泊の詩人、荒井瓢伯は言いました。(嘘)

そこで今朝出がけに、バケツに塩素漂白剤をぶち込み、シャワーで湯を注ぎ、むらにならないようあらかじめ湿らせておいた雑巾スカートつけ込んで、湯掻き棒でぐりぐりかき回してきました。つくづくアホ、との自覚はありますが、うっふっふ、何が出来上がっているか、仕事が終わってお家に帰るのが楽しみ。

2006年8月24日(木)曇ってても暑い・・・

降りそで降らない夏の空はスケベ心満載の青少年健全育成雑誌みたいです。なんのこっちゃ?

地球温暖化で炎熱地獄と化してる東京熱帯地方ですが、熱帯なら熱帯らしく毎日きちんとスコールでも降らせて欲しいものです。

さて、何をしても暑いのですが、我が社には暑さにいい加減なれてしまった秘書に輪を掛けたうえに唐辛子と胡椒をぶち込んでこねくり回しタバスコを振りかけて熱湯で割ったような某人が生息しております。その存在だけですでに窒息しそうに暑苦しいのですが、その主義主張のなせるわざか、扇風機は体に良くないと停止してたりしますので、秘書といえども暑くてたまりません。

で、秘書は、社内の窓やらドアやらあけられる部分は全部開け放ちます。で、秘書部屋限定で室内打ち水をしたり(水加減が難しいよん。階下にもれたら大変)、扇風機を強にしたりしてます。で、多少は涼しくなるかと。

で、幸か不幸か、秘書部屋は編集長部屋の風下にあるのであります。その意味する所は・・・

たまさか心地よい風が社内をふきぬけます。ああ、天国・・・と最初の内は感激します。しかし・・・ しばらくすると、秘書部屋に黒いものが吹きだまります。そうです、日頃のうっぷんやら心の澱(おり)やらが吹き出して、形となって沈澱していくのです。ああ、秘書の性根はどす黒い、精進せねば・・・

違います。編集長部屋にたまった埃がころころと溢れ出てくるのです。はた迷惑な。おかげで秘書は箒とちり取りを持って、お掃除おばさんと化すのです。将来の職種候補ですから、今のうちに修業しておくのは悪くはないんですけれど、せっせと箒を動かしている時に埃主が偉そうにご高説を垂れたりしますと、むかっとします。

しかし、埃よりも始末の悪いものがあります。それは何でしょう。それはP行の破裂音です。PaとかPiとかPoとかではありません。PuとかPe音が、時にはPuPuPuと連続音だったりして。もちろん即避難しますが、こういう時には発生源を布団蒸しにしてやろうかとさすがの秘書も悪意の塊になります。近頃新聞沙汰(テレビ沙汰)になりますと、プライバシー丸剥がしの晒し者にされますので、隠忍自重してだけです。ご用心めされい・・・

さて、真相の深層の秋号は今回は9月15日発行です。何故って、旧来の9月1日に発行するなら、お盆の最中に組版しなきゃなりません。お盆は日本人の一大イベントでありまして、特に地方出身者は民族大移動をいたすのです。そんな時にご先祖様をほっぽって働けっちゅうんか・・・バチが当たるど・・・

印刷会社だって、お盆ぎりぎりまで夏のコミケで追いまくられて泣きながら仕事してるんです。その積もり積もった疲れをこれから癒そうという時に、「安くあげてね、急いでね」とか仕事を突っ込めますか。なに?、コミケって何だ?ですと。そんなものも知らんとですか、このオヤジ様は。オタクの聖典、コミックマーケットのことです。編集長も一種のオタクでしょうが、少しは敬意を払いなされ。

こき使うものだから、編集の人も伸びちゃっています。秘書が逃げ出さないのはほとんど奇跡です。分かっとるのかね。

と、つい愚痴がこぼれまして、失礼をば。かような訳で半月発行日がずれました。ホームページで宣伝しなくちゃなりませんのですが、愛用のeMacがまだ修理から戻ってきませんので、更新がやりにくくって。永久に返してくれない積もりじゃないでしょうけど、一体全体どうなってるんでしょ。途中経過でいいから説明しておくれ、ぶちぶちぶち、ぶちぶちぶち、ぶちぶちぶち・・・

今日も暑いです。

2006年8月22日(火)今日も暑い・・・

今日も暑いです。社内はお肌によさそうな湿度が満ち満ちておりまして、キーボードを叩くお手てがべとべと。頭蓋骨の中で脳味噌汁が煮えたぎって思考力なんぞ吸い口にする分も残ってません。

吸い口って言葉、ご理解いただけますかしらん。病人がベッドに横たわったまま水を飲む時に使う、急須の先っぽが伸びたやつ・・・は吸い飲み。吸い口とは、汁物に添える薬味のことざます。おほっほっほ。(実は秘書は昔間違えたざます)。

と書きながら思うことは、「秘書の思考力とは、そもそも薬味程度のものか」

さぬきうどんのチェーン店が東京で流行り始めた頃、秘書は外食というと「はなまるうどん」でした。何故と説明するのもおこがましい、早くて安くてそれなりに旨いからです。 かけうどんの小(1玉)が105円、トッピングにちくわ天を乗せて95円、計200円です。それで薬味はお好きなだけかけて下さい、ですぞ。秘書はおかかもネギもごまも、どっちゃりいただきます。小では物足りない人は中(2玉)210円ちゅうのがありますが、ちっちっ、1玉食べてからまた1玉注文すべし。スープが倍飲めるじゃありませんかぁ・・・(秘書はラーメンやうどんのお汁を全部飲み干すタイプです。塩分なにするものぞ、お出汁がおいしいのに残すなんてもったいない)

と、脱線しててどうする。暑い話でしたっけ。社内はむわんむわんしてますが、室外もむわんむわんです。昨日なんぞ、スーパーに晩ご飯のおかずをに行きまして、ドアを開けたとたん、ああ涼しい別天地であります。必要な物をカゴに入れたあと用もないのに店内をうろうろ、うろうろ、心ゆくまで涼んで、そろそろうろんに思われそうな頃合いに会計して店をでますと、

どかっ

と熱気が押し寄せて、えーん眼鏡が曇ってなんにもみえましぇ~ん、という位暑かったでした。そんな日も我が社は、扇風機がのどかに温風をかき回しているだけです。そんな日々を送っていると、人間はどうなるか。

人間の適応性恐るべし。暑い暑いと言いながら適当に生き延びております。蒸し風呂会社からお家に帰ると、おうちも扇風機だけなのですが、風の通りがいい分少々涼し目でして、

「わあ、極楽じゃ」

と、人間が安上がりになります。しかし、この事態、いいことづくめに見えて重大な欠陥があります。すなわち、世間の人々と暑さの基準がずれること。すなわち、実家に帰った時など、秘書が澄ました顔して家中開けっぱらっていると、クーラーの風を求めて室内難民が発生します。ええい、軟弱者どもめ・・・

で、何が言いたかったのかしらん、秘書は。おお、そうでした。秘書は猫好きです。小さい頃は田舎で猫と一緒のお布団で寝て猫の毛まみれ人生を送り、おままごとでは猫をねんねこでおんぶして調子っぱずれの子守唄を歌ってました。今思うに、おとなしくおんぶされていた猫は偉い。

で、今、日経新聞に乗った作家の「猫殺し」がネット界で話題になってます。秘書はいつもは日経を読まないのですが、その日はたまたま夕刊を手にして何気なく読んじゃいました。

あ~あ、書いちゃったよ、この人・・・

がその時の感想でした。その内容の是非を言う気にはなれません。事の善悪、正義不正義とは別のところで、人間には覆い隠しておかなければならないことがあるような気がします。

(記事の内容を知りたい人→http://asyura2.com/0601/bd45/msg/525.html)

2006年8月19日(土)今日も暑い・・・

言っても仕方ないと分かっていても、

今日も暑いっ

社内温度は33度です。扇風機を回しているのが気休めみたいです。秘書は本日は休日出勤であります。お盆休みを世間並みに取得したばかりにツケがまわったでございます。

お友達がテロテロしたアメリカ旅行から無事戻って来ました。簡単なメールが来ただけなので、テロテロした旅話はまだ聞けておりません。液体の機内持ち込み禁止という無情の措置に遭遇して、お土産のワインを急きょ手荷物からスーツケースに入れて持っていったそうでして、さぞかしやスーツケース内の着替えが赤く染まったことでありましょう・・・(と根性の悪い期待なんぞしてしまう秘書。まともな判断力を喪失させる暑さが悪いんじゃい)

さてと、お友達は10日間で戻って参りましたのに、秘書の大事なeMacはまだ戻ってきましぇんです。もうそろそろ3週間だよぉ。数日で出戻った前のあれは何だったのでせう。

「ロジックボードを交換」となっていたけれど、実は駄目コンを1本引っこ抜いて代わりのコンデンサをグリグリ押し込んで、入りにくいからてっぺんをドライバのお尻かなんかでコンコンしたりして、だからちょこっとてっぺんが凹んでたんだ・・・

と勘ぐってしまうぞ。

サポートに電話した時、電話の向こうはメッチャ急がしそうだったから、多分修理依頼が殺到して部品が間に合わなくなってるんでしょう。それにしても、自分のじゃないパソコンは使いづらいです。早く帰っておいで~

2006年8月11日(金)暑い・・・

秘書のeMacが“ちょっと里に帰らせていただきます”と言ったきり、10日以上になるのに戻ってきません。前の時は、からすの行水みたく、あるいはカエルの××のごとく、行ったと思ったらすぐ出戻ってきたのに。

仕方ないので、編集長ほったらかしのeMacに諸々のインストールをして使っておりますが、これが使いにくくてしょうがない。キーボードのキータッチが硬いのは、埃がたくさんつまっているからでしょうが(暇な時に全てばらして徹底的に退治してやります)、同じOSXなのに、3じゃなくて2というだけで、こんなにも使いづらいものですか。同じソフトをインストールしてるのに、便利な使い方ができなくて、ああんもういやっ、てくらいに苛つきます。

フェッチの同じバージョンをいれたのに、なぜファイル送信の際に詳細表示ができないのでせう。更新したファイルだけサイトに送りたいのに、全部ならんじゃうものだから、1個ずつ選んで送ってます。

Jeditの場合はOSX(2)だと、クラシック版しか使えないんですと。いちいちクラシック環境を立ち上げるのはめんどくさいでし。それからそれから、あんなことやこんなことや一杯で・・・ああん、早く帰っておいで~

と言うわけで、秘書は明日から夏休みをいたします。一番いいのは休み明けに修理済みのeMacが帰ってくることですが、世の中そううまく行くのでしょうか。

ところで、秘書のお友達の一人が北米の旅10日間の豪華夏休みのため成田から出発しましたが、昨日のヒースロー空港「テロ」未遂事件のあおりをくらって、すんごい混乱に巻き込まれたようです。はあ。めんどくさい世の中です。


♫ふん ふん ふん ふん、ふんふんふん♫