単行本出版案内
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『市民メディア入門』写真
『市民メディア入門
 ---- あなたが発信者

    ---- 民衆のメディア連絡会・編

                創風社出版





 メディアを市民運動に使う?---- そうです、発信してこそのメディア!
 でもどうすればメディアを使いこなせるの?
 この本では、市民メディア発信のためのノウハウを満載しました。ビデオ撮影・編集のノウハウ、コンピュータ・コミュニケーションの具体例と様々な分野で活躍する人たちの実践例などなど。384サイトを網羅した本邦初の市民運動関連URLリストをはじめ、情報ページも豊富です。ぜひあなたの運動に役立ててください。



      『市民メディア入門 ---- あなたが発信者!』

● 目 次 ●

序:ひょうたんから『市民メディア入門』  ―――――― 正木 俊行

第一章:ビデオはこうして使おう

1 発信メディアとしてのビデオ
 撮影・編集のノウハウ ―――――――――――――――― 松原 明

2 Macできわめるビデオ制作
 市民派マルチメディアの技法 ――――――――――――― 土屋 豊

3 ケーススタディ:私のビデオ活用法
 作品づくりは『場』が大切 ―――――――――――――― 遠藤 大輔
 一本作った喜びと苦しみ ――――――――――――――― 河戸 道子
 初めてのヴィデオが生み出したもの ―――――――――― 木村 愛二
 ビデオプレスの仕事 ――――――――――――――――― 佐々木 有美
 ビデオを権力チェックの武器とせよ ―――――――――― 千代丸 健二
 ネグロスとのビデオレター交換 ―――――――――――― 長倉 徳生
 国際的な視点をもった映像活動 ―――――――――――― 新田 進
 インタビューと「撮り逃げ」 ――――――――――――― 二宮 敬嗣
 どうなっているの? 神戸 ―――――――――――――― 林 哲生
 教材用のビデオをつくり始めた ―――――――――――― 前田 美穂
 何のために撮るのか? ―――――――――――――――― 森 正孝

第二章:「通信」を駆使しよう

1 パソコン通信の活かし方
 市民運動がパソコン通信を使うようになるまで
  NIFTY-Serve ・市民運動生き活きネット ―――――― 福島 誠
 パソコンネットを持続的に運営するには
  市民派BBS・れんこんネットの方法 ―――――――― 二宮 志郎
 身体の不自由な仲間で運営
  社会につなげるピアネットのチャレンジ ――――――― 小川 美紀雄
 《こらむ》パソコン通信とインターネット ――――――― 橘 雅彦

2 インターネットを使いこなす
 ホームページからの呼びかけ
  運動の情報センターとしてのホームページ ―――――― 島川 雅史
 市民が使うインターネット
  国際派ネットワーク・JCAの挑戦 ――――――――― 橘 雅彦
 《こらむ》ホームページのコンポジション ――――――― 今井 恭平

3 メディア新次元
 メディアとしてのFAX
  FAX通信のノウハウとケーススタディ ――――――― 若林 良行
 市民運動を支える「電子データ化」
  沖縄米軍基地問題資料 ---- インターネットとFD配布
 ――――――――――――――――――――――――――― 仁井谷 明

4 ケーススタディ:私の通信活用法
 ホームページで勝手に情報発信 ―――――――――――― 今井 恭平
 "2go-green"の一年 ――――――――――――――――― 丸山 和夫
 浮かれられないインターネット事情 ―――――――――― 小倉 利丸
 《こらむ》 電子メールのA to Z ――――――――――― 橘 雅彦

第三章:外国の例に学ぶ

 市民のメディア戦略
  サンフランシスコのNPO事例から ――――――――― 松浦 さと子
 メディアを私たちの手に!
  ペーパータイガーTVとパブリックアクセス ――――― キャシー・スコット
 《こらむ》APCネットワーク ―――――――――――― イディ・ファーウェル

第四章:座談会「市民メディアの可能性」

 出席者:遠藤 大輔、木村 愛二、佐々木 有美、土屋 豊、
 永伊 智一、並木 成男、正木 俊行、松原 明  ―――――― 構成:粥川 準二

情報コーナー
 アクセスリスト(自主メディア運動体一覧)/市民運動関連URL一覧/ビデオリスト
 ------------------
 索引
 執筆者紹介



ただいま発売中!。定価:2060円(税込み)。

お申し込みは:

創風社出版(FAX:089-953-3103)<送料無料> または

民衆のメディア連絡会(TEL:03-3530-8588 / FAX:03-3530-8578 )まで。

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●●●『市民メディア入門』に寄せられた声●●●

【紹介記事】『Daily Mail』(毎日新聞のオンライン情報誌)
新しいメディア利用の「市民メディア入門」発刊

 インターネットやパソコン通信、ビデオなど一般にも身近になった新しいメ
ディアを通じて、市民運動を展開するための入門書「市民メディア入門 あなた
が発信者!」がこのほど発刊された。実際にこれらのメディアを通じて活動して
いるNPO(非営利市民団体)の「民衆のメディア連絡会」のメンバーがメールを駆
使し、インターネット上でオープンに議論しながら編集したユニークな本。市民
と社会とのかかわり方に、新しいメディアによる変化が生まれてきたことを感じ
させる好著だ。

 創風社出版(松山市)刊。2060円(消費税込み)。

 ビデオ、テレビ、ラジオなどを通じて意見を発信していく市民運動家を「メ
ディア・アクティビスト」と呼ぶ。民衆のメディア連絡会は、米国のパブリック
アクセスTV局(CATVのチャンネルの中で市民が自由を使えるチャンネル)「ペー
パータイガー」のスタッフで、メディア・アクティビストのキャシー・スコット
さんの来日講演をきっかけに5年前、発足した。ビデオジャーナリスト、フリー編
集者、ライターらが参加している。
 ペーパータイガーは湾岸戦争時に反戦ビデオを制作・放映するなど、既存マス
メディアの報道に対して、「もうひとつの見方」を提供する自主メディアで、連
絡会は、こうした自主メディアを日本でも育てていくことを目的としている。一
昨年6月、メンバーの間で「市民が使うメディア」についての本を作ろうという計
画が持ち上がり、JCA(市民コンピュータコミュニケーション研究会) のメール
サーバーを使ったメーリングリストを開設。1年半かけて完成させた。
 内容は、ビデオはこうして使おう▽「通信」を駆使しよう▽外国の例に学ぶ▽
座談会「市民メディアの可能性」−−の4章と、自主制作ビデオ、市民運動URL集
などの「情報コーナー」から成る。「通信を駆使しよう」では、パソコン通信の
基礎知識から、フォーラムでの議論、資料の電子データ化のメリットなどを解
説。「(フォーラムの議論で)かっとなったらOFFして、翌朝読み直してから書き
込むくらいの余裕をもってほしい」といったアドバイスも。
 巻末の資料コーナーには、人権、メディア、女性、環境など項目別にまとめら
れた384にのぼる市民運動関連URLリストも収録。インターネットを活用した市民
運動の現状を知るうえでも貴重な資料となっている。
 創風社出版のホームページからも注文可能。

[創風社出版] http://www.ses.co.jp/soufusha/
[民衆のメディア連絡会] http://www.jca.ax.apc.org/pmn/

Reported by Miyoshi Yutaka (Staff Writer)

【紹介記事】『Global Age』 1997年冬季号(上田博之さん提供)
Global Age 誌面写真
『市民メディア入門』
    --- あなたが発信者---
       ●民衆のメディア連絡会編

 メディアを市民運動に使う?でもどうすればメディアを使いこなせるの?
 本書では、ごうした疑問・不安を一掃し、民主主義の原点である自由なコミュニケーションを促進できる市民メディア発信のためのノウハウが満載されている。
 本書は、第一章「ビデオはこうして便おう」、第二章「“通信”を駆使しよう」、第三章「外国の例に学ぶ」、第四章「座談会:市民メディアの可能性」からなっており、ビデオ撮影・編集のノウハウ、コンピユータ・コミュニケーションの具体例など、徹底してメディアを活用する上でのノウハウをとりあげている。
 実際にビデオカメラを手にして、歩き、撮影し、編集し、あるいはBBSやインターネットで情報を発信し、組織を取りまとめ、失敗し、再びチャレンジしてきた、様々な分野で活躍する人たち自身が語っているだけに、説得力、信ぴょう件があり、インパクトがある。
 また三八七サイトを網羅した本邦初の市民運動URLリストなど、情報ページも豊富。ぜひ手元におきたい本である。
 (創風社出版 定価二○六○円)


【紹介記事】『日経バイト』97年2月号(新春特別号)(12/15)
日経バイト紹介記事写真
 予約購読制のコンピュータ雑誌『日経バイト』(発行部数8万部)、97年2月号(新春特別号)に『市民メディア入門』の書評が載りましたのでご紹介します。

「 『市民メディア入門 あなたが発信者!』
 新聞屋テレビなどの既存のメディアが,巨大な設備を使って「上から下に一方通行で」情報を流すものであるとすれば,本書の言う市民メディアは,個人で扱える小さな設備を使って「水平かつ双方向に」情報の交流を行うものである。こうした新メディアは,パソコンなどいわゆるハイテク機器の低価格化によって可能になった。そしてインターネットが,草の根の運動の特徴でもあったミニコミ性を全地球規模に拡大する。本書には,パソコンやビデオ,インターネットなどの市民運動への利用例が数多く紹介されている。巻末の市民運動関連URLリストも有用である。
   民衆のメディア連絡会編 創風社出版 2060円,326ページ  」


【紹介記事】朝日新聞名古屋版(12/15)

 名古屋グループの積極的なプレスリリースで、朝日新聞名古屋版がとりあげてくれました。以下に引用します。

「  市民運動にハイテク駆使

パソコンネットの仲間が活用法出版 名古屋の9人も情報リスト作る

 全国で市民運動にかかわる人たちが、ビデオやパソコン通信、
インターネットなどハイテク機器の上手な使い方や事例を紹介して
「市民メディア入門─あなたが発信者!」を発行した。ハイテク
メディアの可能性を「もっと市民運動に生かそう」というねらいだ。
準備段階からインターネットを通じて情報を交換。ホームページの
リストづくりでは、名古屋の市民グループの九人が大活躍した。

ビデオ撮影ノウハウ 
インターネットなど

 編集・執筆は「民衆のメディア連絡会」(会員240名)が担当した。
「市民も自前のメディアを持とう」を目標に、パソコンで通信をしている
仲間が1992年につくったネットワークだ。
 「市民メディア入門」は四章からなり、各章は「ビデオはこうして使おう」
「通信を駆使しよう」「外国の例に学ぶ」「座談会『市民メディアの可能性』
という内容。
 巻末の「情報コーナー」では、環境や福祉、女性、平和運動、国際交流
などの分野で、インターネットを使って活躍している内外の市民団体や個人の
384のホームページ(URL)リストを網羅している。
 これは名大大学院生の松浦さと子さん(36)、松浦弘智さん(25)ら、
名古屋の「市民フォーラム21情報ネット・ワーキンググループ」の九人が
中心になり、つくった。個人情報や新聞切り抜きなど長年にわたって資料を
蓄積してきた成果だ。
 市民運動家や団体は、これまでも集会やデモなどの現場にビデオを持ち込み
状況を撮影して市民に提供し、運動を通じて得た調査データや映像を
コンピューターで世界中に送るなど情報発信してきた。蓄えてきたこれらの力を
「今後の運動に」というわけだ。
 たとえば「ビデオ」撮りは、「機材リストをつくり、万全の準備を」
「マック(マッキントッシュ)を編集機としても使おう」など体験者が
ノウハウを事細かに手ほどき。第二章は市民運動とパソコン通信の歴史に
はじまり、パソコン通信網のひとつ、ニフティサーブの使い方、パソコンネットの
持続的運用法、インターネットの使い方、ファクスメディア活用の事例、
電子データ化など実行的手段を紹介している。
 今回の本づくりもインターネットをフル活用した。全国の顔も知らない
人たちが最初の企画段階からインターネット上で議論し、インターネットで
原稿を集め、コーディネーターがパソコン上で編集した。
それを会員の出版社に送信し、印刷、装丁という過程をたどった。
 A5判、319ページ。定価2060円。申し込みは創風社出版のファクス
(089-935-3103)へ。                          」

沖縄タイムス・紙面
【紹介記事】沖縄タイムス(12/17夕刊)

「 市民メディア入門   民衆のメディア連絡会 編

 市民運動の情報発信に

 ビデオやインターネットなど、一般にも身近になった技術を市民運動の情報発信に活用しようとの趣旨で編まれた画期的な入門書。フリーのビデオ作家やジャーナリスト、市民団体など、自主的にメディアを作り活動する人々が集まって一九九二年に活動開始した「民衆のメディア連絡会」が編集した。
 「入門」にふさわしく、「ビデオはこうして使おう」の章では「テープの始まりは傷がつきやすいので一分程度、空回しをする」など、基本的なことから編集時の注意までを懇切丁寧にアドバイス。
 パソコン通信、ファックス、インターネットなど、通信を使った情報発信については「『通信』を駆使しよう」の章で本の三分の一近くを割いて紹介。沖縄関係では昨年の米軍基地問題発生後、個人のホームページを拠点に代理署名拒否訴訟資料などのデータをフロッピーに納めて配布したグループの作業手順も、こと細かに報告されている。
 執筆陣は実際に自主メディアを使い情報を発信している人たち。この本自体、「民衆のメディア連絡会」が主催するインターネット上での電子メールのやり取りを経て構想され、編集作業も進められた。インターネットをはじめとしたハイテクメディアの持つ、市民による情報発信媒体としての可能性について示唆に富んだ実例といえる。
 巻末には市民メディアの連絡やインターネット上のホームページのリストを収録。大手取次を通さない販売方法も市民メディアの意気込みを感じさせる。民衆のメディア連絡会のアドレスは(http://www.jca.ax.apc.org/pmn/)。      (玉城淳記者)
(創風社出版=電話 089-953-3153、二六六ページ、二〇六〇円)」

                 (沖縄タイムス社提供 無断転載を禁じます)

96年12月19日  すぐにアクションが起こせそう
 「市民メディア入門」は早速買って読んでいる最中です。個人的に近い関係に
ある事例も取り上げられており、「そうか、市民メディアという文脈の中でこの
ような捉え方が出来るのか・・」と感心しながら読んでいます。一読して、非常
に実用的で、明日からでもすぐにアクションが起こせそうな感じが素晴らしいで
すね。
(ASさん:東京都)

96年12月8日  urlも役に立ちます
 この本を買いました.
 前半部分はまずまずでしたが,
 後半部分は海外の情報もあって参考になります.
 ホ−ムペ−ジのurlも役に立ちます.

 インタ−ネットばら色ではないが,
 していかなければ支配する人達のもので終ってしまいそうですね.
(池尾 俊明)

96年11月30日  「海外からも反響有り!」
 創風社WWWの注文ページで頼んだら、海外からの注文なのにすぐに届いたの
でちょっとびっくりしました。26日の消印で29日到着ですから、中二日。私
が知っている限りでは、日本→ドイツ間の航空便の最短記録です。
 とっても読みやすい!理屈っぽいところが全くない!!パラパラっと目を通し
た時点で妻に見せたら返してくれないので、とりあえず第一印象だけで失礼しま
す。
 こちらにいる友達にも読ませてやりたいので、早速2冊ほど追加注文すること
にしました。支払いは、後の二冊が届いてからでも良いですよね。>大早さん!
 とりいそぎご報告まで。

p.s.宣伝文に「海外からも反響有り!」と書いても誇大広告ではありません。
(ISさん:ドイツ)

96年11月28日  一緒に活動ができるかも
 北米のテレビ局とフェミニズム運動の中で10年、日本に帰国して8年間制作
したり、教えたり、メディアリタラシーをやったりして、ビデオに関わってきま
した。
 「市民メディア入門」を拝見しました。いい本を編集なさいましたね。本を読
んでいて、いろいろと私自身が教える上でも参考になり、私の関わっているライ
ンは日本では「市民メディア」と名付けられるということが分かりました。また
機会がありましたら、ご一緒に活動ができるかもしれないですね。皆さんのます
ますのご活躍を期待しております。GOOD LUCK!
(TTさん:宝塚市)
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『市民メディア入門』正誤表                 誤          正 【本文】 p. 16 欄外注       「※」マークが抜け→   (「※」マークを入れる) p. 16 欄外注       「:」マークが横向き→  (縦に直す) p.192 見出し上の数字      3     →    1 p.234 3行目       容易されている  →   用意されている p.247 1段目後2行目   「’」      →   「、」 p.251 上段10行目    「'91」が横向き →   (縦に直す) 【情報コーナー】 p.9 下から2つ目  Labor Video Production → Labor News Production p.10 16行目     FAQ:に関する一般的な → FAQ:様々な事柄に関する一般的な p.24 2つ目      誤   キャンパスにおけるセクシャル・ハラスメント                ↓      正   キャンパスでセクシュアル・ハラスメント p.29 3つ目      誤   監獄人権センター(Rights Home Page)                ↓      正   監獄人権センター(Center for Prisoner's Rights Home Page) p.29 下から3つ目      誤   死刑制度廃止に向けて          http://www.asahi-net.or.jp/‾ef4j-tkgi/dp.htm          連絡先:oenoki@st.rim.or.jp                ↓      正   死刑制度廃止に向けて             http://www.asahi-net.or.jp/‾ef4j-tkgi/dp/dp.html          連絡先: mikan@cat.email.ne.jp  (在日韓国人問題とは関係していないので、「在日韓国/朝鮮人、従軍慰安婦関連」 からはずす) 【索引および著者紹介欄】 索引ページの1枚目と2枚目が逆(乱丁)。 松浦 弘智の項 誤  松浦さと子さんとは異母兄弟。生まれ落ちてすぐ生き別れになるものの、 ミゴト20年後に再会を果たし、互いに叱咤激励し民衆のための URL リス ト作りに励む。                 ↓ 正  自然界のコミュニケーションのダイナミクスなども研究。コンピュータ ネット上での人のつながりを研究していて民衆系の世界に迷い込む。URL リスト制作者代表。

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