Passo Project のFAQ(よく聞かれる質問)

最終更新: 2001.07.12



Q,寄付するコンピュータのハードディスクの中のデータはどうなるんでしょうか?

A,完全にフォーマットしていただいて結構です。フォーマットされていないコンピュータのハードディスクはこちらの側でフォーマットします。

Q,コンピュータのシステム(OS)やアプリケーションソフトはどうしているのでしょうか? そちらで購入されるのでしょうか? まさか海賊版ということはないですよね?

A,CDI の EIC (情報技術と市民権のための学校)で使用するソフトウェアに関してはマイクロソフトが全面的にバックアップしており、ソフトのライセンスの供与を受けています。すべての学校が合法的にソフトウェアを使うことができます。  日本語の OS は日本から出発する前に削除し、ブラジルで、ポルトガル語版の OS がインストールされます。

Q,なぜ、IBM互換機(DOS/V 機、Windows95/95)ばかりで NEC PC-9801/9821 シリーズや Mac はだめなのですか?

A,NEC PC-9801/9821 シリーズには日本語の OS しかなく、ブラジルで使うポルトガル語のシステムを入れることができないため、ブラジルでは使うことができません。Macintosh は現在のところ、ソフトやハードの入手がブラジルで困難なこともあり、ブラジルで Mac を使った教室をやっていないため、現在は対象外となっております。

Q,コンピュータを運ぶにあたり、法律的な問題は存在しないのですか?

A,1つの問題として、暗号技術を使ったソフトウェア(たとえばInternet Explorerなど)がハードディスクに入っていると、輸出規制の対象となりますが、日本出港前にハードディスクをフォーマットしてしまうため、その問題は回避できます。2000年1月現時点において、法律上の問題は存在していません。

Q,現地でどのような使われ方をされるのですか?(どんなソフトを使うのですか?)

A,基本的に Word, Excel, Access, PowerPoint などが中心ですが、今後、これにインターネット関係のソフトが加わります。

Q,パソコンが盗まれないような対策はされているのか?

A,よそ者が勝手に学校を作るのなく、スラムコミュニティ自身が作る学校として作られますので、自分たちの学校という意識が高く、学校はコミュニティのみんなによって守られており、これまで盗難というケースは出ていません。

Q,日本のコンピュータが向こうの高温に耐えられるのか?

A,ブラジルで日本のコンピュータは現に動いており、解くに問題は出ておりません。また、パソコンを置く部屋は最低限の空調はよく配慮されますので、そう心配する必要はありません。

Q,電圧はどうなのか? 日本の100vの機械で大丈夫なのか?

A,ブラジルでは地域によって110Vであったり、220Vであったりしますが、日本からのコンピュータは110Vの地域で活用することができます。リオデジャネイロ、サンパウロは110Vなので日本からのコンピュータを活用することができます。

Q,フロッピー等の消耗品をどうするのか?

A,それぞれの学校は自主的な財政を組みます。生徒からの月謝などで維持していくのが基本です。しかし、できれば初期的な立ち上げ支援費用も考えたいところではあります。

Q,仕様は日本語版Windows3.1以上が動作可能なものに限定されるのか?(DOSはダメ?)

A,現在、DOS の機械が動かせても、それでは職業訓練という意味では、なかなか難しいです。また Windows が動かない日本の機械となると日本語の OS しか動かない機械になってしまいますので、ブラジルでは残念ながらほとんど生かすことができません。

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