7/3「越境する[持たざる者]の連帯

6/15「ブラジルでの強制排除に抗議を!」ブラジル大使館への申し入れ行動/ 赤坂警察署の不当弾圧に対する緊急抗議声明・賛同一覧

<フランス政府の暴動弾圧> フランス大使館 抗議・申し入れ行動 報告

「持たざる者」行動・連続学習討論会 PART1  自立支援法成立・医療観察法施行を許さない!ー障害者・「病」者の現場からー

【緊急要請】ブラジルでの強制排除に反対する支援要請 2005.7.13

・2005年 第5回世界社会フォーラム(ポルトアレグレ/ブラジル)  NO VOX [持たざる者] フォーラム参加報告



11/4[持たざる者]の連帯

[集会]代々木八幡区民会館/午後1:30より
[デモ]集会終了後/代々木八幡区民会館→渋谷・宮下公園


一部の金持ちだけが、ますます肥え太り、「持たざる者」は自己責任の名の元に、使い捨て、排除されています。新自由主義グローバリゼーションの暴力と搾取の嵐が世界中で吹荒れ、日本でも格差社会の下で貧困が拡大しています。その最前線にさらされた世界中の「持たざる者」たちが“もうたくさんだ!”と声を上げ立ち上がりました。1994年のメキシコ・チアパス(サパティスタ)を発火点に10数年、戦争とグローバリズムに抗する新しい社会運動のうねりの中で、2002年「NO-VOX(声なき者)宣言」が発せられ、世界社会フォーラムの場でも国境を越えた「持たざる者」の連帯が呼びかけられてきました。そのような、「貧者に対する戦争」に抗する「持たざる者」たちが国境を越えて連帯するネットワークがNO-VOXです。日本では、日雇・野宿者運動団体を中心に、この国境を越えたメッセージに応えようと2003年に「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会が立ち上げられ、以降さまざまな取り組みを模索してきました。そして今年も11月4日(日)に11.4「持たざる者」の国際連帯行動と題して集会とデモを開催します。「持たざる者」NO-VOXの世界的なネットワークは、まだ小さな火花のつながりですが、「もう一つの世界」へと向かう希望の炎として、着実に燃え拡がっています。わたしたちは、この日本の地で、さまざまな現場で苦闘する仲間と出会い、結びつく、11.4「持たざる者」の連帯行動の参加を呼びかけます。  

■主催:「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会
〒111 東京都台東区日本堤1-25-11
山谷労働者福祉会館活動委員会
TEL・FAX:03-3876-7073
e-mail:nasubi at jca.apc.org
 

関心をお寄せくださる皆様へ

 私たちは2003年10月に初めて「持たざる者」の国際連帯行動を行いました。様 々な現場で「社会的排除」を受ける「持たざる者」たちが、共同で場を持ち、市 場原理主義と戦争による弱者の動員、使い捨て、排除に抗議の声を上げました。  しかしこの四年間で、社会的状況は大きく動いています。現在、生活保護切り 捨てをめぐる問題やいわゆるフリーターやネットカフェ難民など、マスメディア も焦点化せざるを得ないほど貧困層は増大し、反貧困のネットワーク運動が広が りを見せています。派遣労働者の労働組合が誕生・活発化し、労使協調路線でき たナショナルセンターも、非正規雇用労働者の問題に取り組まざるを得なくなっ ています。そのような中、国政選挙においても小泉・安倍路線への批判が現れ、 政府も是正すべき格差の存在を認めざるを得ない状況となっています。私たち は、4年前からこの問題を焦点に大衆行動を行ってきた者たちとして、「持たざ る者」たちの存在が社会的に認知され、状況を動かす大きな力になりつつあるこ とを肯定的に受け止めたいと思います。  しかしその一方で、生活保護費の引き下げや出入国管理を初めとする治安管理 の強化が準備されるなど、具体的な政治状況は悪化の一途をたどっています。野 宿者への施策は常に排除を伴って行われ、分断と孤独死をもたらしています。  私たち「持たざる者」の怒りの声は、実際にはまだまだ「やつら」を追い込ん ではいません。大衆運動が活発化しながら当事者の要求をねじ曲げる形で制度化 され、むしろ分断・差別と排除が進行する、という事例は、これまでの様々な運 動が経験してきました。今こそ、改めて「持たざる者」の声を結集し、新自由主 義とグローバリズムに怒りの抗議を叩きつけたいと思います。
 今年の行動(集会・デモ)は以下のように準備しています。
 この行動への賛同と実行委への参加を、ぜひよろしくお願いいたします。

日時:2007年11月4日(日)午後1時半
場所:代々木八幡区民会館    
東京都渋谷区代々木 5-1-15    
小田急線代々木八幡駅、千代田線代々木公園駅 いずれも徒歩6分    
※4時半よりデモ、渋谷・宮下公園解散(交流会あり)
主催:11.4「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会    
http://www.jca.apc.org/nojukusha/have-nots/  
賛同・参加は以下のフォームをnasubi at jca.apc.orgまでご連絡ください。
===================================================================
11.4「持たざる者」の国際連帯行動に賛同します

賛同団体名もしくは 賛同人名(所属団体):

e-mail:

11.4「持たざる者」の国際連帯行動実行委に参加します

賛同団体名もしくは 賛同人名(所属団体):

e-mail:

===================================================================
※賛同費=個人:1,000円、団体:2,000円 へ

 

「NO-VOX」とは・・・
「NO-VOX」とは“声なき者”を表す造語である。2002年、ヨーロッパ社会フォーラムにおいてフォーラムに参加した「持たざる者」等により、「NO-VOX宣言」を発表。2003年の世界社会フォーラムでヨーロッパ圏、インド、中南米の「持たざる者」等によって呼びかけられた、各地の「持たざる者」の団体等で構成される世界的なネットワーク。

フランスの「持たざる者」と日本の「持たざる者」の連帯
2000年当時、フランスの失業者運動「AC!」の中心メンバーであったクリストフ・アギトン氏を招聘しての講演会を開催(主催:山谷争議団/山谷労働者福祉会館活動委員会)。2001年には山谷のメンバーが訪仏し、「DAL」「Droits Devant!!」等と交流。2003年世界社会フォーラムでのNO-VOXの呼びかけに応え、日本ではその年の10月に「持たざる者」の国際連帯行動が取り組まれ、クリストフ・アギトン氏も参加。2004年のムンバイでの世界社会フォーラムに向けてNO-VOXと共に名古屋・笹島日雇労働組合のメンバーがダリットの行進を担う。さらに山谷労働者福祉会館活動委員会のメンバーがフォーラムに参加した。その年、10月のヨーロッパ社会フォーラムにはフランスからの支援も受けて大阪・釜ヶ崎パトロールの会のメンバーが合流し、交流を重ね、日本での11.3「持たざる者」の国際連帯行動に呼応し、フランス・パリでは日本大使館への抗議行動が取り組まれた。2005年、ポルトアレグレ世界社会フォーラム、NO-VOXフォーラムでは大阪・釜ヶ崎パトロールの会、渋谷・のじれんのメンバーが参加し、共に占拠闘争等を担う。11月、フランス郊外の若者の「暴動」蜂起―戒厳令に対し、日本ではフランス大使館への抗議行動を取り組む。そして今年、大阪城公園・うつぼ公園での強制排除に対し、2月8日のフランス・パリでの連帯行動へと至る。

   
持たざる者 Infomation