有事法制反対の緊急行動を

ノーモア南京の会からの呼びかけ(第2回目)

                                                     2002年6月20日
呼びかけ
  ノーモア南京の会のみなさん、ともに心を寄せる皆さん。有事法制関連法案は42日間の国会延長でも成立困難といわれています。しかし、決して気をゆるめることはできません。継続審議になれば、法案の中身さえはっきりせず、問題だらけといわれた有事法制関連法案が、若干の修正でまた復活してくるのは目に見えています。現実に、安部官房副長官の「核兵器保有容認」発言、福田官房長官の「非核三原則転換」発言、防衛庁の個人情報リスト作成、そしてインド洋での米戦術指揮下での海自艦行動とますます憲法の平和理念も基本的人権もなし崩しにされています。そのうえ有事法制が成立し、国家総動員体制が合法化されればどのようなことになるでしょう。勝手につくりあげた「テロ国家」への「先制攻撃」を「自由と文明の証」とするアメリカと率先して手を組み、侵略戦争にのめりこむ、日本が憲法9条を放棄し、「戦争のできる国」に突き進むということははっきりしています。
 小泉政権の危険な動きにアジアは緊張を強めています。有事法制は到底許し難いものです。「ノーモア南京」を訴え、「二度と侵略戦争と虐殺に手を染めない」ということを胆に銘じてきたわたしたちはこの時に黙しているわけにはいきません。
  有事法制反対、絶対廃案の要請・抗議をファックス、電話、メールで集中しま しょう。以下連絡先です。(ノーモア南京の会事務局)

○与党党首ファックス先およびURLは次のとおりです。
小泉純一郎03−3581−3883、神崎武法03−3503−2388、野田毅03−3501−7538
首相官邸URL:http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html自民党ldp@hq.jimin.or.jp公明党info@komei.or.jp保守党info@hoshutoh.com

○野党のみなさんにも、中途半端な修正でごまかさず、廃案をかちとるようぜひがんばってもらいましょう。
鳩山由起夫03−3502−5295、志位和夫03−3508−3735、土井たか子03−3502−6155

○それから新聞やテレビなどにも積極的に投稿や意見表明をしましょう。
NHK03−3467−1988、TBS03−5562−9540

○その他みなさんの創意工夫ある活動を期待します。運動の輪を広げましょう。

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