キリスト者女性ネット
情報NO.17

 ===世界祈祷日関連==== 

★レバノンのスライドより
【レバノン杉】  レバノン国旗は、国のシンボルである杉を表しています。「レバノン杉」もまた聖書に出てきます。昔、広大な杉の森林がレバノン山脈をおおっていました。杉の木は硬くて丈夫なため、聖書の時代にも土地を開墾して杉の森林をつくりました。杉はフェニキヤの商船や、エルサレムの神殿を造営するために使われました。杉はゆっくり成長し、樹齢が1500年にもなります。杉の森林は全国土の5%をおおっているにすぎません。現在レバノン杉を見ることができるのは、資源保護保存地域のなかだけです。民間や政府組織が森林を再生させる取り組みをしています。
  自然環境は、15年続いた内戦によって多大な被害を受けました。内戦終結後にようやく環境問題の関心が高まりました。レバノンは今、土壌、海水、空気の汚染という難問を抱えています。ごみ捨て場は各地にあり、ごみの処理法方法も確立していません。さらに、国土の砂漠化という問題が起こりました。森林が喪失し、多量の岩石の採掘によって、山の斜面が破壊され、居住地や重要な水資源の安全をおびやかしています。

●スライドの貸し出しがスタートしました。ご予約は女性委員会まで。どうぞお早めに。 

★レバノン情報あれこれ
 世界祈祷日にみなさんでレバノンの味をためしてみてはいかがでしょう!? レバノンのお料理は
こちらのホームページで。http://www.chugoku-np.co.jp/Ryouri/0324theme.html

  

===「すべての暴力を克服する10年」関連=== 

★すべての暴力を克服する10年  2001−2010
  フォーラム Part 1
  ―いのち いとおしんでいますか?―
  ●と き 2003年2月1日(土)10:00am.〜4:00pm.
  ●ところ 在日大韓基督教 東京教会  東京都新宿区若宮町24 TEL03−3260−8891       【交通・教会までの行き方】
        JR総武線「飯田橋」下車 西口、
        地下鉄東西線・南北線・有楽町線「飯田橋」下車 
        B3出口。神楽坂下の交差点より外堀通りを市ヶ谷方面へ。3筋目の角に、教会の看          板があります。角を右へ、坂を登ると右側に教会があります。

  ●主 催 日本キリスト教協議会(NCC)女性委員会
  ●協力 NCC青年委員会/平和・核問題委員会/チェルノブイリ災害問題プロジェクト 
    いのちは、神さまからいただいた賜物。この地球上のすべてのいのちを、今、わたしたちは互い    にいとおしんでいるでしょうか?

世界教会協議会(WCC)が、2001〜2010年を「すべての暴力を克服する10年」にしようと、世界中の教会へむけて呼びかけました。この「10年」は、長い歴史の中で、暴力をくり返してきたわたしたちの悔い改めのために、神さまが招いてくださった時間です。まずは、すべてのいのちをいとおしむ心を、わたしたちの中に取り戻そうと、NCC女性委員会がフォーラムPart(パート)1を開催します。世界の大国がイラク攻撃を支持する中、イラクの女性や子どもたちはどのような状況にあるのでしょうか。フォーラムでは、イラク取材に通訳者として同行された田浪亜央江さんを招いて報告いただきます。
また、さまざまな「暴力」とわたしたちの生活とのつながりを心や身体で感じてみようと6つのワークショップをひらきます。どうぞ興味のあるワークショップの扉をたたいてみてください。

フォーラムはPart1は、10年の取り組みのはじめの一歩。子どもたちや男性の参加も大歓迎です! どうぞ、お誘いあわせてお出かけください。 

●参加要項                    
●定 員:150名
●参加費:おとな1000円 3歳〜高校生500円 2歳以下無料
●参加申込み:申込み用紙をご記入の上、NCC女性委員会までFAXまたは郵送してください。        E-mailでも受け付けています。参加費は当日の受付でお支払いください。

     〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18-24
     NCC女性委員会
     TEL03−3203−0372 FAX03−3204−9495
     E-mail ncc-j@jca.apc.org

●しめきり:2003年1月15日(水) 
 なお、しめきり前でも定員になり次第しめきらせていただきます
●プログラム
9:30〜 受付
10:00〜
報告―暴力の現場から「イラクの人々は、今」   
お話:田浪亜央江さん 

アメリカによるイラクへの攻撃の緊張が続く中で、イラクの人々はどのような日常をおくっているのでしょうか。わたしたちはまず、そこに暮らす人々へおもいを寄せたいと思います。
湾岸戦争時に米軍が使用した劣化ウラン弾によってイラクの人々、ことに子どもたちが放射能によって身体を蝕まれ、苦しんでいると聞きます。アラビア語の通訳者として湾岸戦争の被害の取材班に同行された田浪亜央江さんを迎え、スライドとビデオでイラクの人々の状況をご報告いただきます。田浪さんが出会ったイラクの女性たちや子どもたちの声を聴いてみましょう。
湾岸戦争は、はるか遠い国での戦争ではありませんでした。湾岸戦争の26%もの費用が、日本に住む私たちの税金から賄われました。
田浪さんと一緒に、戦争という最大の暴力がどのようなものか、考えてみたいと思います。

11:30〜 昼食  各自お持ちください。会場周辺には、食堂も多数あります。 

12:20〜 暴力を克服するためのワークショップ 

ワークショップの目的は、暴力と争いの絶えない世界から平和な世界をつくっていくために、わたしたちができることを見つけることです。さまざま価値観と大きな経済格差がある世界。破壊され続ける地球。公正で平和、持続可能な社会をつくる道を探すために、ワークショップの扉をたたくところから出発したいと思います。ワークショップの入口は@〜Eまであります。あなたはどの扉から入りますか?

15:15〜 ワークショップ報告
15:45〜 祈り
16:00  終了

●ワークショップ@〜E
  ・ワークショップを選んで、申込み用紙にご記入ください。
  ・各25名定員、先着順。
  ・5と6のワークショップは、子どもたちも楽しめます。とくに6は、子どもとおとなのための 
   ワークショップです。
  ・5または6に参加されるお子さんづれの方は、午後のワークショップからの参加でもOKです。    その場合12:00には受付へお越しください。

@犬もあるけばジェンダーにあたる!?  ― ジェンダーセンシティブ
 『男だけで決めると、世界はケンカばかりする』というYWCAの若い女性のリーダーシップ
トレー ニングのポスターを見つけました。「うーん、納得!」。 みなさんはどうですか?
平和をつくるために、ジェンダーに敏感になることからスタートしてみませんか。
                                 ファシリテーター石井智恵美
                                 (富坂キリスト教センター)
Aオセロで熱戦―どこへ行く?ニッポン  
  ご存知のオセロゲーム。みんなで熱くなりながら、今の日本を考えてみませんか。角をとるのは、  ユージか第9条か?さて・・・               ファシリテーター:俣野尚子さん                                                     (日本YWCA)

Bチェレンジ! 非暴力実践    
  世界のあちらこちらで人間同士が憎みあい、殺し合っていることに絶望感をいだいていませんか。  でも、イエスさまは「あなたの敵を愛しなさい」とおっしゃいました。このことばに光あれ! 
  同じ人間同士、きっとわかり合えるはず。生活の場から平和をつくりだしていく「非暴力実践」に   チャレンジしてみませんか。
                               ファシリテーター:田中良子さん
                                          (JFOR)

Cイライラ うつうつ していませんか? ― 衣・食・住からの暴力
  『買ってはいけない化粧品』『コンクリート住宅は9年早死にする』『大都会で長生きする方法』
 などの著者で、消費者・環境問題を中心に論評、執筆活動を展開していらっしゃる船瀬俊介さんを  ファシリテーターに迎えます。船瀬さんのユーモアたっぷりのトークにお腹を抱えて笑っているう    ちに、環境問題がわかるという不思議なワークショップ。最近イライラ、うつうつしているあなた、そ  の原因がわかるかもしれません。さあ、ワークショップで笑って汗を流せば、環境ドラッグも体の外
 に・・・!?                          ファシリテーター:船瀬俊介さん

 次の本を読んでご参加ください。
   ・『まだ肉を食べているのですか』(三交社) 
   ・『食民地』(ゴマブックス株式会社) 

Dあおくて まるかぁ地球 残したかぁ〜  ― 核はいらない  
  『モモの木をたすけた女の子のはなし』(ファージョン作)は、山のふもとに住むマリエッタとモ
 モの木の心の交流を描いた物語。ある日、火山が噴火した村に火が押し寄せてきました。
 さて、マリエッタとモモの木はどうなるのでしょうか? もしこれが火山でなく、原発事故の災害
 だとしたら・・・? 
 20世紀が抱えてしまった「核」。この時代に生きる物語を、みなさんと一緒に考えましょう。                                     ファシリテーター:飯田瑞穂さん                                           (NCCチェルノブイリ災害問題プロジェクト)

Eセンス・オブ・ワンダー! ― 平和ってなあんだ 子どもたちといっしょに考えよう 
  「ウォーリーをさがせ」ならぬ「悲しんでいる人をさがせ」ゲームで始めます。本気で探さなくて
 は、見過ごしてしまうかも。自分たちのまわりの人たち、世界の人たちに心を寄せるセンスを磨く   ワークショップです。小さな子どもたちから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、ドキドキ、ワクワク、
 ときには「ハッ!」としながら、おしゃべりしませんか。                                                            ファシリテーター:平良愛香さん                                           (NCC平和・核問題委員会)

 

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                 申込み用紙 

 

名まえ(ふりがな)

 

 

 

                     年齢      才代

                     中学   年生/高校   年生

 

一緒に参加する子どもの名前

 

 

                             才

 

 

住所  〒

 

    TEL

    FAX

 

 

所属教派・教会(または団体名)

 

 

 

ワークショップ(ワークショップの番号をお書きください)

 

    第1希望

    第2希望

    第3希望

 

 

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