「うちの理事さん」

プランナー

 黒岩 淳さん

2002年3月号掲載・紹介者:坂井武志

 

聞いたことは忘れる。見たことは覚える。
やったことは身につく。
だから体験することって大切だね

 

 「黒岩淳」39才。なんとも言えない愛嬌のある風貌と巨体の持ち主で、クロちゃんの愛称で親しまれている。少々困るのは夜型人間で朝に弱いこと。そして、時々行方不明になり連絡が取れなくなることである。
 仕事となると、誰に対しても物怖じすることなく是々非々でものを言う。が、一方で細やかな気づかいをみせる。
 人間通とでも言うのか、適材適所を見抜く目は的確で、人の情報や人脈は驚くほど豊富である。素材と素材を接着するのにさまざまな接着剤があるように、さまざまなプランと「人」を的確に繋ぐ「人間接着剤」とでも言いたいような人である。わが事務局で奮闘している海老根奈美嬢も彼の紹介である。
 森づくりフォーラムの設立に参画。講座やセミナーの企画には、良きプランナー・アドバイザーとして、なくてはならない存在である。また、フォーラムやシンポジウムの事務局運営にも、卓越したスキルを持っている。
 彼の仕事は、フリーのプランナーである。豊富な人脈を武器に東奔西走している。この4月から2年間、北九州市に住居をおくという。昨年、ワークショップ・ミューが手がけた博覧会がキッカケになり、「環境ミュージアム」が4月にグランドオープンするが、その運営およびアドバイザーとして、人材育成に2年間専念することになったのだ。その間にスタッフやボランティアの研修をして、「環境ミュージアム」の自立運営の基盤をつくるのが彼の仕事となる。
 ここでひとつ、本会の理事としてもクロちゃんの真価を発揮して、我々の知人が進めている九州地区のネットワークづくりに協力し、新しい風を巻き起こして欲しいと願っている。

 

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