世紀を越えて−「八海」の教訓をいまに

       八海事件50周年・東京集会  
        ご賛同とご参加のお願い
     
     とき:10月27日(土)午前9時半開場
     ところ:全水道会館・JR水道橋駅東口・白山通り東側を北へ2分
              午前10時 映画『真昼の暗黒』上映
              午後1時 講演  阿藤周平(八海事件元被告)
                         西嶋勝彦(八海事件弁護団)
                         浜田寿美男(花園大教授)
                    討論(午後4時半終了)

呼びかけ人:児玉憲夫(八海事件弁護団、前大阪弁護士会会長、前日弁連副会長)、佐々 木静子(八海事件弁護団、元参議院議員)、足立昌勝(関東学院大学教授)、木下信男( 明治大学名誉教授)、桜井善作(月刊『野火』発行人)、浜田寿美男(花園大学教授)、 福冨弘美(「総監公舎」国賠)、山際永三(人権と報道連絡会)
 八海事件の発生(1951年1月24日)から今年で50年になります。無罪確定(1 968年10月25日)からでも32年がたちました。  はたしてその間に、八海事件の教訓はしっかりと継承されて「真昼の暗黒」は過去のも のとなったでしょうか。残念ながら、いまだに冤罪は絶えることなく、さらに新しく生み 出されて今日に至っています。  国家権力は、四人もの確定死刑囚(免田事件、財田川事件、島田事件、松山事件)の再 審無罪があきらかにしたはずの冤罪を生み出す構造に一度もメスを入れてはいません。司 法の現実を知るものにとって急務であるその改革という希求を逆手にとって、心ある人々 が粘り強く展開してきた冤罪根絶の努力を無に帰そうと企んでいます。社会をより管理し やすい方向に再編して、裁判で争うことも、広く世論に訴えることすらも封殺しようと狙 っているのです。  私たちは、この容易ならざる状況の到来にあたり、八海事件の教訓をあらためて掘り起 こし、今日に生かして人権の確立・強化に役立てようと、10月27日に「世紀を越えて 縺w八海』の教訓をいまに/八海事件50周年・東京集会」を行いたいと考えます。  八海事件の被告として、雪冤のために18年の長きにわたって塗炭の苦しみを強いられ た阿藤周平さんは「冤罪をつくらないために、みなさんといっしょに努力したい。私はい ま、74歳です。この先、命が続く限り、八海の私として、冤罪をうけた生き証人として 冤罪をなくすたたかいをしていきたいと思っています」と訴えられています。  私たちは、この阿藤周平さんと心をともにし、一人でも多くのみなさまと冤罪根絶と人 権の確立・強化のために手を携えて立ち上がるべく、集会の成功をめざして、ご賛同とご 参加を呼びかける次第です。よろしくお願いいたします。

    2001年9月1日   八海事件50周年・東京実行委員会


               ■賛同金のお願い■  
 ◇お名前・お住まい(連絡先)・電話番号・メールアドレス・口数をお知らせ下さい。
 ◇ご賛同いただいたことを公表することの可否。  可   不可
 ◇1口1000円。下記の郵便口座を借用。当日、持参でも可。
 ◇振込先:郵便振替口座 001−001−125828 人権と報道連絡会
             (通信欄に「10/27集会賛同金と記入)
 ◇連絡先:福冨 194-0204東京都町田市小山田桜台1-10-50-401
    「fuku-tomi @nifty.com 」「(fax) 042-798-7041」「(tel)042-798-7040 」

〔八海事件とは〕  1951年1月24日、山口県熊毛郡麻郷村字八海で老夫婦殺害強盗事件が発生。犯人 としてY(当時22歳)が逮捕され、彼自身は犯行を認めたにもかかわらず、警察は、複 数犯に違いないと決めつけ、阿藤さんを主犯として他4名(うち1名はのちに釈放)を逮 捕、阿藤さんたちは、警察の拷問によって偽りの自白を強いられる。裁判は、最後に最高 裁が無罪を言い渡すまでに7回の裁判を重ね、17年9か月を要した。その間、第1次差 し戻しで無罪釈放になったにもかかわらず、第2次差し戻しの逆転有罪判決によって再収 監。最高裁に3回も行く間に阿藤さんは死刑と無罪の両極を行き来するという空前絶後の 裁判となった。広範なたたかいが高揚し、注目を集めた。


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