10月23日、全国から約50人の関係者が集まり札幌市内で第11回エホバの証人全国被害者集会(同実行委員会主催)が開かれた。集会は地元でカルト問題のカウンセリングに当たっているパスカルさんが基調講演、留学生弁論大会などを隠れ蓑に信者獲得を図っている統一協会の活動の実態を紹介しながらカルト関係者へのカウンセリングの実情をのべた。このあと元エホバの証人から牧師になった小崎氏や脱会しながらも精神疾患に苦しみ社会生活を営めない証人2世の体験、統一教会問題に取り組んでいる弁護士などが発言し脱会後北の地でも多くの人たちが根深く苦しんでいるカルトの現状が紹介された。また、夫たちの会の会の代表として参加した林俊宏氏〈「エホバの証人の悲劇」の著者)は著書の読者からの反響やその後離婚に至った自らの体験を紹介してものみの塔のマインドコントロールによる人間破壊、生活破壊の現状と息の長いカウンセリングを含めた活動の必要性が訴えられた。

ものみの塔=エホバの証人
第11回 被害者全国集会
札幌大会報告
  2005年10月22日(土)
《呼びかけ》 信者数は減少しても被害数は減少しない。いまだに、輸血拒否・精神障害・離婚・児童虐待・蒸発などが続発。 ものみの塔は一般社会に対して沈静化をもくろむが、問題はいっそう深刻化しております。二世問題も含め解決のために、情報交換の場として北海道に移動して開催いたします。

主催者挨拶

 被害者集会は地方での開催が必要だということで今回は札幌で開催しました。北海道ではものみの塔は活発な活動をしています。札幌市だけでも多数の王国会館があります。日々、伝道者が歩いている状態です。まだ北海道は歴史が浅く、自由な気質を持つ人が多いということがカルトにとっては格好の的であり、カルトに適している土地柄です。被害に遭っている人は北海道にたくさんいます。このような集会を通してエホバの証人の本当の問題、実態を明らかにしたいと思います。悩んでいる方々は同じように多くの人たちがいると励まし、連帯を取っていただいて人とのつながりを通して希望を持っていただきたいと思います。今日は気軽に発言していただき、仲間を作っていただければと思います。  


基調講演

『救出カウンセリングと不適切な介入』

講師 マインドコントロール研究所所長
     パスカル・ズィビィー氏
カルト宗教研究家=信者や家族の悩みや問題解決のために欧米だけでなく、日本各地において活躍なされており、著書・出版・コラム・講演など数多し。

元二世の体験談@

元二世の体験談A

活動報告

      救出カウンセラーの報告           

      臨床心理士の報告

      弁護士の報告

       牧師の報告

      「エホバの証人の悲劇」作者の報告

第5回 輸血拒否死亡者追悼式

【主催】エホバの証人被害者全国集会実行委員会
【共催】第11回札幌大会組織委員会 電話090−8706−1637(稲益)
【後援・協力団体】エホバ・オウム・統一協会・ヤマギシ・ライフ・ 法の華〜
 関係16団体
事務局 〒274−8791千葉県船橋東郵便局私書箱14号
電話090−4614−3589(平)
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