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アメリカ軍がバグダッドのIFC本部を襲撃

イラク自由会議 2006年9月9日

 9月7日と8日、アメリカ軍がバグダッドのIFC本部を襲撃した。この襲撃は、一連のIFCによる占領反対の市民の活動の後に行われた。アメリカ軍は、イラク民衆との国際連帯を示した反占領の横断幕やポスターが壁に掛かっているのを見て激昂した。彼らは暴力を振るって内部の全てのドアを壊し、家具を破壊し、事務所の財産のほとんどを没収していった。

 この残忍な行為は、反対者をあらゆる手段を使って抹殺するという米国政権の政策を知っている者なら誰にとっても驚きではない。こうした類の行為は占領の本当の素顔とイラク民衆にもたらした自由と民主主義についての偽善を明らかにしている。こうした行為は、イラクの完全な破壊と毎日続く大量殺戮がこの野蛮な政策の結果であり、それは自由を熱望する民衆を打ち砕いて初めて得られることなのだという事実を実際に示している。

 アメリカが主導する占領軍が宗派主義のギャングどもを解き放って社会を支配するようになったために、占領軍はイラクにおけるその計画と存在に反対する自由擁護勢力に対する支配を強めようとしている。占領軍は毎日白昼公然と行われる市民の殺害と、イラク人を弾圧するために占領軍が支えイラクの富を使っているグループによって実行されている宗派浄化攻撃に目を閉ざしている。

 イラクの占領軍はそのカイライ政府と共にイラクに安全と基本的な市民サービスをもたらすことに惨めにも失敗した。このような凶暴な行為はこうした失敗に対する普通の反応である。

 イラク自由会議はこうした類の行為を糾弾し、占領を終わらせる闘いの速度を継続することを宣言する。占領を終わらせることなしには安全も安定もあり得ない。

占領軍の野蛮な行為を打ち倒そう

イラク人の自由を求める闘い万歳

イラク自由会議万歳


US troops raid IFC head office in Baghdad

On September 7 and 8, U.S. troops raided the IFC head office in Baghdad. The raid came after a series of IFC civil activities against the occupation. The troops were outraged when they saw the anti-occupation banners and posters showing international solidarity with Iraqi people hanging on the walls.
They reacted violently and broke all internal doors, destroyed furniture, and confiscated most of the office property.

This cruel act is not a surprise to anyone familiar with U.S. administration policy which is to eliminate its opponents by all means. These kinds of acts reveal the true face of the occupation and its hypocrisy about freedom and democracy they brought to the Iraqi people.  These acts actually demonstrate the fact that the complete destruction of Iraq and daily genocide are the implication of this brutal policy and it can be achieved only by breaking the people will who are eager for freedom.

As the U.S.-led occupation unleashed the sectarian gangs to take control of the society, it attempts to tighten its grip around the libertarian forces who oppose its projects and presence in Iraq. It turns a blind eyes to the daily killing of civilians in broad daylight and the sectarian cleansing that is conducted by groups whom it supports and uses the Iraqi wealth to oppress Iraqis.

The occupation along with its puppet government in Iraq has failed miserably to bring security and basic civil services to Iraq. These vicious acts are the normal reaction to these failures.

As Iraq Freedom Congress condemns those kinds of acts, it declares that it will continue the pace to struggle to end the occupation. There will be no security and stability without ending the occupation.

Down with the occupation’s brutal acts

Long live Iraqis’ struggle for freedom

Long live Iraq Freedom Congress



Iraq Freedom Congress

September 9, 2006

ファシスト・イスラエル国家の蛮行を止めなければならない!

イラク自由会議 2006年7月17日

 過去6日間にわたって、イスラエル軍はヒズボラが2人のイスラエル兵士を誘拐したことを口実としてレバノンの多数の都市を爆撃した。イスラエル軍によるこの野蛮な爆撃の結果、多くの子どもを含む多数の市民が死亡した。

 イスラエル国家とヒズボラが軍事化を増大させ中東地域を血塗られた戦争に巻き込もうとしていることは、米国政府とイラン・イスラム共和国の間の争いの一部である。

 米政権はイラクを侵略し、イラク社会を内戦に追いやり、宗派主義ギャングどもを解き放って毎日何百人もの罪のない市民を虐殺し、権力に就けてイラクにおける彼らの犯罪に正当性を付け加えたが、それだけではなく、今日その同盟者であるファシスト・人種差別主義者のイスラエル国家を使って、特にイラクでは失敗が明らかになった中東に対するその政策を達成しその計画を押しつけようとしているのである。

 イスラエル国家とヒズボラとの間の紛争は反動的な紛争であり、レバノン、イスラエル、中東全体の民衆の利益に貢献することは決してないだろう。この紛争の犠牲者は平和で安全な社会を夢見る罪のない人々であることは明確である。

 イラク自由会議はイスラエル国家のレバノン市民に対する空爆と基幹施設の破壊を糾弾する。IFCは、イスラエル国家の傲慢な行動に反対し中東の治安と安全に対する侵害を終わらせようとする全世界の進歩勢力の声にIFCの声を合流させるものである。

The barbarism of the fascist Israeli state must be stopped!

Over the last 6 days, the Israeli forces bombarded many Lebanese cities under the pretext that Hizbullah has kidnapped two Israeli soldiers. This brutal bombardment by the Israeli forces has resulted in the death of scores of civilians including many children.

The escalation of militarism by the Israeli state and Hizbullah and the attempt to embroil the region in a bloody war is part of the conflict between the US government and the Islamic Republic of Iran.

The US administration not only has invaded Iraq, pushed the Iraqi society into a civil war and slaughtered hundreds of innocent people everyday by unleashing the sectarian gangs and putting some of them in power to add legitimacy to its crimes in Iraq, but It's also trying today through its ally-the fascist and racist Israeli sate to achieve its agendas and impose its projects on the region especially that its failure in Iraq has become evident.

The conflict between the Israeli state and Hizbullah is a reactionary conflict, which will never serve the interests of the masses in Lebanon and Israel and the entire region. It is evident that the victims of this conflict are the innocent people who dream in a peaceful and secure society.

The Iraq Freedom Congress condemns the air bombardment of the Israeli state against the civilians in Lebanon and the destruction of its infrastructure.
It adds its voice to the voices of the progressive forces worldwide against the arrogance of the Israeli state and to put an end to its violations against the security and safety of the region.

Iraq Freedom Congress

July 17, 2006

我々はなぜ、占領を終わらせ自由で民主的なイラク社会建設のために
市民レジスタンスに確信を持っているのか?

サミール・アディル イラク自由会議議長 2006年5月23日

 イラク自由会議は、イラクにおいて自由で文明的で民主的な社会を建設し、人間としての出自を基にして人々を認める政教分離した民族主義的でない政府を設立するために、市民レジスタンスと大衆動員の道を取ることを選択した。この道は、ゼネラル・ストライキや市民的抗議行動やデモンストレーションや占領を終わらせるための暴力以外のあらゆる可能な手段を含んでいる。

 我々がこの方針を取るのは、我々が武器の使い方を知らないからでもないし、アメリカ軍を恐れているからでもないし、キリストが「汝(なんじ)の右頬(ほお)を打った者に汝の左頬を差し出せ」と言ったことに従うからでもない。我々は武装レジスタンスを1つの闘争方法として認めるが、選択しなかった。我々は武装闘争は現在では不適切な戦術であると考えているのであり、声明やインタビューの中で我々の立場と見解を表明した。我々が市民レジスタンスを選んだのは、最少の被害の可能性でより高い効果があるからである。

 イスラム主義者と民族主義者のグループは暴力によって自らの目的を追求してきたが、2003年4月9日以来、2400人のアメリカ兵士と15万人以上のイラク人の死をもたらした。このことは、アメリカ兵士の死体1体につき62人のイラク人の犠牲者を出すということを意味している。従って、基本的な計算では現在イラクにいる16万8000人のアメリカ軍のためにイラクの全人口を抹殺して終わることになるのだ!!!

 その上、イラク人は特に、占領と闘うという口実の下で武装グループが自らの目的を推進するために犯したあらゆる残忍な行為を行った過去3年間に、戦争によって極端な被害を受けてきた。武装グループは給油所や上下水道システムを攻撃し、民衆の居住地域と職場を戦場に変えてしまった。こういう行為が、民衆の中に巨大な怒りがあるにもかかわらず武装レジスタンスが4つの州以上に広がらない実際の理由であることは明らかだ。

 その一方で、たとえば石油部門でゼネラル・ストライキを打てば、米軍車両に対する攻撃で1人の兵士を殺すのに何十人ものイラク市民を道連れにするよりも、米国政府に対する衝撃は大きいだろう。そういう理由から、我々は石油労働者の組合指導者が我々の側にいてIFCの執行部の40%以上が組合指導者であると言うことは、我々が成功するために重要であり偉大な財産である。

 また、我々が市民レジスタンスを選択したのは、それが国際的で人道的な反戦運動の一員であるからである。何人かの左翼とは違って、IFCの政策は反米なのではなく米国政府の非人間的な政策に反対しているのである。従って、IFCは例えばイラクで従軍している息子や娘たちを持つ何千人ものアメリカの母親たちに背を向けることはできない。イラクの母親は占領か武装民兵の犯罪のために我が子を失えば心を痛め苦痛を受ける。それと同様に、アメリカの母親もイラク戦争で我が子を失えば苦悩し苦痛を受ける。人間の痛みは世界中どこでも同じである。我々の力と支援は全世界のこの運動から来ているのであり、我々はどんなことがあってもこの政策と戦略を放棄することはない。

 世界の記録が我々の考えの正しさを証明している。第1次パレスチナ蜂起(インティファーダ)はマドリードとオスロの協定以後、パレスチナ人民が自らの国家を創設する権利の認知をもたらした。第2次蜂起は、和平が自らの地位と影響力を掘り崩すことを知っていたために第2次蜂起を破壊する周到な計画をたてたハマスとジハードの自爆攻撃がなければ、中東和平を達成しかけていた。また、我々はアフリカ民族会議(ANC)が率いる力と闘争によって南アフリカのアパルトヘイト政権がどのように終焉を迎えたかを経験している。

 9月24日にイラクにおいて反戦反占領戦線のデモが行われた際に、バグダッドのアメリカ政権は恐怖感を抱き、兵士を配置して集会のまわりを取り囲むことによってデモ参加者を挑発しようとし、人々を威嚇してできる限り早くデモを終わらせようと言う行為を始めた。バスラでも同じ日、イスラム主義勢力が反戦デモを恐れて反戦デモから注意を引き離すために同時並行のデモを展開したが、彼らは惨めにも失敗した。これに加えて、バスラではアル・サドル派の民兵に反対してIFCの加盟団体である学生自治会が学生の決起を主導した。この取り組みのためにバスラの地方政府はアル・サドル派の事務所を閉鎖せざるを得なくなり、アル・サドル派は自らの人権侵害を新聞紙上で公式に謝罪し、学生の要求に応えることとなった。

 結論として、市民レジスタンスはより効果が高く、犠牲がより少なく、我々の目的に全世界の世論を動員することが可能である。同時に、我々はあらゆる方法によって毎日宗派による浄化を実行する宗派主義のギャングどもから自らを守り防衛する権利を留保する。IFCは自らの隣人に対して銃を向けたり宗派主義の殺し屋どもに従ったりしないように人々を組織し教育を行う努力を惜しまない。

 この政策はIFCの政策綱領に書かれ発表されている。「民衆の家」を開設することは民衆の生活領域や職場で安全を手に入れ市民社会を取り戻すためのIFCの最も重要な戦術の1つである。

サミール・アディル議長が米国を訪問

イラク自由会議  メディアセンター 2006年5月

サミール・アディルが米国を訪問

イラク自由会議 メディア・センター

 アメリカン・フレンズ派奉仕委員会による招待に応じて、イラク自由会議(IFC)のサミール・アディル議長が2006年5月1日から5月17日の期間、アメリカ合衆国を訪問する。この訪問にはいくつかの州や都市でのセミナーや、分科会や、プレス・インタビューといった多数の取り組みを含んでいる。彼の訪問はアメリカの反戦国会議員との会合も含むだろう。さらに彼は、イラクにおける事業の立ち上げを追求している様々な反戦反占領の政党やNGOの運営委員会や著名人と会うだろう。

 これは結成後一年経ってIFCによって行われたこの種のタイプの最初の訪問である。議題の中でサミール・アディルは政治状況や米国の占領計画の失敗や政治過程や占領によって行われている犯罪や内戦の爆発の原因となった民族や宗教や宗派の出自に基づいて社会を分断しようと言う試みについて語るだろう。彼はまた、異なった展望、すなわち自由を擁護する進歩的な潮流や視点から、現在の情勢を描き出すだろう。それに加えて彼は現在の悲劇から抜け出る新たな代案を提供するだろう。

 訪米中に、サミール・アディルは占領と戦争と宗派主義のギャングどもに反対する立場を取るために、ワシントンからバグダッドに広がる強力で確固とした国際戦線を建設する努力をどのように強めるかについて焦点を当てるだろう。彼の訪米は、アメリカの自由を擁護する勢力や潮流からIFCに対してあらゆる種類の支援を獲得することも含んでいる。

 アメリカの反戦運動は、占領を終わらせ、イスラム政治勢力の役割を弱体化させ、イラクに市民社会を取り戻し、宗教主義でも民族主義でもない国家を作る上で、不可欠な盟友の1つであるとIFCが見なしていることを言及しておくことは重要である。また、この訪米は今年1月に日本で開催された最初のIFCとの国際連帯会議に従って全世界規模での連帯運動を築き上げる努力の継続の結果である。


Samir Adil Visits the United States

In response to the invitation made by American Friends Service Committee, Samir Adil, president of Iraq Freedom Congress (IFC) visits the United States of America for the period of May 1 through to May 17, 2006. The visit will include many events such as seminars, workshops, and press interviews in several states and cities. Also his visit will embrace meetings with US anti-war congress members. Furthermore he will meet with steering committees and prominent figures of various anti war and occupation parties and NGOs who seek to build projects in Iraq.

This is the first visit of such type made by IFC following one year of its formation. In his agenda Samir Adil will speak about the political conditions and the failure of the US project, the political process, the crimes committed by the occupation and its attempts to divide the society based on ethnic, religious and sectarian identities that caused the eruption of civil war. He will also reflect on the current situations from a different prospective, that is of a libertarian and progressive trend and view point. In addition he will offer another alternative to exit this tragedy.

In his visit, Samir Adil will focus on how to intensify efforts to build strong and firm international front that extends from Washington to Baghdad to stand against the occupation, war and sectarian gangs. His visit also includes gaining all kinds of support to IFC by the US libertarian forces and trends.

It is important to mention that IFC considers the anti war movement in US is one of its essential allies to end the occupation, undermining the role of political Islam, restoring civility in Iraq and forming non-religious and non-ethnic state. Besides, this visit has come as a continuation of efforts to build solidarity movement across the globe according to the first International Solidarity with IFC conference that was held in Japan last January.

Iraq Freedom Congress

Media Centre

組合活動家の逮捕は基本的人権と表現の自由の侵害だ

組合活動家のフセイン・サリーとジムナコ・アジズに自由を

イラク労働者評議会労働組合連合 2006年4月4日

 スレイマニアのクルド愛国同盟当局は、スレイマニア市地方政府に対するデモを展開する活動を進めてから建設労働者の中で非常に有名になった人物である組合活動家のフセイン・サリーを逮捕した。彼の逮捕が数人の活動家と共に逮捕されたのは、1986年に起こったハラブジャの虐殺事件の追悼行事を行っている時であった。

 PUKの人権侵害の記録は歴史に深く刻まれているものであり、1991年に彼らが実権を奪い取った当初にまでさかのぼる。こうした人権侵害は決してやまなかったが、PUKは民主主義や人権を尊重していると主張しているにもかかわらず、人権侵害がPUKの政策の一部であり続けたのである。

 クルド民衆の犠牲と抵抗が唯一の力となってファシスト・バース党政権の駐留を終わらせ、これら民族主義勢力が今日の権力につく道を開いたのである。したがって現当局はクルディスタン民衆の革命的な力を忘れても過小評価してもならないのであり、クルディスタン民衆は、地球上で最も野蛮な政権の最も凶暴な抑圧に対峙している間にもあきらめることはなかったし、その結果として18万人以上の人々が抹殺されたアンファール作戦のような大虐殺作戦が行われたにもかかわらず、闘い続けたのである。

 クルディスタンでの最近の事態で明らかになっているのは、民衆の闘いは新しい段階を開始し、自らの要求に応え自由を拡大するためには政治的舞台に参加しなければならないことを民衆が自覚し始めたということなのである。

 我々は組合活動家の逮捕を強く糾弾し、スレイマニアのPUK当局にこの労働者たちを即時釈放するように要求する。

 我々は全世界の労働組合、人道組織、人権団体に呼びかけるが、この活動家たちと彼らの大義の側に立ち、指導者がイラクの現大統領であるPUKに圧力をかけて彼らを即時釈放させよう。

自由万歳

民衆の意思万歳

対イラク戦争3周年
イラク自由会議はイラクの数都市でデモと抗議行動と多数の様々な取り組みを組織する

イラク自由会議 2006年2月22日
 3月19日は対イラク戦争の開始から3周年になる。この日は戦争が宣言されイラクを徹底的に破壊して国際的な戦場に変え、イラクを血の中に沈ませた不幸の日である。この日はアメリカによる野蛮な戦争と残酷と傲慢にNOの声を上げる者には誰でも占領と投獄と拷問を押しつけるという宣言である。この日はイラクがテロリストによる戦争の場に変えられた日である。この日は宗派主義と民族主義のギャングどもが檻から解き放たれて人々の治安と安全を破壊し、様々な年齢の市民を大虐殺することになった日である。

この日を大きなNOの声を上げる日として記念しよう。

 投獄と拷問とアブグレイブ刑務所とブカ刑務所にNO
 占領とテロ政策にNO
 戦争と占領の産物である民族と宗派による分断にNO


 占領を終わらせることなしに安定も安全もない。

 3月18日には全世界でイラク民衆との連帯を示す巨大な集会が開かれる。イラク自由会議は世界の解放運動、人道主義運動に対して、街頭に出て占領軍を追い出すイラク民衆との国際連帯運動を強化するように呼びかける。

NOシーア派…NOスンニ派…我々は人間だ

サミール・アディルIFC議長 2006年2月23日

 このスローガンによって、我々は憎悪に満ちた宗派主義勢力の暴力を打ち負かし、宗派主義ギャングどもが我々の安全と治安に干渉するのをやめさせなければならない。

イラク国民のみなさん…

 宗派間戦争に引きずり込まれつつあるということを自覚しよう。モスクや教会を燃やすことによって、こうした犯罪グループどもはイラク社会を戦争へと押しやることを企んでいるのであり、そこではみなさんの家族と子ども達が犠牲になるのだ。占領の産物であるこうした犯罪グループどもは、みなさんの生活から幸福を取り上げようと決意している。
 レバノンの悲劇を…コソボの恐怖を…ルワンダのジェノサイドを思い起こそう。それらの戦争では民族主義と宗派主義のギャングどもが自分たちの中で権力と富を分け合ったが、民衆は銃弾と破壊以外には何も得られなかった。

イラク国民のみなさん…

 宗派主義の政党やグループは情勢を悪化させ感情を激昂させて緊張を強めている。過去3年間にみなさんの生活には何の改善も見られなかったが、こうした政党はみなさんを恐ろしい宗派間戦争に追い込もうと企んでいる。

 何十年にも何世紀にもわたって、みなさんは共に肩を組み、幸せも悲しみも分かち合い、互いに助け合い、子ども達は共に遊んできた…我々が一つの願いを持った一つの大きな家族であった時代を思い起こし、この家族が心の狭いグループや個人のために内戦に陥るのを防ごう。長年にわたってみなさんは宗派の色分けなど何の気にもかけなかったのであり、彼らがみなさんの人間性を奪い去りこうした誤った色分けを押しつけることのないようにしよう。

イラク国民のみなさん…

 団結してイラク自由会議に結集し、自らを守り、こうしたギャングどもがみなさんの所にやって来ないようにしよう。IFCの事務所をみなさんの地域に開設し、誰でもが我々の中で安全で差別なく守られて暮らすことができると宣言しよう。

 IFCの旗を掲げ、NOシーア派、NOスンニ派、我々は人間なのだ、と共にスローガンを声に上げよう。



No Shiite…No Sunni… we believe in human identity

With this slogan we have to defeat the hatred, sectarian violence and stop the sectarian gangs from messing with our safety and security.

Iraqi people…
Be aware of being drown into a sectarian war. By burning mosques and churches these mobs intend to push the society into a war in which your families and children will be its victims. These mobs who are the outcome of the occupation have decided to take away the happiness in your lives.
Remember the tragedy of Lebanon… the horror of Kosovo… the genocides of Rwanda. The ethnic and sectarian gangs in those wars divided the power and wealth among themselves while the people got nothing but bullets and destruction.

Iraqi people…
The leaders of the sectarian parties and groups are poisoning the climate and inflaming the passion to increase the tension. During the last three years you did not see any improvement of your lives however these parties intend to drive you into a horrible sectarian war.
Together for decades and centuries you lived shoulder to shoulder, shared the happiness and sadness, helping each other and your children were playing together… remember those days when we were one big family with one aspiration and prevent this family from sliding down into a civil war because of some narrow minded groups and individuals. For years you never worried about the sectarian identity, so do not let them take away your humanity and impose those false identities on you.

Iraqi people…
Unite yourselves and join Iraq Freedom Congress, protect yourselves, do not let these gangs get to you. Open IFC offices in your neighborhoods and announce that everyone can live among us safely and secured without discrimination.
Bear the IFC flag and let’s chant together No Shiite …No Sunni we believe in human identity.

Samir Adil
IFC president
February 23, 2006

3月8日の国際婦人デーをイラクのイスラム教シャリア法にノーと言う日にしよう

イラク女性自由協会海外代表 ホウザン・マフマウド  2006年2月24日

すべての女性、進歩的、政教分離主義の運動組織と労働運動組織に

イラクの女性は歴史的な脅威に直面しています。米英の占領は政治的イスラム主義者グループの勢力を強くしました。彼らは今、米国が取り付けた議会で大多数を構成し、人種の差別とイスラム教シャリア法の原則に基づく新憲法で支配的な位置にいます。

イラクの個人地位法は今や廃止されるでしょう、そして、結婚と家族問題はすべて、イスラム教シャリア法とその他の宗教・部族法に基づいて仕切られるでしょう。
これは、何百年も昔の暗い時代に展開した法制度の下でイラクの女性が奴隷化されることを意味します。イラクの女性はこの従属を受いれません。

私たちはイラクの占領と政治的イスラム主義の両方に対して断固反対します。
これをするために、私たちはあなた方の連帯を必要です。私たちの闘いを支持してください。

次の声明に署名して、私たちにそれを送り返してください:

「米国と英国によるイラク戦争と占領は、イラク社会の反動勢力への道を開き、イスラム教シャリア法と他の宗教・部族法に基づいた憲法を押し付けました。
私たち、文末に署名した組織および個人は、宗教法の導入を非難します。私たちは、イラクの女性に自由と平等を要求しそして彼女たちの、民主主義的、政教分離、男女平等の憲法を求める闘いを支持します。」


"The war and the occupation of Iraq by the US and UK have opened the way for reactionary forces in Iraqi society to
 impose a constitution based on 
Islamic Sharia and other forms of religious-tribal law. We the undersigned organizations and individuals condemn the introduction of religious law. 
We demand freedom and equality for Iraqi women and support their Struggle for a democratic, secular and egalitarian constitution."

イラク女性自由協会
ウェブサイト
http://www.equalityiniraq.com

IFC衛星テレビを実現しましょう

日本の友人同志たちへの公開書簡  サミール・アディルIFC議長 2006年2月12日

 日本の民主主義的社会主義運動(MDS)の佐藤和義同志と同志たち、平和と民主主義をめざす全国交歓会の同志たち、イラク市民レジスタンス連帯委員会の同志たち こんにちは

 第1回イラク自由会議連帯会議はかくて終了しました。それは世界の文明社会の民衆にとって巨大で重要な前進です。みなさんは素晴らしい仕事を成し遂げ、この会議を通じて連帯と抵抗の戦線を築き上げ、会議の中では国際会議決議と特別決議が採択されました。このようなことはベトナム戦争以来一度もありませんでした。みなさんはイラクばかりではなく、全世界における人類への希望を取り戻したのです。

友人同志のみなさん

 私たちはみなさんがいなくてもこの戦線を築きその枠組みを作ることはできたでしょう。しかしその場合には時間が長くかかりすぎて、おそらくあと6ヶ月か1年かそれよりもっと長くかかったでしょうし、実際、我々の活動はロスタイムに入っていたことでしょう。皆さんがこの戦線の形成を促進したのであり、ここに私たちの巨大な秘密が存在するのです。

 IFC国際連帯集会の2日目のステージに上がった時、私たちの腕は互いに抱き合い、「ウイ・シャル・オーバーカム」の声を上げた時、200人以上が集った集会場を革命的な雰囲気が満たしました。その瞬間、私は新しい時代が今始まり、暗黒のトンネルの出口にある小さなロウソクが巨大なたいまつに変わったように感じました。

人類はテロの爪からの救いの道を手に入れたのです。テロのない世界…、平和な世界…、無垢(むく)の子ども達の笑いによって描かれた世界…それは実現可能なのです。それは私たちが1月28日と29日に画期的事件として描いた世界なのです。

 私たちはイラクに到着したばかりですが、会う人全てに対して東京で達成した巨大な仕事について話しています。躊躇や絶望が心の中に入り込み始めたその顔に、楽観主義と、希望と、喜びが再び浮かんでいます。今日、私たちは自らがかつてなく強力になったと感じています。私たちはIFC国際連帯集会で計画した仕事を成し遂げる自信を持っています。

 IFC国際連帯会議を終えて、世界の行く末は私たちにかかっています。絶望に打ちひしがれた幾百万の民衆が私たちを救済者だと見るでしょう。世界を変革するのは困難なことであり、アメリカとイスラム主義者のテロの両者をうち破ることも又難しいことです。しかし、私たちが革命的な意志をひとたび持つならば、それは不可能でも実行不能でもありません。私たちは、大会で確認した誓いを忠実に守ることを約束します。

 最後に、同志と友人のみなさん

 私はみなさんの真摯な献身と関与に本当に感謝いたします。みなさんがいなければ、私たちはこの偉大な歩みを進めることはできなかったでしょう。

 IFC衛星テレビ設立へを前進しましょう。それはテロを打ち倒す新たな一歩なのです。


An Open letter to Our Friends and Comrades in Japan

Dear comrade Sato Kabotchi of the movement for democracy and socialism

Comrades of Movement for Democratic Socialism (MDS) - Japan

Comrades of National Assembly for Peace and Democracy (ZENKO) - Japan

Comrades and friends Committee for Solidarity with Iraqi Civil Resistance -Japan



Greetings… thus our first solidarity conference with Iraq freedom congress has come to an end. It is a huge and important step forward for the civilized people in the world towards freedom.

You have achieved a marvellous job, and founded through this conference a solidarity and protestant front in which one platform and one agenda is adopted. This has never happened since the Vietnamese War. You have restored the hope to the human being not only in Iraq but all around the world as well.

our dearest friends and comrades… we were able to build this front and set its frame work without you; however this would have taken too long time, perhaps another six months or a year or even much longer, we are working actually in the injury time. You have expedited the formation of this front and here where our giant secret lies.

When we stepped on the stage in the second day of the conference, our hands were embracing each other, and chanting “one day we will overcome..” the revolutionary atmosphere has filled the meeting room where more than 200 people gathered, at that moment I felt that a new era has just begun and the little candle in the end of the dark tunnel has turned into a huge torch.
The humanity has owned its salvation from the claws of terrorism. A world without terrorism… a world of peace… a world drown by laughs of innocent children… is possible. It is the world we sketched its milestone on January 28th and 29th.

We just arrived in Iraq and speak to everyone we see about the gigantic work we have accomplished in Tokyo. The optimism, hope, and cheerfulness are re-drawn on the faces in which hesitation and hopelessness have begun to creep into their hearts. Today we feel much stronger than ever. We are confident of getting the job we planned in the conference done.

The world after the conference will rely on us. Millions of desperate people will see us as rescuers. Changing the world is difficult, and defeating both US and Islamic terrorism is hard also; however it is not impossible or undoable once we possess a revolutionary will. We promise you that we will be faithful to our pledges we affirmed in the conference.

Finally, comrades and friends I truly appreciate your sincere dedications and commitments, without you we could not have moved this great step.

Let’s move on to establish IFC satellite TV. It is another step forward to defeat terrorism.
Samir Adil

President of IFC February 12, 2006