速報! マフマルバフ監督来日時のインタビュー番組
 昨年末、私たちが出版した、イランの映画監督モフセン・マフマルバフ氏の著書『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない 恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』は、幸い好評を得て、ただいま品切れ中。18日(金)に三刷りが出来ます。ぜひ、ご自分でお読みくださり、また周囲の方々にお薦めください。図書館へのリクエストもお願いいたします。

 映画『カンダハール』は、まず東京上映が12日(土)から始まりました。連日満員で、上映時間直前に映画館に着くと、次回の整理券を渡される可能性があります。立ち見の方もでています。かなりのロングランになるでしょうが、お忙しい方は、混み具合を劇場に問い合せてから行かれるほうがいいかもしれません(新宿武蔵野館 電話 3354ー5670)。

_______________________________________________________________________
さて先週来日していたマフマルバフ監督とのインタビュー番組が放映されます。

 1月16日(水)午後7時半   NHK「クローズアップ現代」
 1月21日(月)午後10時    NHK教育「ETV特集」辺見庸氏との対談

1月22日(火)TBS系筑紫哲也NEWS23(午後10時54分〜11時50分)にマフマルバフ監督出演。
______________________________________________________________________
記者会見の時の応答ぶり、個人的に話した時の会話ーーいずれから考えても、なかなか魅力的な人物でした。映画に出ているハッサン・タンタイ氏について、米国から流されているニュースに関しても、見事な切り返しをしています。上記番組の取材も、かなりいい形で収録されています。編集がうまくなされることを期待しています。

 米軍がなお続行しているアフガニスタン爆撃、米軍に「捕捉」されたアルカイーダ兵士の在キューバ米軍基地への移送、まもなく東京で開かれるアフガン復興会議など、批判し監視すべき状況は、多様な形で私たちの目前にあります。

 マフマルバフ氏の映像とテクストは、その作業をするうえで、私たちによってさまざまに活用され、変形され、批判されることを待っています。
______________________________________________________________________
戻る