7. デイヴ・デリンジャー夫妻、12月に来日。『自伝』も11月に刊行!

 1966年8月に東京で開催された「ベトナムに平和を!日米市民会議」にアメリカ代表団の団長として参加したデイブ・デリンジャー(Dave Dellinger)さんが、夫人のエリザベスさんとともに本年12月に来日が決定しました。夫妻は約2週間滞在し、その間、東京、大阪などで講演会を催すほか、広島なども訪問の予定。今、夫妻の「歓迎委員会」の設立準備が進行中。

 東京での講演会は12月6日(土)、大阪では8日(月)に予定されている。

 デリンジャーさんの膨大な自伝、『イェール(大学)から牢獄へ』(From Yale to Jail)は、昨年秋、アメリカでペーパーバック版が刊行されたが、邦訳が進み(吉川勇一訳)、夫妻の来日直前の11月中には藤原書店から刊行される。なお、12月5日には、出版記念パーティ、サイン会なども予定されている。

 詳しくはおってこのニュースでお知らせしてゆきます。

 この書物について、有名な言語学者で反戦の活動家でもあるノーム・チョムスキーさんは次のようにのべている。「本書をよむ以前から、私はデイブ・デリンジャーを知っていたし、大いに尊敬もしていた。いや、そう思っていた。だが、このすぐれた書物を読んだ後、私の尊敬は畏怖以上の何かへと変ってしまった。自らの人生を刻んで、人を真に鼓舞させるようなものを生みだせた人間は、世界にそう多くはいない。この自伝は、まさにそうした数少ないものの一つである。」

 本書の内容紹介、目次、主なアメリカでの書評(日本語訳)などをご覧になりたい方は次をクリックしてください。

Dave Dellinger: From Yale to Jail

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