148. 倉田令二朗さん、逝去(01/08/22掲載)

 元「福岡ベ平連」の中心的活動家だった数学者の倉田令二朗さん(ベ平連時代は、九州大学工学部助教授、現在、 河合文化教育研究所主任研究員)が8月8日未明に急逝された。享年70歳。
 名古屋大学教授の黒田光太郎さん(やはり、元「福岡ベ平連」の活動家)からの知らせによると、倉田さんは今年2月から丸亀に住まいを移されていたが、毎月名古屋にも来られていて、7日朝に脳内出血で倒れ、名古屋市内の病院に緊急入院され、苦しむことなく息を引き取られたそうです。
 
 8月21日の名古屋本社版『毎日新聞』朝刊の訃報は、以下のように伝えています。

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 倉田令二朗さん 70歳(くらた・れいじろう=河合文化教育研究所主任研究員、数学基礎論専攻)

 8日、脳内出血のため死去。葬儀は近親者のみで行った。
 関係者による「しのぶ会」を行う予定。自宅は香川県丸亀市通町165の2。喪主は妻ヒデ子さん。
 数学者ガウス、ガロアらが唱えた理論の研究の第一人者。

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 ここでふれられている「偲ぶ会」は、詳細未定だが、おそらく、10月3〜6日に九州大学箱崎キャンパスで行なわれる予定の「日本数学会」秋季大会(に合わせて、10月初旬に福岡で行われるのではないかとつたえられています。確定しましたら、この欄でお知らせいたします。

 なお、倉田令二朗さんが1968年に『朝日ジャーナル』に書かれた文を採録します。青字の下線部をクリックしてください。

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