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日本の技術アピールに現場冷ややか
日本は、河井克行外務政務官を団長に50人を超えた大代表団を送り込んだ。開催国のケニアを除けば加盟国で最多。力を入れたのが、日本が研究開発を進める地雷の探知、回収技術の紹介だ。NGO(非政府組織)の展示スペースが並ぶ会議場通路の一角に日本の常設展示コーナーを開設し、ビデオやパンフレットなどで日本の先端的技術をアピールした。
東京電機大の古田勝久教授をまとめ役に、国内各地の大学が共同開発しているのは、電波を使って地中を透視できる地雷探知機、民間企業ではコマツ、川崎重工、三井造船、山梨日立、COSの5社がそれぞれ探知・除去用の機械を開発中だ。コマツのブルドーザー型機械は山岳地帯の急斜面で作業できるのが特徴で、すでにアフガニスタンで実地試験中という。
埋設された対人地雷の除去作業は、訓練を受けた専門家が地面を数センチずつ安全を確認しながら進む手作業が大半で、危険を伴ううえ膨大な時間がかかる。日本の美根慶樹・軍縮代表部大使は先月29日の協議で「除去を加速するため技術革新が必要とされている」と研究開発の重要性を訴えた。
しかし、1台5000万円〜1億円といわれる高価格や、いまだ実用化のめどが立っていないのが難点。97年にノーベル平和賞を受賞し、今回300人以上の代表団を送り込んだNGO「地雷禁止国際キャンペーン」のグース団長は「米国、カナダ、スエーデンなども研究開発しているが、なかなか実用化されない。そんなことに使う金があったら、除去作業員や犠牲者の支援に回して欲しい。それが現場の考えだ」と強調した。
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