「在留特別許可取得一斉行動」 (速報) No.1



 今回の在特一斉行動には5家族2個人の合計21人が参加をしています。9月1日には病気や学校があるために出頭できなかった4名を除き17名が東京北区の入国管理局第二庁舎に出頭しました。村田敏、児玉晃一、松下明夫、生田康介、山田正記各弁護士とAPFSの日本人及び外国籍スタッフ8人が付き添いました。入国管理局側は大会議室を用意し、出頭した全員と付添いの弁護士APFSのスタッフを招き入れ、大塚統括入国警備官が、今後の手続きの流れなどについて、15分ほど説明をしました。大会議室後方には20名程の警備官が待機しており、説明が終了したのちに、各家族に分かれて違反調査が行われました。今回の出頭団の代表であるイラン国籍のアデル・ゲイビさんが1時間後に大会議室に姿を現し、今後は在宅にて取り調べると警備官が伝えたそうです。その後、続々と違反調査を終えた家族たちが大会議室に戻り、最後はバングラデシュ国籍のモハメッド・アラムさんが大会議室に戻ってきました。全員が、在宅で今後取り調べを行うということで、大会議室は和やかな雰囲気となりました。当初、収容されることを恐れて、全員に下着と歯ブラシは持参するようにと伝えていましたが、杞憂に終わりました。

 しかし、9月6日には、モハメッド・アラムさんとAPFSの吉成勝男代表に入国管理局から呼び出しかかりました。アラムさんは、調査第一部門(普通は第四部門)で今後聴取を行うことが知らされ、その後アラムさんの身元保証人となっている吉成代表が2時間あまり、聴取を受けました。聴取は非常に丁寧で、仮放免を早急に行いたいので、診断書を添えて仮放免申請書を提出するようにとの指示がありました。

 その後、入国管理局側から相次いで今回の出頭者宅に電話がはいり、ミャンマー国籍のマウンさんは9月17日、イラン国籍のアデル・ゲイビさんは9月22日、シャーロックさんは27日、同じくイラン国籍のFさんは28日、Mさんには29日に夫婦二人で出頭するようにと連絡がはいりました。これまでは在留特別許可を求めて出頭した未登録外国人が違反調査を受けるにあたっては、出頭から早い場合でも6ケ月間程度はかかっており今回出頭から一ヵ月たらずで呼び出しを受けたことに対して、入国管理局側は早期「解決」−在特不許可を目論でいるのではないかと警戒を深めています。

 今後の日程としては9月21日に弁護士約15名の参加で正式に弁護団を設立し、法的側面での支援体制を創るとともに、9月25日を集約日とする緊急の団体署名を各支援団体や労働組合などの皆さんにお願いをする予定です。また10月初旬頃には、法務省との交渉を行い、同時に27万人(現在日本に在住する未登録外国人数)署名運動を移住労働者と連帯する全国ネットワークのご協力を得て行う予定です。また移住労働者問題を研究している学者や研究者の方々に呼びかけ、今回の行動の理論的な根拠の確立についても急いでいます。詳細な日程が決定し次第には、逐次ご連絡をいたします。ぜひともご協力を賜りますようお願いいたします。 21名分の陳述書の作成や書類の準備、日常の相談業務などに時間を取られてしまい、皆様へのご連絡が遅れてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

1999年9月13日


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ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY (APFS)