■■ 在特活動 ■■

ウォンさん家族に在特を!! 

法務省要請行動が行われました


 日本国内に強固な生活基盤が形成されたことを理由に在留特別許可を求めているフィリピン国籍のウォンさん家族は今、裁決を前に岐路に立たされています。

 母親のネルダさんは1年も前(2004年3月)に在留特別許可を求め東京入国管理局に出頭済みであったにも関わらず、本年3月に入国管理法違反容疑で逮捕−裁判の後、現在は東京入管内に収容されています。在留特別許可が認められるか否かの裁決は、早ければ6月の始めにも出される可能性があります。父親と高校三年生の娘ジャイさんの在宅での調べもネルダさんに合わせて早いペースで行われています。

 「ウォンさん家族を支援する会」は、島田久衆議院議員の政策秘書、大竹さんの仲介で 5月26日に法務省要請行動を行いました。と同時に交渉を応援するため法務省前で横断幕、プラカードなどを持ってアピール活動を行いました。例によってマスコミの取材カメラも回っています。

 午後4時半、要請団6名が大竹さんと共に建物内に入りました。その後、要請は予定された30分を大幅に超えて午後5時半過ぎまで行われました。法務省側は入国管理局審判課 藤谷聡違反審判係長と石崎勇一補佐官の二人です。

 「支援する会」要請団はウォンさん家族のために全国から寄せられた4781筆の署名を法務省に提出し、ウォンさん家族3名に在留特別許可を認めてくれるよう強く申し入れました。また、ジャイさんの同級生が法務大臣に向けたジャイさん直筆の嘆願の手紙を法務省側に手渡しました。

 話しあいの中で法務省側は在留特別許可を認めるにあたり最近は「人道的見地」を考慮していること、在留特別許可の「目安」は今後出さざるを得ないであろう、といった意見を示しました。また、この日の要請に関しては2.3日中に東京入国管理局へ伝えることを約束しました。

 要請行動中、法務省前では多くの「支援する会」の仲間、特にジャイさんの同級生たちが「ジャイさんを日本から追い出さないで!」「ウォンさん家族に在留を認めてください!」と大きな声でアピールを続けていました。

 ウォンさん家族の裁決は目前です。ぜひ皆さんのご支援・ご協力を御願いいたします。


「ウォンさん家族を支援する会」 カンパ振り込み先(郵便振替口座)

口座番号: 00170-7-355164
口座名称: 「ウォンさん家族を支援する会」





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