ASIA FAIR開催!

 

第8回アジアフェアが、2001年10月14日、例年通り板橋、都税事務所前広場にて開催されました。数ヶ月前から、HAPPY HOUSEのメンバーと、FMG(フィリピンマザーズグループ)を中心に、企画を練り、準備を進めてきました。夜遅くまで事務所に残って作業をしたメンバーも大勢います。

当日は、秋晴れの空のもと(日差しが強く、暑いぐらいでしたが)、早朝より会場設営を開始し、12:00にプログラムをスタートさせました。オープングに際しては、昨月起こった同時多発テロと、その後のアフガニスタンでの空爆の犠牲者に黙とうをささげ、一日も早い平和な日々の回復を願いました。その後、プログラムには若干の変更、キャンセル等がありましたが、毎年恒例のFMGのダンス、歌、バンブーダンスや、バングラデシュ出身者のグループによる音楽の演奏なども、フェアを盛り上げてくれました。さらに、タイの少女の飛び入り参加での舞踊や、アフリカ出身のバンドの演奏など、初の出演者も交えたにぎやかなものとなりました。コンゴ・タンザニア出身のミュージシャンが、キーボード・パーカッション等を演奏し、会場や大山商店街はリズミカルな音楽につつまれました。会場には、フィリピン・イラン・バングラデシュ・ミャンマー・韓国の屋台が並び、おいしそうなにおいがたちこめていました。また、NPO法人KIKI WEB主催の、車椅子の試乗会も同時に行われ、商店街を往来する人々は立ち止まって、興味を示してくださっていました。民族衣装を着て、プラカードを持ち、ASIAをアピールしながら商店街をパレードする、という初の試みも実施し、往来の人々の注目を集めました。プログラムの最後は、くじ引き大会で、喜びの声やため息に、会場が包まれていました。

そもそも、ASIAN FAIRは、アジアについての理解や地域での交流、共生を目指して、 国際結婚カップルを中心に始められました。
平成12年末の外国人登録者数は168.6444人。日本の人国の1.33%に及び、32年連続して過去最高を更新しました(前年比8.4%増:国際人流,2001 7月号より)。このうち、全体の73.8%の124万4629人はアジア出身者です。8回目を迎えた現在、会場で目を引いたのは、外国籍の子供たちや、国際結婚カップルの子供たちの姿でした。以前は、数える程だった、APFSやHAPPY HOUSEのメンバーの子供たちも、今では珍しくなくなりつつあります。日本社会にとって、文化交流や異文化理解が重要なのは当然ですが、こうした子供たちが、母国、或いは両親のどちらかの国の文化、について学んでいく機会・母国文化を自ら表現し伝える場所、としても、ASIAN FAIRは重要な役割を果たしているのではないかと感じました。出演者の皆さん、有難うございました。そして、FIARの準備に関わったメンバーの皆さん、お疲れ様でした!

 

<メンバーからの報告
9月、10月には、色々なイベントが行われました。バスツアー、アジアフェアに参加、協力してくださったFMGのメンバーの方から、当日の様子や感想などを寄せていただきました。

Strictly Asian Culture!

October 14,2001 was a date to remember. Different countries all over Asia like Philippines, Myanmar, Bangladeshi, Korea, as well as other countries came to witnessed and take part as the momentous event took place in Oyama, Itabashi Ward.
The affair was formally opened by Mr. Yoshinari, the President, while the civic leader, delivered his welcome address. A grand parade was gazed as the cheerful delegates displayed part of their unique culture with their attractive and colorful costumes. Topical dances were proudly presented with lively music served as a background. Along with the merriment, exquisite cuisines were served which added for the enjoyment of the people gathered there. The successful festivity ended with lots of games and surprises. Thoroughly, when skills and arts along with spirit of camaraderie and unity combines a merry mix of culture, will take place.
By Evelyn Okada

2001年10月14日は、思い出深い日となりました。アジア各国、フィリピンやミャンマー、バングディシュ、韓国などの人々が、板橋区大山で開かれたイベントに集いました。フェアは、団体の代表である吉成氏の言葉によって開会されました。美しく魅力的な伝統的な衣装を身にまとった参加者達によるパレードが、フェアに色を添え、にぎやかな音楽にあわせたダンスも披露されました。また各国の料理の屋台も建ち並び、訪れた人を楽しませました。フェスティバルの終盤は、楽しいゲームで締めくくられました。友情、そして融和の心に支えられたスキルと芸術は、様々な文化を結びつける力をもつのでしょう!! 

 


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ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY(APFS)