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『ACT―市民の政治―』211号(2004年2月9日)

Line Up

  ◆第4回WSFでワークショップを開催
              岡田直子さん(ピース・チョイス・キャンペーン実行委員会)
  ◆CATCH UP  ◆いずみ(編集長コラム)
  ◆1・16-21 第4回WSF報告
  ◆“ボイコット・ブッシュ”キャンペーン――ブッシュ政権・共和党献金企業リスト
  ◆社民党からの定期便B
  ◆〈写真コラム・路傍の片隅から〉最終回
  ◆末端私論 「不安定雇用者のための相談所を」
  ◆ACT関西企画
    緑の政治ユーザーズガイドG
    続・就職活動記
  ◆[新連載]七転八倒 緑の市民が今日も行く
  ◆経介☆政子の永田町たちばなし(20)
  ◆1・31東北集会 土井たか子さんとピースライブ
  ◆住民投票津々浦々[1月1日〜31日]
  ◆北海道・旭川 久保厚子市議が「黄色いハンカチ運動」に異議
  ◆大阪府知事選 小山広明さん善戦
  ◆1・25 WORLD PEACE NOW
  ◆[映評]『グッバイ、レーニン!』(2003年/ドイツ/監督:ウォルフガング・ベッカー)
  ◆広告(2面) 漢方生薬入浴剤「芳泉」……ほんの木
            『軍縮』3月号
            『創』3月号……創出版
       (4面) さつき印刷
       (6面) スーパー酵素……許恊ャ食品          

第4回WSFでワークショップを開催
 岡田 直子さん
(ピース・チョイス・キャンペーン実行委員会)

“ボイコット・ブッシュ”をグローバルに展開しよう

わたしたちは戦争をサポートする企業の製品を買いません

岡田直子
おかだ なおこ
 1975年生まれ。学生時代よりエコ・リーグなどの環境活動に関わり、1997年に米国カリフォルニア州の環境NGOにてインターンシップをおこなう。中央大学法学部法律学科を卒業後、ISO審査登録機関、日米NPO間のインターンシップをおこなう日米コミュニティ・エクスチェンジのコーディネーターを経て、現在は環境、NGOやホリスティック医療関連の翻訳・執筆をおこなう。2003年3月、米国のイラク攻撃に憤慨し、ブッシュ政権および共和党への献金企業のボイコットを呼びかける「ピース・チョイス・キャンペーン」(http://www.peace-choice.net/)を仲間とともに始め、20カ国以上の国際ボイコットネットワーク“boycottbush international(boycottbush.org)”の日本連絡先となる。連絡先:namoon@rediffmail.com    【構成:大島正裕】


 ――まず、インドで開かれた世界社会フォーラム(WSF)に参加されたご感想から。
 とにかく12万人以上という大勢の人たちが集まってものすごいエネルギーを感じました。ただ非常に混沌としていて、もどかしい感じもありました。開会式でアルンダティ・ロイというインドの人気女性作家が、「もしこの闘いに本当に勝ちたいのであれば、みんなが合意できる最低限の目標を一つ定めるべきです。例えばイラクの戦争から利益を得ている企業を2つ指名して世界中にその名を広め、閉鎖させるなど、私たちすべての知恵と経験を集結させて何らかの成果を勝ち取ることが必要です」という趣旨のことを言っていましたが、私も同じように感じました。
  ――岡田さんが関わられたボイコット運動に関するワークショップは如何でしたか?
 昨年3月、イラク戦争前後から各国でボイコット運動を展開している個人やグループがネット上で連携し始めたのですが、その議論の中からWSFでワークショップを開催し、直接顔を合わせて今後の戦略を練ろうということになりました。50人規模で考えていましたが、150人ちかくが参加してくれました。
 なぜボイコットなのか、なぜこういう企業なのかを、まだボイコット運動をやっていない人たちにもわかるように説明し、各国からのスピーカーがいろいろな国ですでに始まっているボイコットの活動事例を紹介しました。そして今後の国際的ネットワークをどうつくっていくかについても具体的な話を進めました。
 ワークショップの最後では自国でキャンペーンの連絡先になりたいという人がたくさん集まりました。アメリカ、ベルギー、オーストラリア、バーレーン、ブラジル、デンマーク、エジプト、ギリシャ、フィンランド、韓国、ネパール、インドなど、これまでのネットワークを加え約25ヵ国に広がりました。
以下、本紙をご覧ください

いずみ

 古賀潤一郎衆院議員のとるに足らないスキャンダル学歴詐称騒動は権力とマスコミをすっかり喜ばせてしまった。福田官房長官は「嘘つきは泥棒の始まり」と、世間は嘘だらけを充分承知しているので今どきのガキすらアホらしくて使わないギャグをとばしてご満悦だ。
 世間の劣情をそそるネタばかりを追いかけるマスコミはありもしない卒業証書をアメリカくんだりまで探しに行ったり、ワイドショータイムに合わせたお涙ちょうだいの古賀議員の三流パフォーマンスを、絶好の視聴率稼ぎとばかりに放映しまくった。
 絶対あるはずのイラクの大量破壊兵器は影も形もないとほかならぬアメリカの調査団長が言明した。ブッシュの戦争の唯一最大の名分は完璧に否定された。これでブッシュの腰巾着口先三寸のわが宰相の居直り迷文句が、またひとつ追加されるであろう。
 陸上自衛隊先遣隊の現地調査報告は、行く前に書かれていたことが共産党議員の国会質問で判明した。存在しないサマワ市評議会の議長が「自衛隊の派遣を歓迎する」と、先遣隊の代表に面談前に言っているのである。共産党議員は偽報告書が外務省と防衛庁の公式文書であることを示したが、石破防衛庁長官はこの公式文書が残っていないので、真贋(しんがん)は確認できないと、見え見えの嘘をついた。そして首相と神崎公明党代表は、この報告書にもとづいて「現地の治安は良好なり」として本隊の派遣を決定した。
 古賀議員の嘘が泥棒の始まりならば、ブッシュ、小泉、神崎、石破らの嘘もしくはペテンは何の始まりだろう。火付け、強盗、殺人の始まりではないか。マスコミは小悪人は寄ってたかってリンチするが、稀代の悪人の前には這いつくばるだけである。今やイラク派兵に反対する全国紙は腰が引けてるとはいえ朝日1紙であり、東京新聞など地方紙数紙が孤軍奮闘している。
 旭川市では派兵応援の黄色いリボン運動が始まった。戦前の隣組の復活である。1人の女性議員がそれに対抗する白いリボン運動を展開している。彼女を孤立させてはならない。

                                                     小寺山康雄 


店・モノ・活動を‘ECOひいき’!!

 ACTの名物コーナー「ECOひいき」に登場してくださるみなさんを募集しています。「ECO」なお店、会社、グッズ、運動、などを是非、ACTで紹介させてください。自薦・他薦は問いません。紹介文は、本紙だけでなく、ACTのウェブサイドにも掲載させていただきます。
 @お店・グループ名 Aお店の紹介や商品説明、活動案内(500字以内) B連絡先(お店などの場合、「行き方」も) C執筆者氏名 D掲載紙送付先・原稿に関する問い合わせ先 ―を明記し、EメールかFAX、もしくは郵便でACT編集部[act@jca.apc.org]までお送りください。地図・写真などを添付していただければ、それも一緒に掲載いたします。(編集部)

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