[HOME]

 act@jca.apc.org

[トピック]
[ACT新聞社の紹介]
[最新号]
[記事検索]
[募集]
[お申し込み]
[“緑”のページ]
[リンク集]


[バックナンバー]ページに戻る


『ACT―市民の政治―』196号(2003年6月23日)

Line Up

  ◆辛口レビュー 市民と市政をつなぐツールに
              江口友子さん(平塚市議会議員)
  ◆CATCH UP  ◆いずみ(編集長コラム)
  ◆200号を迎えるACTにご意見お寄せください
  ◆「ロードマップ」を批判する    岡田剛士(派兵チェック編集委員)
  ◆大停電危機は本当か?    山崎久隆(たんぽぽ舎)
  ◆〈案内〉脱WTO草の根キャンペーン
  ◆[ニュースの焦点]イラク特措法――自衛隊、米軍と一体となった軍事行動へ
  ◆ザ・主張/本紙ウェブサイト「市民派とは何か」に応える
  ◆法談閑談/「万景峰」号入港「中止」に思う
  ◆〈案内〉BIG BROTHER JAPAN2003
  ◆ACT関西企画
    関西サークル紹介 「G-FRONT関西」
    緑の政治ユーザーズガイドA
    リーバイのアメリカ緑事情
  ◆〈案内〉非核・平和条例を考える全国交流集会in神戸
  ◆札幌市長選・山口たかさんのチャレンジ
  ◆東京杉並・住基ネット接続決定す
  ◆Hot Issue in the World(16) WTO・カンクン閣僚会議
  ◆〈案内〉第11回コシャマイン慰霊祭
  ◆住民投票津々浦々[5月1日〜31日]
  ◆徳島知事選で大田氏惜敗
  ◆法談閑談  映画『12人の怒れる男』と『アラバマ物語』を観て
  ◆ECOひいき  神奈川・前川 岩堀
  ◆BOOK Review
     高橋歩&佐藤大吾 プロデュース NPO法人ドットジェイピー 監修
         『オモシロキ コトモナキ世ヲ オモシロク』
     上野英雄 著 『最新 危ない水』
     派兵チェック編集委員会 編 『「国民保護」という戦争法』』
  ◆[ウレセン映画批評] 決定版・ターミネーター
  ◆テレビ丼
  ◆広告(3面) さつき印刷
            『記録』7月号……潟Aストラ
            『創』7月号……創出版           

辛口レビュー

市民と市政をつなぐツールに
 江口 友子さん
(平塚市議会議員)

タウン誌で記事にした声、今度は市政に活かしたい

まちの声を“グチ”に終わらせないため

江口友子
えぐち ともこ
 1975年生まれ。28歳。平塚市公所在住。市内の小学校、中学校、高等学校に学ぶ。女子美術大学卒業後、地元のタウン誌の会社に3年間勤務。同世代の若い人の意見やアイデアが市政に届いていないことから「さまざまな公共施設が揃い、豊かな自然が残る恵まれた環境にある平塚の資源や魅力をフルに活用するためには、若い人たちのアイデアが不可欠。このまちでなら、もっとワクワクできるはず。『ずっと住み続けたいまち』をめざします」と訴え、今年4月の平塚市議会議員選挙に立候補。4908票を得て2位で当選を果たす。公式ウェブサイト→http://www.eguchitomoko.com/index.html【構成:清水直子】

――新しく平塚市議になられて、さっそく平塚のまちづくりに取り組みたいという意欲をお持ちですね。タウン誌の編集をなさっていたそうですが、身近な声――大声で主張はしないけれど、暮らしのなかで感じる違和感についての声など――を耳にされたことでしょう。そのご経験が市議選立候補の動機にもなったのでしょうか。

 タウン誌では丸三年働いていたのですが、仕事の七割くらいは商店を一軒一軒まわる広告の営業で、あとはいわゆる「マチネタ」――まちの話題について書くことでした。
 市内をまわると、商店街の衰退や学校の周りの環境のことなど、いろいろな声を耳にします。平塚で生まれ育ったこともあって、地元の身近なお話を聞くのも好きでしたし、さまざまな職業の人と会い、また地域の中の人と人とのつながりに深くかかわる醍醐味を味わいました。
 ただ、まちなかで耳にする声が、グチで終わってしまことにやりきれなさを感じていました。タウン誌では、それを記事にしよう、と自分なりに伝えてきたつもりですが、立候補の機会をいただいたときに、議員は、市民と市政をつなぐツール、いわば「道具」ですから、自分自身がツールとして、ネットワークを作りながらまちの声を形にしていくのも面白いと思ったんです。
 ――市議選と同時に行われた市長選で、無所属・市民派で平塚市議を四期務められた大藏律子さんが、平塚初、神奈川県内でも二人目の女性市長になられましたね。
 私の立候補のきっかけは、昨年の秋、大藏さんの市民派議員としての立場を引き継いでみないか、というお話があったことです。
 政党には属さず、まちの小さな声を聞き、市民の意見を集約しつつ、自分の意志を持って市政に反映させる市民派議員としての立場を引き継いでみないか、とおっしゃるのでお引き受けしたのです。
 大藏さんが市長選出ることになってから、選挙活動は別々でした。やはり、市長は平塚市役所の社長のようなもので、市議は、その社長を質していく立場にあるわけです。その距離感は意識していたいです。大蔵さんの姿勢には学びつつ、市議として活動したいと思っています。
以下、本紙をご覧ください。

いずみ

 今頃になってイラクに対する「ブッシュの戦争」のインチキが暴かれはじめた。フセインを追放し、イラクを占領して、戦争の最大にして唯一の狙いともいえるイラクの石油を自由に支配できるようになった今、米英のマスコミは「理性」を取り戻したのだ。
 3ヵ月前には彼らは「ブッシュの正義」を称揚し、戦争に反対する米英の市民を非国民よばわりし、欧州の反戦運動を罵倒しまくっていた。そのマスコミが今頃になってブッシュのイラク侵攻に大義はなかったとして「正義の仮面」を被りはじめた。米英のマスコミよ、恥を知れ。
 昨年九月の国連演説でブッシュは武力行使をちらつかせながらイラクに大量破壊兵器(WMD)の破棄を迫ったが、ちょうどそのころ米国防総省の情報局は「その証拠はない」と報告していた。あるいはチェイニー副大統領はCIAに対して、イラクがWMDを保有していると報告するように執拗に圧力をかけていた。
 イギリス政府は昨年9月、諜報機関MI6の報告として「イラク軍は45分以内に生物化学兵器を実戦配備できる」と発表したが、MI6は単一の情報源によるもので十分な裏付けを得られないとし発表に反対していた。
 こうした内部告発は、ワシントン・ポストやBBCが今頃になってやり始め、日本のマスコミが後追い報道している。こうしたことはアラブ系やヨーロッパのジャーナリストはもっと以前から報道していたのに、日本のマスコミはそれを無視してきた。日本からもフリーのジャーナリストや反戦市民がイラクに出かけ米英軍の「誤爆」という名の無差別爆撃による数千人のイラク市民の犠牲を報告し、劣化ウラン弾の非道を告発しているのに、これまた無視してきた。
 小泉首相は、イラクはWMDを保有している。ブッシュを支持するのはWMDの破棄のためと、再三広言してきた。そのことを党首討論で志位共産党委員長に追及されると、「フセインが見つかっていないからフセインは存在しなかったといえるか」と、迷セリフを吐いた。厚顔無恥の極みである。 

                                                     小寺山康雄 


ECOひいき

鮮魚・仕出し 前川 岩堀 (神奈川)
 *未来を見つめる超魚屋*

 はじめまして、こんにちは! 「鮮魚・仕出し 前川岩堀」です。またの名「Super Fish Dealer(超魚屋) 岩堀」は、すぐ目の前が相模湾の小田原市前川で両親・愛妻・私の四人で、小さいながらも元気に!楽しく!魚屋(店売りと行商)をさせていただいております。創業1929年、私で3代目になります。
 当店は、「心体(カラダ)に優しい食とものの提供を通して、人と自然の在りかたをみつめる SFD」をモットーにしております。私が感動した本を店に並べ貸出す“SFD岩堀自由図書”(ゴミ減につながり、共感を広めることができます)、尊敬している他店・友人・活動などを紹介する掲示板(押し付けがましいけど、“人のつながり”は大切)、友人の絵画の個展(作家の心が伝えられたら……)、ときには世間に対する自分の意思を店頭の立て看板に表したりもしています。
 父が長年みせてきてくれた「粋」や「情」、古きよきことを大切にしながらも“魚屋さん”という枠にとらわれず“自分”というものを売っていけたら……。それにはもっと自分自身を磨いていかなければなりません。常に謙虚さをもって足下をみつめ、そして感じたことを“魚屋”を通して表現していきたいです。
 私には5歳になる子どもがいます。私は、こんな世にしたのも私たち、あんな世にするのも私たちだと思います。私には責任があります。子どもたちの未来に……またその未来のために……。
 勇気をもって、今できること! それをしていきたい。
 魚の話をあまりしてませんが、当店は「魚屋」なんで(?)、お時間がある方はホームページをご覧いただければ、とても嬉しいです。こだわりの自家製商品ほか多少魚のことが載っております。

 岩堀 吉久

【連絡先】
 〒256-0813 神奈川県小田原市前川276 TEL0465-43-1801 http://www.iwahori.org/


店・モノ・活動を‘ECOひいき’!!

 ACTの名物コーナー「ECOひいき」に登場してくださるみなさんを募集しています。「ECO」なお店、会社、グッズ、運動、などを是非、ACTで紹介させてください。自薦・他薦は問いません。紹介文は、本紙だけでなく、ACTのウェブサイドにも掲載させていただきます。
 @お店・グループ名 Aお店の紹介や商品説明、活動案内(500字以内) B連絡先(お店などの場合、「行き方」も) C執筆者氏名 D掲載紙送付先・原稿に関する問い合わせ先 ―を明記し、EメールかFAX、もしくは郵便でACT編集部[act@jca.apc.org]までお送りください。地図・写真などを添付していただければ、それも一緒に掲載いたします。(編集部)


[バックナンバー]ページに戻る



[HOME]

 act@jca.apc.org

[トピック]
[ACT新聞社の紹介]
[最新号]
[記事検索]
[募集]
[お申し込み]
[“緑”のページ]
[リンク集]