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『ACT―市民の政治―』131号(2000年10月9日)

Line Up

  ◆辛口レビュー  東京21区・衆院補選に出馬 川田悦子さん
                      (人権アクティビストの会副代表)
  ◆CATCH UP   ◆いずみ(編集長コラム)
  ◆再検証JCO臨界事故(上) 山崎久隆(たんぽぽ舎)
  ◆臨界事故から一年―東海村からの声
                相沢一正(脱原発とうかい塾/東海村議)
  ◆9・30 東海村臨界事故一周年東京集会
  ◆ニュースの焦点 土地収用法改悪
  ◆臨時国会での与党三党の画策
     ―重要法案(公職選挙法改正・斡旋利得罪法・少年法改正ほ        か)の中身
  ◆臓器移植法見直しとは?
          岡本隆吉(脳死・臓器移植に反対する関西市民の会)
  ◆部落解放運動・荊の道はいま(5) 笠松明広(解放新聞編集長)
  ◆介護保険がやってきた(5)
  ◆国労問題Q&A(2)
     当事者が終わらせたいと言ったとき、支援者は?
  ◆グローバル・グリーン憲章を読む  畑山敏夫(佐賀大学教授)
  ◆末端私論 「日本共産党の七中総の意味」
  ◆市民派議員リレートーク(15) 浜田紀代子(北海道恵庭市議)
  ◆ECOひいき
     @大阪・サント・シャペル
     A福岡・ガイアネット九州
  ◆経済ウォッチング(8) 労働力流動化ではミスマッチは解消しない
  ◆欧州短信 石油関連税と緑の党の主張
  ◆BOOK Review
     『リアル国家論』宮台真司ほか著(教育史料出版会)
  ◆広告(3面) 『創』11月号ほか……創出版
           『軍縮』11月号……宇都宮軍縮研究所
           『青い空の記憶』『リアル国家論』ほか
                   ……教育史料出版会
           『水道水フッ素化批判・資料集』ほか
                   ……フッ素を考える新潟連絡会


辛口レビュー

10・22東京21区衆院補選に出馬を決意
川田 悦子さん
(人権アクティビストの会副代表)

もう黙っているのはやめよう
勇気をもって新しい流れを!

日本版「緑の党」をみすえながら

川田悦子さんプロフィール
かわた えつこ 1949年、福島県生まれ。76年、次男の龍平さんが生後6ヵ月で血友病と診断される。86年、龍平さんのHIV感染の告知を受け、翌87年、「血友病の子どもを守る親の会」を結成。93年9月、東京HIV訴訟原告団に参加、のち副代表。96年3月の和解後も薬害エイズの真相究明と医療体制確立等を各地で訴える。97年10月、薬害エイズの枠を越え人権のために主体的に闘う個人や団体とともに行動する「人権アクティビストの会」を結成、現在、副代表。99年5月から『龍平通信Raum(らうむ)』の編集・発行に携わる。著書に『龍平とともに』(岩波書店)、共著に『龍平の未来』(講談社)、『薬害エイズはいま』(かもがわ出版社)等がある。今年9月、東京21区衆院補選に無所属で立候補を決意。
連絡先:川田えつこの会 東京都立川市柴崎町2-10-20
                 TEL 042-548-2050 FAX 042-548-2080
                 http://www.kawada.com
カンパ振込先:郵便振替00100-2-138181「川田えつこの会」 
                                      【9月25日/インタビュー 朝日健太郎/構成 大島正裕】

  ――東京21区衆議院議員補欠選挙への立候補を決意された経緯と、今のお気持ちをお聞かせください。

  9月12日に中村敦夫参議院議員からお電話をいただいて、13日、安部英被告の最終弁論の後の記者会見が終わってから中村さんとお会いしたときに立候補の打診がありました。当選したら仲間として一緒に行動していきましょう、あとは何の条件もありません、ということでした。
 私自身、多くの人が政治に無関心でこんなに投票率が低いということに対して危機感を持っていましたし、私たち親子が薬害の被害に遭ったことも政治の貧困によるものだと思っていましたから、若い人たちにもっと政治に関心を持ってくださいと訴えてきました。それが私の立場でできる有効なやり方でした。
 龍平自身は2年間、ドイツに留学して日本人であることをすごく意識させられるようになったと言います。とくに森首相になってから、とにかく恥ずかしくて仕方がない、政治を変えることが社会を変える早道だということで、教師志望だったのが、今は政治スクールを作りたいという気持ちが強くなっています。
 当初は最低4年、お金と体力が許す限りドイツにいたいと言っていましたが、この10月中旬に留学をうち切って帰ってくる決心をしたのも、自分が動けるうちに政治の場でもっと発言をしていきたいという意志の現れでした。
 そんなときに中村さんからの打診があって、龍平に相談しましたら、僕は被選挙権がないけど母さんはやってみればいい、というような言い方でしたので驚いてしまいました。龍平自身がやりたいと言うなら分かりますが、私にそんなことを言うとは思ってもみなかったからです。それでも、話し合っていくうちに、この立候補要請を積極的に受け止めていこうということになり最終的に決意しました。

 ――今回の補選の特徴は?

 民主党の山本譲司議員が辞職してすぐの補選ですので選挙期間が短くお金もそんなにかからないし(笑)、非常に面白い選挙になるでしょう。
 立候補を決意してすぐ、これまでの運動の経緯やつながりがありますので、社民党と共産党には連絡をしました。その後、共産党の候補者は出馬しないことになりました。私自身は少し複雑な思いですが、共産党がこれまでやったことがないことをやることはいいことだと思っています。
 私がなぜ出馬を決意したかというと、新しい政治の流れをつくっていくことが大事だと思っているからです。政党の公認や推薦がないと選挙に出られないというのではなくて、まったくの無所属でも今の政治のあり方を変えていける可能性が、この21区補選にあると考えています。
 龍平自身が実名を公表するときも、何が起こるか予測がつきませんでしたが、勇気をもって行動を起こしたんですね。すごい反響でした。私自身にとっても、今ここで勇気をもって第一歩を踏み出すことが大事なことで、私のこの行動が、歴史の流れの中で政治の大きな転換点になるのではないかと自負しています。
 結果として私が勝つことができれば、森政権そして永田町政治に衝撃を与えることができる。今後、選挙戦は熾烈になってくるでしょうが、死んでいった被害者、子どもたちのことを思うと絶対に負けられません。

 ――川田さんが掲げる政策と理念は?

  やはり薬害がうみだされた原因である政官財の癒着の構造を断ち切っていきたいですね。政治家はきちんとした理念と倫理観を持たなければなりません。そして薬害エイズが引き起こされた大きな原因は官僚による情報の隠蔽ですから、恣意的な情報の操作や隠蔽をさせない、徹底的な情報公開制度が必要です。
 それから、エイズ予防法立法化の過程で何度も国会に足を運びましたが、審議らしい審議をおこなわずに法律がつくられていく有様をみて、政党間の裏取引とか形式的な議論ではなくて、国会を本当の意味での審議の場にしなければならないと、つくづく感じてきました。少数政党への質問時間の時間配分が少ないのは、本来からいえば逆だと思っています。法案を通したい側の与党が、反対する側の野党の質問時間を徹底的に保障するのが、本当の意味での民主主義ではないでしょうか。
 そして歴史の教訓を忘れないこと。自分が薬害の被害者になってみて、いろんなところを歩いてきました。大阪の能勢、水俣、広島、長崎…。実際は被害は続いているのにさも終わったかのようになっていて、これでいいのだろうかと痛感させられました。自分たちが犯してきたことについて、決して忘れないで、記憶していくということは、とても大事なことです。
 「公害先進国」の日本では、子どもたちの生命が脅かされるひどい状況になっていますので、食の安全もふくめて、環境問題は待ったなしの課題です。私自身、もっともっと取り組んでいかなければならないと思っています。
 また私は憲法第九条が世界に誇りうる本当にすばらしいものだと考えていますので、今の改憲の動きについては非常に警戒しています。この点は、中村敦夫さんとも最初に確認して一致しました。
 新しい流れをつくるという意味で、市民参加の政治と、将来的には日本版「緑の党」的なものをも考えてみれば、と思っています。

 ――最後に全国の『ACT』読者に一言、お願いします

 『ACT』読者は各地で頑張っておられるでしょうが、多くの人が今の政治は変わらないとあきらめてしまっているから、この現状があるのです。私は薬害エイズの運動のなかで、たくさんの若者が自発的な意志で立ち上がり、厚生省に大きな衝撃を与えたのを目の当たりにしました。
 いま私たちは、1人ひとりが自分にできることは何なのかということを考えて、あきらめないで、まず自分が行動を起こすことが大事なんだと思うんです。それが社会を変える第1歩でしょう。
 もう黙っているのはやめよう! 新しい流れをつくりましょう! 勇気を持って! 


いずみ

 日本共産党は第7回中央委員会総会(7中総)で、11月に開かれる第22回党大会の決議案、党規約改定案について討論し、満場一致でそれぞれの提案を採択した。
 決議案、規約改定案とも、これまでの共産党の表向きの主張、行動規範とは大きくずれるものである。それが満場一致で採択されたというのだから、この党の民主集中制は微動だにしていない。
 決議案の最大の目玉は自衛隊を基本的に認めたことである。これまで共産党は自衛権を認めながらも、自衛隊は憲法九条違反であるから認めないとしてきた。それが警察力だけでは対応できない緊急不正の主権侵害がおこったときには、自衛隊の武力発動を認めることにしたわけである。防衛庁長官が歓迎したのも、志位書記局長は「どういうつもりかわからない」と言うが、わかりすぎるほど明確な路線転換である。あわせて天皇制も認めてしまったから、君主制の廃止は事実上棚上げしてしまった。
 規約の前文を削除することによって、社会主義はますますお飾りになってしまった。同時に、「労働者階級の前衛政党」から「国民の党」へ衣替えし、労働者階級を国民の一員に格下げしてしまった。
 唯一絶対前衛主義を放棄することを歓迎しない人はいないだろう。社会主義やその主体的駆動力とされてきた労働者階級について、根本から再定義することに異論はない。それゆえにベルリン新綱領に至るドイツ社民党、左翼民主党に党名変更したイタリア共産党の党内外論議と比して、共産党の議論の貧弱さが目につくのだ。これではせっかく社会民主主義政党に脱皮しようとしているのに、バートゴーデスベルグ綱領の水準をこえられないだろう。「国民の党」にしても、そこにがぎとるのは自衛隊容認も相まって芬々と臭うナショナリズムと国民多数派への阿りである。
 それにしても共産党が川田悦子さんを応援するために、予定候補をおろしたことは快挙である。これこそ、前衛的だといわれるのがお嫌いならば、国民的でなく市民的感性だと評価したい

                                           小寺山康雄


ECOひいき

サント・シャペル (大阪)
 *焼き菓子の店*

 きれいに飾り立てただけのケーキではなく、外見は地味でも味わいの深いケーキをつくりたい。素材のいのちを大切にして、毎日食べて心も体も元気になるケーキをつくろう。そう考えて、パート
ナーと私の2人で始めた小さな店です。国産小麦を100%使用、砂糖は粗製糖、ペーキングパウダーはアルミニウム不使用の安全なもの、ナッツやドライフルーツはすべて認定勇気農産……など材料を吟味して、1つずつ丁寧に手作りしています。スコーン、パウンドケーキ、マフィン、クッキーなど20種類以上の焼菓子が常時店頭に。卵・牛乳を使わないケーキ、小麦粉ではなくカムートという穀物の粉でつくったケーキもあります。バースデーケーキなどの特注ケーキは、ご希望を伺いながら一点ものとしておつくりいたします。
 また、店内には喫茶席もあり、庭に咲く花々を眺めながら、焼きたてのお菓子と有機栽培の紅茶・コーヒー・ハーブティーをお楽しみいただけます。地球の呼吸に寄り添ったシンプルな暮らしというコンセプトで、自然食品・石けん製品・フェアトレード商品も置いてあります。ギフトやご自宅用に全国発送も承っておりますので、遠方の方もどうぞお問い合せください。

弁野 かな子

【連絡先】大阪府枚方市香里ヶ丘8−4−1 TEL/FAX 072-854-2925
【行き方】京阪電車枚方公園駅よりバス5分。バス停「香里ヶ丘5丁目」下車、徒歩5分。

  

ガイアネット九州 (福岡)
 *地球に奏でるしらべを*

 1993年8月に九州で最初の「地球交響曲」(ガイアシンフォニー)の自主上映会を企画。その後、これに感動した人びとによって自主的に成り立った会が「ガイアネット九州」です。
 GAIA(地球)における生命、自然、環境、生活、文化、アートなどあらゆる分野に関して学びの場を創出し、また感動を共有することを目的に活動中です。自主上映会、講演会、音楽会、現地見学会、夜楽塾などをおこなっています。運営は事務局があたり、当会の目的や諸活動に興味、関心のある方ならどなたでも登録会員になれます。
 2000年3月31日までの通信費千円(切手でも可)を添えてお申し込みください。
《振込先》ガイアネット九州《郵便振替口座》01720-0-11205

                                         山本啓湖(代表)

【連絡先】福岡市博多区麦野1−28−44  TEL/FAX 092-574-0331

  


店・モノ・活動を‘ECOひいき’!!

 ACTの名物コーナー「ECOひいき」に登場してくださるみなさんを募集しています。「ECO」なお店、会社、グッズ、運動、などを是非、ACTで紹介させてください。自薦・他薦は問いません。紹介文は、本紙だけでなく、ACTのウェブサイドにも掲載させていただきます。
 @お店・グループ名 Aお店の紹介や商品説明、活動案内(500字以内) B連絡先(お店などの場合、「行き方」も) C執筆者氏名 D掲載紙送付先・原稿に関する問い合わせ先 ―を明記し、EメールかFAX、もしくは郵便でACT編集部[act@jca.apc.org]までお送りください。地図・写真などを添付していただければ、それも一緒に掲載いたします。(編集部)


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