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ざぶとん【座布団】敷いて座るふとん。 |
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布地は木綿、正絹、羽二重、緞子(どんす)、ポリエステルなど多種多様。 合繊は最初はふっくらですが、へたり(薄く固くなること)が大きですが、木綿は最初はへたりがありますが、長持ちするそうです。 寸法は特に決まってはいませんが、生地いったんから十枚とるのが共通点。一見正方形に見えますが、なんと縦の方が少し長いのです。また正面、表裏もあり、正面は縫い目のない方で、裏は縫い目が隠れています。何とも中身が濃い。 |
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座り方に百態。例えば、座らなかったり、座布団の脇に正座することによっても重要な意味がある。居ずまいをただしたり、膝をそろえて正座する。あぐらをかいたり少し膝を崩したりしても、それなりに意味がある。たためば枕、並べれば布団にもなる。座布団一枚で百脚のイスの用をたすといえるんじゃないかな。 ちょっと小さめな小ざぶは玄関先で用います。大型は婚礼用、上客用、還暦祝い用もあります。他にも電話機の下に敷いたりしているおうちもありました。 |
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使う人によって百態が生まれる |
使う人が加わって用の百態が生まれるシステム。風呂敷、和箪笥、和室の活用システムに共通した和の暮らし方といえる。正方形でないところが日本的? (担当:はまお) |