求釈明の補充申立書
沖縄県収用委員会 御中
2004年2月24日
駐留軍用地特措法に基づく使用裁決申請事件について、2003年7月24日付でなした求釈明の申立書を以下のとおり補充する。
記
- 求釈明事項2に関連し、宮城正雄に契約交渉をした施設局の職員の氏名及びその担当部署名を明らかにし、交渉の内容を明らかにしてほしい。
- 岸本名護市長は一坪反戦地主であるが、同人の所有する施設内の土地について、同人と契約交渉をしたことがあるか、同人の所有する土地は、嘉手納いずれの施設内に存するのか。
- −坪反戦地主の長嶺律雄に対して、契約交渉をしなかったのは何故なのか、同人は交渉を求めていたのではないか。
- 提供施設(普天間飛行場)の範囲を決めるのは日米合同委員会か、日米安保委委員会のいずれなのか。
- 求釈明9に関連して
(1)普天間飛行場の概要を明らかにされたい(出典も明示せよ)
(2)一坪共有地は誘導路用地として使用されていると聞いているが、その位置は普天間飛行場のどのあたりか。また、私たちの土地は誘導路用地全体のどのくらいの割合を占めるのか明らかにされたい(出典も明示せよ)。
(3)誘導路の機能・役割を具体的に明らかにされたい。また、その面積も明らかにされたい(出典も明示せよ)。
(4)普天間飛行場に所属している航空機の機種及び機種毎の機数を年度毎に具体的に明らかにされたい(出典も明示せよ)。
(5)普天間飛行場以外の米軍基地、米軍以外の外国軍隊、自衛隊に所属する航空機で、普天間基地に飛来したものの機種及び機数を年度毎に具体的に明らかにされたい(出典も明示せよ)。
(6)普天間飛行場に発着する航空機の飛来元及び飛来先を年度毎に具体的に明らかにされたい(出典も明示せよ)。
(7)1996年の日米合同委員会で嘉手納飛行場及び普天間飛行場の「航空機騒音規制措置」が承認されたが、同措置の運用前と連用後で普天間飛行場から派生する騒音被害はどのように変化したか年度毎に具体的に明らかにされたい(出典も明示せよ)。
(8)普天間飛行場に所属する航空機及び同飛行場を利用する航空機が引き起こした事故等の発生件数及び発生場所について年度毎に明らかにされたい(出典も明示せよ)。
(9)航空機等の洗浄等に使用する薬剤等をはじめとし、普天間飛行場では各種の化学物質が使用されているが、普天間飛行場で過去に使用された化学物質(有害物質)を及び、現在も使用されている化学物質(有害物質)を明らかにせよ。また、それらの物質の管理状況も明らかにせよ(出典も明示せよ)。
(10)普天間基地から派生する騒音被害や環境汚染の状況及びこれに対し、国はどのような対策を講じているのか明らかにされたい(出典も明示せよ)。
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