9/8キャンペーン

 一坪反戦通信 No.78


沖縄県民投票とともに

9/8キャンペーン

渋谷ハチ公前 11時〜15時


 残暑も終りかと思われる陽射しの中、渋谷街頭でパフォーマンスが繰り広げられた。この日、沖縄では県民投票で米軍基地の整理・縮小と「地位協定」の見直しが問われる。「本土」にいて投票はできないが、その背景などを訴えようというウチナンチュと、やはり沖縄にも日本にも米軍基地はいらないというヤマトンチュたちが企画したもの。

 司会は城間めぐみさん(みるくの会)。映画「GAMA」のテーマ曲「月桃の花」の合唱で始まり、仲宗根京子さん(一坪会員)も琉舞を披露。間をぬって、個人や賛同団体からアピ−ルがたくさん寄せられた。

 「米軍基地問題はこれまで、沖縄だけ大変と思われてきた。けれど四月の再定義で日米安保は質的に大転換を遂げたにも拘らず、国民の意思は問われず、さらに民間の空港や港湾を米軍が自由に使えるような内容の、防衛協力指針の見直しが勝手に取引されている。ぜひこの機会に、沖縄問題を日本全体の問題として考えてみようではありませんか!」

 道ゆく人達に意思表示してもらおうと“チバリョ一(ガンバレ)大田知事”の寄書き・「命どう宝」新発行の署名・ピンポン玉投票(殆ど基地撤去に賛成)が用意された。沖縄県人余青年部からはエイサ一出演とアンケートが出され、冷戦構造が終わったのに何故米軍が居座るのか? と問い掛けがあった。

 灼けつくような陽射しのもと、熱心にアンケートに応えている人達の姿がとても印象的で、高校生など若い世代の関心も高い。

 盛り沢山のプログラムは大平師匠率いる敏風会の皆さんによる琉舞、大阪県人会の我謝さんとのエ−ル交換と続き、最後は真南風の垣花暁子さんの三線と民謡で盛り上がりを見せた。実行委員の佐藤さんから、県民投票への意見広告が載った琉球新報・沖縄タイムスも紹介されて、この日のキャンペーン完了。

 さて、道ゆく人達に訴えはどこまで響いたか?ちなみにこの日の結果は、
   アンケート 114枚
   署名 1423名
   カンパ 40466円
 寄書きは実行委員の一ノ瀬さんが県へ持参。


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