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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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第98号(1998年10月31日発行)

沖縄からのメッセージ ビデオとシンポジウム

山内出納長ら県外移設を訴え

東京での集いに五〇〇人が参加

 九月一四日夜、銀座のガスホール(定員三六〇人)で、沖糧県主催の「沖縄からのメッセージ98」という集会(入場無料)が開催された。内容はビデオ「映像で見る沖縄」(約三〇分)と約一時間半のシンポジウムで、会場に入りきれない約五〇〇人が押しかけた。

 この催しは九月八日の福岡を皮切りに、大阪・名古屋と開催されてこの日一四日、東京での集会にこぎ着けたもので、一六日には札幌に移った。

 同様な県主催のキャンペーンは一昨年の九六年六月にも、このガスホールで行われた。その時もせっかく来た人たちが満員で会場には入れなかった。もっと大きな会場を用意すべきだったと、その時も批判の声があがった。しかしなぜか、県の役人はその経験を生かすことなく、同じ会場で同じようにせっかく駆けつけた人たちをすごすごと引き返させるような事態を招いた。


 上映されたビデオは本土から移り住んだ若い女性が、普天間基地の状況や名護でヘリ基地移設反対運軌をしている人たちの想いを聞いて回る構成になっていて、分かり易いものであった。

 シンポジウムはコーディネータ・崎山律子(フリージャーナリスト)と、パネリスト・山内徳信(沖縄県出納長)、前田哲男(東京国際大学教授)、川名紀美(朝日新聞論説委員)の三人の計四人が沖縄の米軍基地問題について語った。

 山内氏は沖縄側の米軍基地縮小に向けてのこれまでの取り組みを淡々と語り、前田氏は本土各地の米軍基地の状況および全く米軍基地と関係のない自治体と沖縄のアンバランスの是正について語った。川名さんは沖縄の女性たちの目覚めと活勒の展開について、同性の立場からの共感をこめて語った。

 山内氏については、県外移設の話に期待が集まっていたが、初めの発言ではほとんどそのことには触れず、発言の二巡目になってやっと米軍基地の県外(本士)移設について語った。同氏は村山内閣の時代、野坂官房長官に「究極的には本土に持って行かざるを得ないのではないか」と談じ込んでおり「いつまでも『自分たちの苦しみを他府県の人たちに味わわせたくはない』などと仏様みたいなことを言ってはいられない」と自信たっぷりに言い放った。

 会場からの発言は、県外移設問題が主に取り上げられた。県外移設を、ハッキリ言えば本土移設を、もっと強く打ち出すべきだという意見と、県外移設はいくら言ってもいいが、本土移設は絶対に言うべきではないという意見が、ともに空を切って飛び交い、両者の間を埋めて一緒に闘えるような議論にはならなかった。

 大阪の会場でパネラーをつとめた中北龍太郎弁護士に会って聞いたところでも、「大阪でも会場から本土移設要求の意見が出されているので、これは切実な間題であり、真剣に考えなければならない」と話していた。

 「安保がそんなに好きなら、負担も平等に!」という大田知事の言い分に去年の米軍用地特措法に賛成した衆参議員と、それらの議員に投票した人たちは、知らん顔。腹の底では「自分さえよければ、他人はどうでもいい」。「沖縄と連帯して闘うぞ!」と気勢を上げてきた人びとも「本土移設では運動にならない」とそっぽを向くこの国が改革(革命?)されるまであと五〇年か、一〇〇年か、あるいは未来永劫にそれは見果てぬ夢か? いつ来るとも知れないその時まで沖縄の米軍基地はそのまま?

 (U)  



神戸空港・住民投棄の会から関東ブロックあてお礼と報告

一九九八年一〇月三日 神戸空港・住民投票の会 事務局長 平田康

 皆様にはお元気でご活躍のことと存じます。

 かねてより私どもの「会」の運動に絶大なご理解とご援助を賜り、厚く感謝致します。また今回は「会」の運動資金としてカンパをお送り頂き、心よりお礼申し上げます。

 取敢えず領収証をお送り致します。

 私どもの運動は、九月二一日までの署名期間中に三五二、七五五名の署名を集め、大成功を収めました。今後はここに示された市民のエネルギーをもとに住民投票条例制定に向けて運動を進めたいと思っております。

 今後とものご協力を心からお願い致します。

 以上、お礼とご報告を申し上げる次第です。