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 第180号(2006年7月28日発行)

辺野古への基地建設を許さな実行委員会 再結集集会報告

 7月1日夕方から、文京区民センターにて、「日米軍事再編と基地強化に異議あり!沖縄・辺野古への基地建設を許さない!7・1集会」を行いました。沖縄から、ヘリ基地反対協の安次富浩さん、基地・軍隊を許さない行動する女達の会の高里鈴代さんに来ていただき、小泉・ブッシュ首脳会談の直後の開催ととてもタイムリーな集まりとなったせいか、予定していた150人をはるかに超える220名以上があつまり、熱気のある集会となりました。

 主催者あいさつとして、戦争に反対する中野共同行動の方から、辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会が「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」へと再立ち上げ(再編?!)となったこと、これからも辺野古実として活動をしていくための第一歩として今日の集会を催したことを報告しました。とても厳しい状況にある韓国・ピョンテク(平澤)から連帯のメッセージ、そしてフォーラム平和・人権・環境と全国労働組合連絡協議会から連帯のあいさつをいただきました。

 沖縄からの訴えは、安次富浩さんはとにかく沖縄の「負担軽減」はまやかしであるということを強調していました。6月に放映されたNHKの日米軍事再編の討論番組の撮影の時に憤慨した話、今もどんどん米軍再編が進んでいるというお話がありました。高里鈴代さんは、改めて中間報告は中間ではなかったこと、米兵による事件は減っていないということを女性の立場から熱くお話下さいました。沖縄からの話、訴えは強く心に響くものだったと思います。

 再び、辺野古実も参加している米軍再編に反対する全国連絡会からも熱い連帯のメッセージをいただき、みんなで書いた檄布を、戦争に協力しないさせない練馬アクションと千葉沖縄県人会の方からメッセージとともに、安次富さんにお渡ししました。きっと今頃は命を守る会の壁を飾っていることでしょう。さいごに「沖縄・辺野古への基地建設を許さない7・1集会宣言」を決議し、沖縄辺野古への、そして全国へのさらなる連帯を確認して集会を閉めました。宣言は7月3日の防衛庁前抗議行動で、防衛庁に手渡しました。

 司会を担当して、辺野古実の再スタートとして、ちょっといい集会となったかなとホッとしています。「最終」合意および閣議決定以後、最初の集会となり、私たちのおかれている状況が「平和」というところから見たとき、とても厳しく不安を駆り立てられるなか、まだまだ頑張るぞと思えました。終わってからの打ち上げも、沖縄からのお二人を囲んで盛りあがりました。辺野古に基地なんか作らせないぞ! 

    (加藤宣子)