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『一坪反戦通信』
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 第171号(2005年9月28日発行)

9・4 交流集会アピール


金城祐治(命を守る会代表)


 今晩は。本当にたくさんお出でいただきましてありがとうございます。

 10年間の思いをしゃべれということですが、おそらく出てこないだろうと思います。しかし、大西さんがおっしゃったように、踏まれても蹴られても路傍の石となって頑張ったことが今日に繋がったものだったと思います。

 ほんの一部の人たちの自分勝手な利益中心主義。多くの人が真面目にせっせと働いて、我々の学校時代は学校も行けなかった、入学金さえなかった、授業料さえ払えなかった。そういう時代を働いて働いて、今の日本を作ったんだというふうに自負をしております。お金と言うものはそんなに今の世の中で大事なものなのか。
この中に、月給13500円だった人手を上げてみてください。いないでしょう。僕の初任給。沖縄でバスの運転手をやりました。本土で働いていた所は、20万か25万取っておりました。沖縄であんな大きなバス乗ってですね、月給が初任給54000円、それから出発でした。おかしいじゃないですか、これ。私たちは33年前に日本復帰をしたわけです。しかし依然として低所得に悩まされ、そして我々の人権というものは完全に無視され、未だに基地のしがらみを背負わせているんじゃないですか。

 日本は世界第二の経済大国だと10年ほど前に豊かさの指数で、新聞社で回答を寄せられた、おそらく東京中心の人たちの思いでしょう、私は今現在どの辺に位置しているのかということを調べた指数がありましたね。私は上の中位いだというのが圧倒的に多かったそうです。それから日本の政治は変わりました。こいつら、働いて働いて金をどんどん貯めやがって、これから吸収していかなければならない。そのためにはまず何をやったか。国鉄の解体、それからNTTの解体、組織労働者、力をつけていくのを非常に恐れた政府はそれをやりました。

 今度また、徹底的なダメージになるであろうと思う郵政民営化、これをやり遂げようと。もう巷では労働者、労働組合そういうものを一切なくなりつつあるでしょう。そういった時に、我々低層者である労働者がどうして、あの権力と闘っていく力があるんですか。

 ですから先ほどから大西さんがおっしゃったように、民衆が一つになってこの運動を作り上げることが大事じゃなかろうかと思います。今の政府は忠犬ハチ公。アメリカに忠犬ハチ公のように尾っぽを振ってついて行く非常に情けない日本になりました。これを正すのはやっぱり国民がしっかり未来をみつめて、現実を知り、じゃあ自分はどういう運動をやりどういうことをやり遂げるのかということを一人一人が持っていかなければならないと思います。

 誰かがやるからやろう、お母ちゃんが言うからあれやる、お父ちゃんが言うからこれやるじゃだめなんです。最近は、おかげさんで若い人たちが辺野古にはせ参じてくれております。意識は大分変わりました。国を動かすのは若い者ですよね。サッカー熱、ヨン様の熱、韓国と日本当時はぎくしゃくしておりましたが、ヨン様ブームです。いずれにしても、若い人が自分たちの考え方をしっかり持っていただいて、後ろにいる若い人たち何で前にこないのかな。

 私は前に、じゃあ私たちはどうしたらいいのかと言われたことがございました。言いましたよね、あの当時来られたお方だったらああそうだなとわかります、ここに大きなパソコンがあるじゃないの、パソコンでやればいいじゃないか、それを全部ニュースにしてお互いの心と心を繋ぎ止める、繋ぐ武器があるじゃないかということを申し上げました。実際、今殆どがパソコンで繋ぎ合った青少年、特に女の子強いね、若い女の子。あの単管で丸3日、もちろん飯は食います、あの24時間体制になったとき、丸3日単管でしがみついていた。

 僕たちは後方守備隊でテント村をしきっておりましたが、毎日毎日、朝早くから色んな問題があり、それを進めていくのに非常に苦しい思いもしました。毎日祈りながら送り出し、そして24時間、ご苦労様、一人一人と手を組んでご苦労さんでしたと、切ない思いとよかったなという思いが、これが500日。つい3日ほど前に500日の会をしました。

 しかし、ちょっと日米両政府の見直し論が出てきたら、「もう辺野古は解決しているのと違うの」と言われたり、そしてまた、ここにおられる皆さんでも、「もう辺野古は大丈夫じゃないの」と言われる方々もおります。しかし、国は一旦手をつけた物は絶対離さない。それだけお金を突っ込んでおるわけですから。つばつけた物には官僚意識丸出しでしょうし。

 悔しいのは、那覇防によく抗議に行くわけです、ここの東京で言っていることと那覇防と同じ、一つも違わない、その繰り返しでした。

 いずれにしてもここまで燃え上がれた力は、絶対に手を緩めてはいけない。最後まで頑張っていこうではありませんか。ありがとうございました。

録音・撮影・編集 編集部I