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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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『一坪反戦通信』
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 第167号(2005年5月28日発行)


 私たちは希望を捨てるわけにはいかない!

〜〜いま、ひとたびの支援・カンパを辺野古へ〜〜


 昨年12月中旬、暴力的に作業を強行する施設局との衝突で5名の仲間たちが相次いで傷つき、病院に送られていきました。2名が気を失い、一名は救急車で搬送されるという異常事態の中で途方にくれていたときに私たちを支えてくれたのが全国の皆様からのカンパによってチャーターされた漁船団でした。10余隻の漁船が応援に駆けつけてくれた時、ヤグラを守っていた仲間たちは歓喜に震えました。各ヤグラから仲間の到着を知らせる無線が興奮と涙に震える声で響き続けたのです。皆様からのカンパが具体的な希望、力となって施設局の強行を止めたのです。そして今も止め続けているのです。激しい攻防の中で仲間たちの船も傷つき続けています。この修理代もカンパでまかなわれています。燃料代やヤグラに届けられる弁当代もカンパでまかなわれています。まずはじめにこれまでの莫大なカンパに対し、辺野古にいる全員から心からのお礼を申し上げます。

 辺野古の攻防は、一年を超え、ついに24時間体制になってしまっています。施設局がプライドをかけて最後の強襲を行なおうとしていることは明らかです。那覇防衛施設局は、「消化試合をしているつもりはない。必ずボーリングを行なう」と断言しました。3月16日のスパット台船の強襲、4月20日の強行。さらに26日の夜間強行作業等。厳しい状態が続いています。辺野古の仲間たちはボロボロになりながらもなお希望を捨てずに頑張っています。希望を捨てるわけにはいかないのです。私たちがあきらめてしまったら、新しい基地によってどれだけの子どもたちが殺されるのか。そのことを思うと、この闘いは何が何でも勝たなければならないのです。新基地建設計画が揺らぎ始めた今こそ、力を緩めてはならないのです。

 今までの体制をどうしても維持する必要があります。現場の私たちは、体を張ります。身を挺してでも作業を阻止します。しかし、そのためにも資金が必要です。少なくない資金がどうしても必要なのです。この行動を維持するための大規模なカンパを今一度お送りいただきますように心からお願い申し上げます。

 度重なるカンパの要請に心を痛めながらもお願いいたします。阻止しきるためにどうしても必要ですので何卒よろしくお願いいたします。

                         2005年5月 ヘリ基地反対協議会 
 

カンパ送り先:ヘリ基地反対協議会
  郵便振替番号:01700-7-66142 加入者名:ヘリ基地反対協議会
  所在地:沖縄県名護市大西5 - 5 - 6  電話:0980-53-6992