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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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『一坪反戦通信』
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 第165号(2005年3月28日発行)

4月16日(土)

=ジュゴンとさんごの海を守ろう=

沖縄に新しい米軍基地はいらない

集会&コンサート


参加と賛同を!


 日本政府は、沖縄の人々の「米軍基地はいらない」の願いを踏みにじり、名護市辺野古沖にジュゴンが棲み、魚の宝庫である美しいサンゴの海を埋め立て、新たに海上基地を作ろうとしています。

 今、辺野古ではボーリング調査に海底掘削作業を許さない闘いが正念場を迎えています。昨年四月一九日から始まった陸上での「非暴力」のこの闘いは、九月以降、熾烈な海上での攻防戦となっています。そして昨年一二月、ついに海人が立ち上がったのです。戦後沖縄の幾多の闘いの中で初めてのことです。防衛施設局側の圧倒的な力による暴力的な言動に抗してカヌー、小型の船での身をていしての命がけの阻止行動で何とか調査をストップさせ続けてきました。が、その闘いは本当に厳しいものでした。それが海人の立ち上がりにより新しい状況が作り出され、現在は那覇防衛施設局を圧倒しています。海上阻止行動は力を得、勇気づけられ、大きく広がり、日本政府、防衛施設局を大きく追い込んでいます。沖縄辺野古の闘いに世界の人々が注目しだしています。米軍基地をなくし新たな基地をつくらせない闘いは大きく前進しつつあります。

 私たち本土においても辺野古の人々への支援運動をさらに拡大し大きな声を作り上げ、この闘いの勝利をより確実なものにしようと四月一六日(土)、上野水上音楽堂で集会を開催します。この集会に多くの人の参加を呼びかけます。と同時にこの集会には多くのお金が必要になります。個人、団体を問わず、「米軍基地はいらない」の気持ちをこめた賛同(一口 一千円)を呼びかけます。この集会をぜひ成功させたいと思います。よろしくお願いいたします。

 主な内容は一部が辺野古現地から平良夏芽さん(平和市民連絡会)が馳せ参じ、現地辺野古の状況をアピール、米軍再編各地(韓国、日本)からのアピール、辺野古座り込みに参加した若者、労働者、市民団体、環境団体からの報告、沖縄選出国会議員の報告。そして二部はガラッと趣向を変え、「沖縄に新しい米軍基地はいらないの声が世界に届け」と沖縄、韓国、日本本土のミュージシャン、エイサー隊、歌舞団などのコンサートでジャンジャカジャンジャンと楽しく元気に、そして時には心に響くよう訴えます。ふるって参加ください。        (佐藤)



(次頁に出演者の紹介・メッセージがあります)