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『一坪反戦通信』
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 第153号(2004年2月28日発行)

二・二二
米軍のイラク派兵糾弾集会


  沖縄・平和市民連絡会の呼びかけにより、二〇〇四年二月二二日午後二時から嘉手納基地第一ゲート前において「米軍のイラク派兵糾弾」緊急集会が行なわれました。緊急の呼びかけにもかかわらず、参加者は約三十名(予想では二十名前後とのことでしたので、まずまずの成果)でした。

 米兵を対象とした英文の「イラク攻撃への参加を止めよう」という趣旨のビラをゲートから出てくる車に配りながら、参加者が次々と「イラク攻撃を止めろ」と訴えました。

 同会代表世話人の平良夏芽氏によると、イラクでは現在、米軍にテロリストと疑われた者を捕らえるために、米軍はその子どもを捕らえて後ろ手に縛った写真を撮り、町中に貼って親に出て来いと脅すのだそうです。参加者からは、「全く旧日本軍と同じやり口、人権無視だ。」との声があがりました。本当に許せない事です。そして、それこそが戦争であり、この「戦争」に直接つながるものが「私たちが生活し、生きてゆく場所・沖縄」に我が物顔で居座っているのです。

 参加した幼い女の子が、「戦争反対!」と大きな声をあげてシュプレヒコールに参加していました。イラクの人びと・子どもたちにも、この子とおなじように声を挙げ米軍に出て行けという権利があるはずです。平和に生きてゆく権利があるはずです。一日も早い、米軍のイラクからの撤退の実現までともにがんばろうと確認して集会を終えました。          (T)