軍用地を生活と生産の場に!
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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『一坪反戦通信』
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 第153号(2004年2月28日発行)


  3月18日の第3回公開審理に参加しよう

 会員のみなさん!

 来る3月18日に、私達の普天間の共有地と反戦地主の土地の強制使用についての公開審理が行われます。

 昨年8月21日の第2回審理で他の反戦地主の土地についての審理も併合され、今回は9基地内の土地についての公開審理です。審理の対象は、普天間飛行場、那覇軍港、伊江島補助飛行場、キャンプハンセン、嘉手納弾薬庫、キャンプシールズ、トリイ通信所、キャンプ端慶覧、陸軍貯油施設の土地。強制使用の手続きの進んでいる嘉手納飛行場、牧港補給地区についても、いずれ今の審理に併合されるだろうといわれています。

 公開審理における闘いは、米軍用地特措法の改悪により、県収用委員会の権限が大きく奪われてしまい、ある意味での限界性はあります。つまりどんなに県収用委員会が却下裁決を下しても那覇防衛施設局が国土交通省に不服審査請求を行ないないながら、損失保証金の供託による6ヶ月ごとの暫定使用を継続し、国土交通省が収用委員会に審理を差し戻せば、収用委員会は前と同じ理由では却下できないことになっており、結局は強制使用の裁決をくださざるをえないことになっています。

 しかし、反戦地主が強制使用の不当性をさまざまな戦術を使って、一般の人々に訴えながら土地の返還を求めていく場としての重要性はいささかも変わっていません。

 いま沖縄では、長きにわたり反戦地主の闘いを支えてきた違憲共闘会議の事務局が一昨年閉鎖されたことにより、公開審理闘争への労組関係の動員が大変きびしい状況が続いています。このような時だからこそ一坪反戦地主が頑張って公開審理闘争の盛り上がりに向けて結集していかなければなりません。

 一坪反戦地主は自らも当事者となり、反戦地主の闘いを支援していこうと結成されました。私たちは今回の審理の当事者でもあります。会員のみなさんが一坪反戦地主になったときの決意をしっかりと思い出していただき、一人でも多くの人が審理に参加されんことを強く訴えたいと思います。なお公開審理の後、反戦地主や辺野古の命を守る会との交流を企画しています。参加を希望される方は事務局までご連絡ください。(事務局連絡先 090-3910-4140)


【沖縄一坪反戦地主会 関東 ブロック 連続学習会】

辺野古の海に巨大海上基地はいらない!
「環境アセスメント/市民アセスってどういうこと?」

護岸構造の調査と言えば環境アセス メントの対象にならない?海底に63カ所もやぐらを組んでボーリングするのに、ちょっと考えられないことですが。で は、この「環境」行政に対抗する市民アセスって?

 3月5日(金)午後6 時30 分開場7時開始
    ・会 場:中野商工会館 3F大会議室(中野駅徒歩8分)
    ・講 師:花輪伸一さん(WWF JAPAN=財団法人世界自然保護基金日本委員会)
    ・資料代:500 円