軍用地を生活と生産の場に!
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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『一坪反戦通信』
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 第143号(2003年2月28日発行)

 二〇〇三年度総会・記念講演

 二月十六日(日)の午後一時三十分より、中野商工会館で、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの二〇〇三年総会と記念講演をおこないました。この日はあいにくの天気で、開始時間になっても集まりが良くありませんでした。

 第一部の総会は、参加した会員の中から議長を選出して始まりました。二〇〇二年度活動報告(三頁)と二〇〇三年度活動方針(五頁)の提起を運営委員がおこまいました。また二〇〇二年度決算報告(六頁)と二〇〇三年度予算(七頁)の提起を会計がおこない、参加者の拍手でそれぞれ承認されました。

 今年は、普天間基地と那覇軍港を皮切りに米軍用地強制使用の公開審理への参加、反戦地主の特措法違憲訴訟上告審に対する最高裁への取り組み、名護や浦添の新基地建設の動きに対する取り組み、そして韓国の反基地闘争に連帯し反戦運動をおこなっていくことなどが強調され、会員の参加と協力を呼びかけました。会員からは、今年は関東ブロック結成二十年であり、結成日の六月二十三日に何かを計画しているのならば、早めに呼びかけてほしいという提案などがあり、今後検討していくことになりました。

 第二部では、「イラクの民衆は今?〜行ってきました!報告します!」と題して、イラク派遣団団長である島田正博さんがイラク派遣の報告をおこないました(次号に掲載予定)。講演会には、中野地域でデモ行進をした人たちも合流し、参加者は約七十名と席がほぼ埋まりました。会場の片隅に展示したイラク現地の様子を写した写真は参加者の注目を集め、報告集も完売し、関心の高さがうかがえました。(I)