軍用地を生活と生産の場に!
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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第137号(2002年6月28日発行)

「故阿波根昌鴻さんを偲ぶ会」
新聞広告掲載への寄付金のお願いについて

「故阿波根昌鴻さんを偲ぶ会」実行委員会(実行委員長・山内徳信)
〒905-0017名護市大中3-9-1自治労北部総支部気付
電話(0980)52-1302/FAX54-3519

 本年も沖縄戦から57年目の夏を迎えました。皆様方におかれましては、ますますご健勝のことお喜び申し上げます。

さて、私達の大先輩で、沖縄の歴史にその名を刻む大先達の阿波根昌鴻さんが、2002年3月21日、101歳をもって逝去されました。

 ご存知の通り、阿波根さんは、外国への移民、未曾有の沖縄戦、戦後の米軍による土地の強制接収、「銃剣とブルドーザー」に抗し、全島に訴える「乞食行進」「島ぐるみの土地闘争」へと発展、復帰後も軍用地契約を拒否、沖縄県民の最前線にあって、常に「平和を創り出す者」として生きてこられました。その寛容さと愚直なまでの生き様は、多くの方々に大きな影響を与えてまいりました。まさに波乱に満ちた生涯を逞し生きぬかれた人生であったと思います。それは沖縄の歩んできた歴史そのものであったと申し上げても過言ではありません。

 この度、阿波根さんと共に闘ってこられました同士の方々、またご友人、そして阿波根さんを知る大勢の方々の間から、是非、阿波根さんを偲び、その意思を受け継いでいく、追悼集会の開催を求める声が上がってまいりました。これを受けて、財団法人「わびあいの里」理事会ではそのことを決定し、実行委員会を組織し、7月29日(月)午後3時より5時、那覇市民会館中ホールにおきまして「故阿波根昌鴻さんを偲ぶ会」を開催する運びとなりました。(会場の都合で平日となりましたことをご了承ください。)

 そして、去る6月9日、財団法人わびあいの里、権利と財産を守る軍用地主会(反戦地主会)および一坪反戦地主会を中心に、有志による「故阿波根昌鴻さんを偲ぶ会」実行委員会をスタートさせ、現在、「偲ぶ会」の成功に向け鋭意努力しているところです。

 「偲ぶ会」については、生前の阿波根さんの思いを体現し、手づくりに徹したいと思っていますが、阿波根さんの生き様を記録にとどめ、その思いを継承していく一つの方法として、沖縄タイムス紙・琉球新報紙(順不同)に「新聞広告」を掲載し、広く沖縄県民にアピールする計画をすすめております。

 しかしながら、広告掲載には280万円の財政的な裏付けが必要です。

 つきましては、厳しい経済情勢の中ではなはだ恐縮ではありますが、ぜひ皆様方のご理解と賛同をいただきたく心よりお願いいたします。

- 記 -

1, 寄付金は、沖縄タイムス・琉球新報(順不同)への新聞広告費に充当します。
2, 新聞掲載は、「偲ぶ会」の前日か当日の朝刊を予定します。
3, 寄付者のご芳名は「広告」には掲載しませんのであらかじめご了承ください。
4, 寄付金は1口1000円とし、複数口も大歓迎いたします。
5, 寄付金の振込み・送付先は下記のとおりです。
    @郵便振替
       口座番号02060-7-4713/加入者名「やんばる反戦基金」
    A郵便書留
       〒905-0017名護市大中3-9-1自治労北部総支部気付
          「故阿波根昌鴻さんを偲ぶ会」実行委員会

「故阿波根昌鴻さんを偲ぶ会」
    2002年7月29日(月)午後3時〜5時
    那覇市民会館・中ホール/会費2000円
     ※友人知人お誘い合わせの上ぜひご参加ください。