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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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第136号(2002年5月28日発行)

【報告】 沖縄から

「復帰」三十周年・
    基地押し付け糾弾緊急集会

      式典会場前で抗議の訴え

 五月十九日に沖縄の宜野湾市にある沖縄コンベンション・センターで「沖縄復帰三十周年記念式典」が政府と県が初めて共催しておこなわれることとなりました。これに対して、平和市民連絡会が座り込みと抗議行動をおこなうことを関東ブロックの五・一五集会で比嘉宏さんが明らかにされたことから、関東ブロックの運営委員二名が参加しました。

 式典前日の十八日の朝から、県庁前広場で座り込みが始まり、わたしたちは午後から合流しました。主催の平和市民連絡会のメンバーをはじめ、一坪反戦地主会の仲間たちが多く参加していました。さらに五月十五日からの浦添ブロックのピース・ウォークや「安保五十年・『復帰』三十年を撃つ沖縄行動」に全国各地から参加している人々も集まっており、約百名近くとなっていました。知花昌一さんのサンシンやまよなかしんやさんの音楽もあり、通行する人たちも立ち止まって聴いている人も多かったです。

 座り込みは夕方まで続き小集会をおこない、デモ行進をしてきた「沖縄行動」の参加者も合流して、牧志公園までデモ行進しました。

 十九日は、式典が午後二時から始まることから、正午に式典会場近くのましき児童公園に集まりました。このときは、約十名も参加した北部ブロックや普天間基地前での金曜集会を開いている女性たち、さらにデモ行進をしてきたグループも合流し、二百名以上の参加となりました。

 主催者あいさつとして平和市民連絡会事務局長の崎原盛秀さんは、「沖縄は構造的差別支配にあります。小泉総理の言っていることは半永久的に基地を固定化することです。アジアへ銃口をつきつけてはなりません。一人一人が本気になって民意をくみ取り、先頭になってたたかえば、有事立法を阻止できます。式典を許さず基地の強化を阻止しよう」と力強く訴えました。司会の城間勝さんも「国家総動員体制の末路が沖縄戦です。沖縄戦を教訓に小泉を撃とう」と訴えました。ヘリ基地反対協の代表委員でもある、北部ブロック代表幹事の安次富浩さんは、「沖縄の現実は何も変わっていません。環境・生活を悪化させただけです。私たちの未来は私たち自身でつくりあげていきましょう」と訴えて、名護の地でも有事法制反対の集会・デモをおこなうことを明らかにしました。

 デモ行進に出発するとすぐに武装した機動隊が並進規制してきました。しかし、まよなかしんやさんの元気のいい音楽もあって元気良く進んでいきました。途中から進み具合が遅いと思ったら、直前に機動隊の指揮車が何やら原稿をマイクで棒読みしながらチンタラ動いているのです。みんなで追い越そうとしたら、今度は公安の警察官が出てきて止めてきたのです。後からわかったのですが、式典の開催時間が午後二時のため、まだ参加者が会場に入ってきているそうで、鉢合わせしないようにワザとデモ行進を遅らせていたようなのです。式典のためにはデモを止める、何のための誰のための式典であるかがこれだけでもわかります。道路を隔てて会場前にきますと、一段と声を大きくあげて抗議の声を上げました。

 今回の行動は、式典を問題にする行動を広く呼びかける動きがなかったことから、緊急に取り組んだそうです。新聞によると式典そのものに沖縄での関心は低かったようで、少人数かもしれませんが、ともにたたかう人たちが集まって訴え、新聞やテレビを通してでも沖縄の人々にたたかうことへの共感が伝わる意義は大きったと感じました。 

      (文=I  写真=平和市民連絡会提供)