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第122号(2001年3月28日発行)

【報告】

  命を守る会 若さと元気
 
 二月二三日の公開審理傍聴を終えて伊江島え向かう二四日、久しぶりで辺野古の命を守る会の寺務所に寄り、嘉陽宗義おじいに話をうかがった。

  • オスプレイを三日三晩、宮城や国会議事堂の上を飛ばせ。そして、基地を引き受けるかどうか、アンケートをとれ。
  • モノレール建設は、駐留米兵の起こす事件・事故から目を逸らさせるものだ。
  • 軍需産業をもうけさせるのが基地建設。
  • ジュゴンの会の会員は、六五〜九八歳。みんな地獄を見てきているから、あなた方には平和に生きて欲しいと思う。
  • 命を守る会は、平和運動の原点。この会がなくなったら、日本の平和運動が潰されると思いがんばっている。
  • 推進派は確かに増えてきているようだが、私たちには、それを上まわる仲間が全国にいっぱいいる。それが支えです。
 
 こんな元気いっぱいの話の後で、いくつかの資料を見せていただいた。その中に、成人式証書というのがあった。えっ?何でここに成人式証書と思って文面を読んだ。こうである。
 


 平成一三年一月一五日、成人の仲間入りしおめでとうございます。
 我々ジュゴンの会会員は、子や孫の命を守り、平和を次の時代に譲るため、毎年心身ともに若返り、相助け合い、日々活動しています。
 この人間として最高の目標を誇りに思い、平和達成の源である各自の健康を大事にし、楽しくがんばろう。

  平成一三年一月十五日

   辺野古ジュゴンの会代表 嘉陽宋義


 この成人式は、今年で三年目。ここに、若さと元気の源があったんだ。少年期の我々は、もっと頭を柔らかくして、運動を楽しまねば、と思って、静かな海辺の「命育む美ら海にヘリ基地はいらない!」と横断幕をかかげた命を守る会の事務所を後にした。   
(O)