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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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第117号(2000年10月28日発行)

巻頭言

 那覇市長選挙の投票日(一一月一二日)が近づいてきています。

 今回の市長選挙にあたり、保守陣営はこれまで那覇革新市政を支持してきた公明党の支持をとりつけ、二年前の知事選挙のように、政府中央や県内の経済団体も総動員し、これまでの最大の体制で那覇革新市政の打倒に向けて活発な選挙活動をすすめています(ちなみに、保守陣営は九二年、九六年と候補者を擁立しきれませんでした)。

 危機感を持った在京の沖縄出身者は、いち早く那覇市長選・堀川美智子市政をめざす会を結成し、支援カンパ活動に取り組み始めましたが、目標額にはなかなか到達しきれず、県出身者の選挙支援活動にもそろそろかげりが見えてきています。

 そのような中で、関東ブロックは、前回の通信で会員・読者のみなさんに支援カンパを呼びかけました。

 選挙支援カンパにしては結構いい反応で、運営委員も喜んでいますが、今回の選挙の持つ重要性からして、まだまだ十分な金額とは言えません。

 那覇市も反戦地主です。一坪反戦地主会の結成の目的は反戦地主を支えていくことにあります。八三年に関東ブロックを結成した頃に「何も活動をしなくても一坪反戦地主でいることが反戦地主を支え、政府に圧力をかけることになる」とよく言われていたことがありましたが、今はそんな悠長なことを言っているときではありません。

 日本政府が総力をあげて那覇市政を打倒しようとしています。今、本土で私たちのできることは唯一支援カンパだけです。

 九五年九月以降の本土における沖縄支援の運動をふり返り、沖縄の闘いへの変わらぬ連帯の思いを支援カンパに託し、現地を大きく激励していきましょう。カンパを送ってない人はもちろん、すでに送った人も再度の支援カンパをお願いします。       
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