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第114号(2000年7月28日発行)

七・二○沖縄嘉手納基地包囲に連帯し、

   厚木基地撤去をめざす神奈川集会


 米軍と自衛隊基地のある神奈川県厚木基地で二○日、沖縄での人間の鎖連帯・厚木基地撤去要求行動がとりくまれ、三五団体三七○○人が参加した。主催は神奈川人権フォーラムなど三団体で、嘉手納基地包囲に連帯して人間の鎖と同時刻に集会開始。嘉手納現地の模様を携帯電話で中継、包囲がつながった時は全員で集会でも手をつないで鎖。

 上空は編隊を組んだファントム戦闘機が繰り返し飛来。「裁判所が見ているところでは決してしないのに!」との発言も。強烈な爆音が続くなかで、厚木基地爆音訴訟反対期成同盟などが強い抗議の意思をこめて発言した。関東ブロックからも連帯発言した。教組・私鉄・自治労などの組合員が多数参加し、集会後は厚木基地に向かって「基地撤去!」のシュプレヒコール。

 強烈な爆音のうえ、強烈な陽射しだったのに沖縄への共感・基地撤去への強い意志からか、ほとんどの参加者が最後までデモに参加した。
     (Y)